#author("2016-08-16T15:32:31+09:00","","") *GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR- [#ld9db767] |ジャンル|対戦型格闘| |メーカー|アークシステムワークス| |ハード|PS4 / PS3| |備考|視力を用いずにプレイとクリアの可能なストーリーモードを搭載 / 振動演出対応| |ダウンロード版入手先|[[PS4版:https://store.playstation.com/#!/ja-jp/%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0/guilty-gear-xrd-revelator-/cid=JP0036-CUSA03882_00-FULLGAME00000000]] [[PS3版:https://store.playstation.com/#!/ja-jp/%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0/guilty-gear-xrd-revelator-/cid=JP0036-NPJB00795_00-GGXRDREVJP000100]]| #contents **概要 [#ed840665] [[GUILTY GEAR Xrd -SIGN->GUILTY GEAR Xrd -SIGN-#body]]の続編に当たる作品。 格闘ゲームとして知られる本作に搭載されるストーリーモードは、これも前作同様全く視力を必要とせずプレイの可能である要素を有する。 本稿ではその詳細、並びに前作との差異について記す。 *初回起動とタイトル画面 [#c7f041b2] 初めて本品を起動すると、システムデータの作成を問われる。丸ボタンにより作成可能。 なお、このシステムデータ作成画面は初回起動時に一度のみ出現するものである。 その作業を終わらせると音声によるタイトルコールと共にBGM再生、タイトルロゴが表示される。 *モードセレクト画面 [#k00cdbb0] 上記タイトル画面で丸ボタンを押すことでモードセレクト画面へ移動する。 仕様はカーソル移動音あり、上下左右循環あり。 上下カーソルを押し続けると端で突き当たる動作あり。 *ストーリーモードの開き方 [#v3612b9e] 上記タイトルメニューから、下 丸 丸 と選択。 *追加シナリオのプレイ方法 [#xafe65a2] 本作は発売後のアップデートでシナリオが追加された。 一度スタッフロールが流れた後で、自動的に続きのシナリオへフォーカスされているので、そのまま 丸 丸 と入力することで続きの内容を楽しめる。 跡でこの箇所へカーソルを合わせるのは困難であるため、この場面でのCONTINUEが推奨される。 **本作で視力を用いず利用可能である要素 [#s5ec0cc2] +ストーリーを2回目以後開くと、縦2列のUIへ到着。左側がセーブデータ、右側がシナリオチャート~ 左上端には章間で入る任意セーブが自動で上書きされ、その下に手動セーブが残る仕様。右列のシナリオ一覧は下のものほど未来の時系列で並んでいる +ストーリーはオートプレイであり、自動的に進行する。 +OPTIONボタン(PS3版はスタートボタン)を押すことでメニューが出現。~ 項目が縦に並んでおり、上からシーンスキップ、セーブ ロードと続く。方向キーの上もしくは下を押し続けた際、上端、下端でカーソルが突き当たるため、メニューの選択を視力に寄らず行いやすい構造となっている。 +セーブデータの一覧画面では最上段には書き込むことができない(システムが予約しているため)~ 手動セーブの際は上から2番目以下を選び、確認ダイアログに「はい」を選ぶ(上側)~ なお、本作内の「はい」「いいえ」を問うダイアログは全て上側が「はい」となる。 +OPTIONボタン(PS3ではスタートボタン)を押し、下を4回押してから丸ボタンを押すと環境設定画面が現れる。~ ここで下を2回押すとBGMボリューム、その下がボイスボリューム、その下が効果音ボリューム(システムSE兼用)、それぞれ左右で音量を調整し、端で突き当たる。 環境設定ではまずボイスボリュームを最大とし、その上で他の設定を調整することで最低限の台詞の聞き逃しを避けることが可能。 ***ストーリーモードプレイ中、章の間に自動的に挿入されるセーブ確認ダイアログについて [#kd4f1241] 物語を読み進めると、節目節目に途中経過の保存確認画面が現れる。 ここでは 丸 上 丸 と入力することでデータがセーブされ、次のシナリオへ進むことが可能。 手動セーブを行わなかった場合、次にプレイを再会するときはこのセーブポイントからのスタートとなる。 **聴覚を用いないプレイの可能性 [#v835a85d] 本作にも前作同様、台詞に字幕があるため、聴覚を一切使わないプレイが叶う可能性あり。 **総評 [#m4e0ef9b] 前作の仕様がほぼ踏襲されたことで、大変少ない学習コストでプレイを楽しめる意味において、安心して購入可能な続編タイトルと言える本作。 ゲームシステムではなく広範なモード実装により視覚障害が解決された本作は、そのシナリオも読み応えあるSF人情物語であり、明かされる真相を含め、前作と合わせて楽しめるタイトルである。 実装されたアクセシビリティの充溢する本作ストーリーモードのシステムは、視力障害の有無にかかわらないプレイを自然と実現したのみならず、その実現を、訴求対象を視覚障害とターゲティングせずに自然と生じた大変意義深い作品である。