#author("2017-06-16T18:56:40+09:00","","")
*ファイアーエムブレム Echoes もう一人の英雄王[#mb0fe0db]
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|ジャンル|[[シミュレーションRPG>RPG#SRPGy]]|
|対応機種|[[3DS>3DS#body]]|
|開発元|[[インテリジェントシステムズ]]|
|発売元|任天堂|
|発売日|2017年4月20日|
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アクセシビリティ情報簡易表記
+イベントシーンフルボイス。町や拠点でのNPCとの会話までボイスあり。
+趣味レーション部分は号令コマンドによるオートでの戦闘が可能。
+ダンジョン内は3dフィールドでのキャラ操作が必要。ストーリー進行上、避けられない部分あり、視力必須。
+町や拠点での移動はコマンド選択式。脳内でのマッピングが容易。
+カーソル移動音 あり。端で突き当たる仕様。
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#contents
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**概要 [#g52dc08a]
本作は1992年に発売されたファイアーエンブレム外電のリメイク作品。イベントシーンがフルボイス化され、ゲームシステムも現代風にアレンジされている。

敵味方が交互に自軍ユニット((将棋・チェスでいう『駒』に相当))をマス目で区切られたマップ上で動かし、索敵と戦闘を繰り返し、自軍の勝利を目指すシミュレーションRPGであるが、4つの号令コマンドを駆使することにより、オートで戦闘を行うことが可能。

シュミレーションパートの勝利条件がほとんどの戦闘で敵の全滅ということもあって、オートでクリアもさほど困難ではない。つまり視力なしでクリアしていくことも可能。

メニュー選択時のカーソル移動音あり、端で突き当たる仕様。はいいいえの選択の際は上がはい、下がいいえ。
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**タイトル画面 [#ad3b8885]
ゲームを起動後、ムービーが再生されタイトル画面に移動。スタートボタンまたはAボタンでメニューを表示。

移動は方向キー、決定はAボタン。初期カーソル位置は続きからにフォーカス。初回起動時は初めからが選択される。

初めからを選択するとゲームの初期設定を行う。ここは開始後変更できないので注意。

まず、難易度選択、上がノーマル、下がハード。

次に戦闘モードの設定。上がカジュアル、下がクラシック。カジュアルは戦闘で自キャラが死亡しても撤退扱いになり、次の戦闘で復活する。クラシックは歴代FEのように一度戦闘で死亡すると復活できない。ただし、ゲーム内で復活の井戸などを利用すれば復活できないことはない。

最後に任天堂にユーザー情報を送信するかどうかと、お知らせを受け取るかどうかの設定。どちらも3DS本体がインターネットに接続している必要あり。
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**号令コマンドについて [#ha6b2a1a]
シュミレーションパートにおける戦闘時、以下の4つの号令コマンドを使用することによりオートでの戦闘を行うことが可能。

全力 全力で敵を攻撃する。

遊撃 現在できる行動で最も最適な行動を行う。

集合 主人公の周りに集合する。

後退 敵との距離を取り待機する。

これらのコマンドは行動を決定していないキャラに反映される。手動で行動しているキャラは含まれない。

全体のバランスを考えると、遊撃が最も適した動きを取ると言える。シスターや聖女などは回復もやってくれる。
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**号令コマンドの捜査について [#f0624fe9]
号令コマンドを実行するには以下のように行う。

戦闘が始まったら、カーソルキーを上下左右どの方向でもいいので、何度か押す。これによりキャラ選択を外すことになる。

Aボタンを押し、メニューを出す。上から2番目の項目、ミラの歯車を手に入れてからは3番目の項目を選択する。

すると、下画面に上記4つのコマンドが出現。初期カーソルは全力にフォーカス。右が遊撃。下が後退、右下で集合をそれぞれ実行できる。
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***移動について [#o58db890]
本作の移動は大きく分けて4つ存在する。

町や拠点 話す、調べる、移動などのコマンドを選択することによって実行される。移動先は上下左右ある場合があるので注意が必要。町から出る場合は確認ダイアログが出現。

マップ aボタンでキャラを選択し、カーソルで移動する。敵ユニットや町などに当たる場合は確認ダイアログが出現。移動すると足音がするのでマッピング可能。

戦闘 aボタンでキャラを選択、カーソルで行える。上記号令コマンドを使用する場合は自動で行われる。

ダンジョン 3Dフィールドをスライドパットを利用して移動。スライドパットの左右入力で方向転換できる。Aボタンで坪や樽を壊してアイテムを入手。敵オブジェクトに接触すると戦闘に入る。ステレオ音響。
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***視力必須と思われる部分について [#qa518113]
筆者がプレイした状況でどうしても視力必須でクリアに困難が生まれそうな点をいくつか挙げておく。なお、視力なしで4章まで到達できた。物語は5章構成。

町や拠点での調べるコマンド 調べるを選択するとフリーカーソルモードになり、特定のオブジェクトをクリックしてアイテムなどを入手する。1章の南の砦で仲間を牢屋から救出する際、床に落ちているカギを拾い、牢屋から救出する。カギは画面の右下のほう、牢屋は調べるコマンド実行時の初期位置にある。それぞれ確認メッセージが表示されるので慣れればそれほど困難ではない。

ダンジョンでの移動 このゲーム一番の難点。3Dフィールドを移動するのだが、操作しにくいスライドパットを利用しなくてはならないことに加え、通過しないとストーリーが進行しないところもあり苦労するかもしれない。1章の解放軍のアジトなど。

クラスチェンジ 各キャラは一定のレベルになると上位クラスにチェンジできるのだが、ミラ神像で行うことになる。このミラ神像はダンジョン内にありたどり着くのに結構な労力を使う。ただ、アルム軍は初期のダンジョン、盗賊の祠がわりとわかりやすい構造をしている。セリカ軍については神殿や修道院など施設にミラ神像があるので慣れれば容易である。
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***環境設定 [#w5f79a85]
メニューを表示し、マップ時、戦闘時は下から2番目の項目、拠点では一番下の項目を選択することで環境設定が行える。詳細は以下の通り、上下で項目選択、左右で設定する。

戦闘アニメ オフ オン 字ユニット 字ターン

補助アニメ オフ オン 自ターン

戦闘予測タイプ 標準 簡易

ゲームスピード 速い 普通

AIのスキップ オフ オン

自動ターン終了 オフ オン

自動カーソル オン オフ

HPゲージ オン オフ

グリット オフ オン

カメラの左右回転 ノーマル リバース

カメラの上下回転 ノーマル リバース

BGM音量 右ほど高い

SE音量 右ほど高い

システムSE音量 右ほど高い

ボイス音量 右ほど高い。

会話自動送り オフ オン

スピーカーモード オン オフ
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***セーブについて [#weeee417]
本作のセーブは戦闘終了時、またはマップ画面でXボタンを押してメニューを出し、下から3番目の項目を選択することにより行える。

セーブ画面は3つのスロットから選択して行う。スロットを選択すると確認ダイアログが出る。
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**身支度におけるお任せ設定について [#x95b2e83]
本作のアイテムはひとつだけ各キャラに持たせることができる。入手したアイテムは戦闘中であれば手に入れたキャラがすでにアイテムを持っている場合は道具袋に収納することになる。

アイテムを持たせる場合、メニューから身支度を選択する。メニュー一覧画面の上から2番目の項目が身支度。

キャラ一覧が表示される。該当キャラを選びAボタンを押す。

上から3番目の項目、お任せを選択すると、今のクラスや持ち物から自動でアイテムを選別してくれる。
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**鍛冶について [#p3b35db7]
3章から手に入れた武器を金貨や銀貨を支払うことで精錬することができる。精錬していくと段階に応じて武器もグレードアップしていく。例 鉄の剣→矢印鋼の剣→矢印銀の剣→矢印勇者の剣→矢印レイピア。

鍛冶屋は3章以降の村にある。入るとBGMが変わり話しかけるとボイスがあるのでわかると思う。鍛冶屋でのメニューは以下の通り。

武器を精錬する

名を刻む

名を消す

換金する

両替する

精錬するを選ぶと所持している武器が一覧で並ぶ。武器を選択すると強化する項目に移る。下の項目ほどより強く強化される。

武器が次の段階に進化した際、名を刻むかどうかのダイアログが出現。ここは少し特殊なのでキャンセルすることをお勧めする。

換金するを選ぶと所持アイテム一覧が並ぶ。アイテムを選び銀貨に換金することができる。この一覧画面は全てのアイテムが並んでいるので間違えて武器を売ってしまわないように注意が必要。

両替するを選ぶと二つの項目が並ぶ。銀貨を金貨に交換すると金貨を銀貨に交換する。

金貨に両替する場合、銀貨500枚で金貨1枚と交換できる。銀貨に交換する場合金貨1枚と銀貨100枚を交換する。後者のほうが間違いなく損してるので注意。
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**ダンジョンから脱出したい時は [#p64dd1ea]
もし、ダンジョン内で現在地がわからなくなり脱出したい場合は、Xボタンを押し、メニューを表示する。

1番下の項目、離脱を選択。キャラ一覧が表示されるので1番上の主人公を選択すると、全員ダンジョンから脱出できる。
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**総評 [#b61f2fec]
イベントシーンがフルボイスということだが、名前のない村人にもボイスがあることからかなり力を入れたリメイク作品といえる。

SRPGにしては戦闘がスムーズでさほどストレスは感じなかった。メニューに高速モードなどもあるようなので利用すればかなりさくさく動くように思える。

本記事では視力なしでのプレイを想定し、最低限の項目のみ記載した。詳しい情報は攻略サイトなどを参考にされることをお勧めする。
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