#author("2016-09-15T08:46:05+09:00","","") |ゲーム名 ジャンケンピエロ| |メーカー タイトー| |ジャンル 音声アーケードゲーム| ハード 業務用ゲーム機| |発売時期 1976年頃| 当時の温泉施設やボウリング場などのリゾート施設に配置されていた、当時としては画期的な音声アーケードゲームである。 ゲームの画面(窓)の中には、 あらかじめ、ジャンケンのポーズをするピエロの人形がセットされている。 100円を入れてゲームをスタートすると、 人形が左右からカーテンで覆われ、 「証城寺のたぬきばやし」の前奏部分が繰り返し再生される。 音が止んだタイミングで、本体に設置されたグー、チョキ、パーの三つのボタンのどれかを押すと、 カーテンが開き、 いずれかのポーズをする人形の姿が現れ、 勝敗によって、「ぼくの勝ちだー」、「ぼくの負けだー」、「あいこでしょ」と しゃべる。 「ぼくの負けだー」を4回言わせると、 ブザー音50ヘルツ(西エリアは60ヘルツ)が鳴って、本体下側の取り出し口に景品(お菓子など)が落ちてくる。 「ぼくの勝ちだー」を2回言わせてしまうと、ゲームオーバーとなる。 なお、ピエロのしゃべりには、実際の声優による肉声が使用された。 「ゲーム機がしゃべる」という、当時はなかった画期的な技術により、子供を中心に人気を博した。 また、上記のような内容から、視覚障害の影響なくプレーが可能であったため、筆者もよく遊んだものである。