#author("2016-09-20T08:05:15+09:00","","")
ゲーム名 Simon Swipe Game(サイモンスワイプゲーム) 
#author("2022-01-22T13:03:55+09:00","","")
*Simon Swipe Game(サイモンスワイプゲーム)  [#re688e92]
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|~ジャンル|メモリーアクションゲーム |
|~ハード|[[本体内蔵電子ゲーム>おもちゃ・ホビー・アナログゲーム#body]]|
|~メーカー|Hasbro(ハズブロ)|
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#contents
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**概要 [#n5c23b2c]

メーカー Hasbro 
1978年に発売された電子ゲーム、「simon」は、全ての記憶系電子ゲームの基礎を築き上げたと同時に、視力または聴力の不自由な人であっても、障害を気にすることなく共に遊びを楽しむことのできる玩具の草分け的存在として、世界的に知られる玩具である。

オフィシャル動画
年齢や国籍、性別などを問わず、40年余りにわたり広く親しまれてきた。

https://m.youtube.com/watch?v=pnQUPBJjfRI
それぞれ異なる固有の音程のビープ音を持つ4つの光るボタンの光った順を記憶し、その通りにボタンを押す。
正解すると次の問題では、前に正解した問題の後に光を1つ追加したものが出題され、徐々に記憶量が増す。

これまでに多種多様のモデルが発売され続け、最近では技術の進歩によりタッチパネル化され光ったランプの順番のみならず光の動きの記憶を求める内容のバージョンが主流となりつつあるが、障害を気にせずに遊べる環境は引き継がれている。

ハード 本体内蔵電子ゲーム
「Simon Swipe」はタッチパネル式となった最初のシリーズであり、光るボタンに触れることでプレイを行うと同時に、スワイプアクションの記憶も求められる。

ジャンル メモリーアクションゲーム 
**形状 [#u08c4c85]
-本体は車のハンドルのような形をしており片手で持つか平面に置いてプレイする。((ゴム足が付いていないのでテーブル上でプレイする場合はマウスパッドなど滑り止めとなるものの利用を推奨))

**目次 [#e7071153]
ハンドル中央のクラクションに当たる部分に、スピーカーとスタートボタンがある。
この内スピーカーが手前側に来るように設置する。

#contents
ハンドルの縁に当たる部分に光るタッチパネル式パッドが配置されており、これに触れることによってゲームをプレイする。

*概要 [#n5c23b2c]
1978年に現在のHasbro社から発売され、その後の電子記憶力ゲームの原点となった「Simon」の進化版として、2014年に発売された。
パッド配置は時計の12時を起点に
-0~3時が赤(音程はミ)
-3~6時が青(音程は低いソ)
-7~9時が黄(音程はド)
-9~0時が緑(音程は高いソ)

Simonは、4つの光るボタンに割り当てられた、異なった音程のブザー音と、光の色を記憶し、出題通りの順に基づいて、ボタンを操作する。
となる。

正解すると、前回の問題の後に光るボタンが一つずつ増え、徐々に長くなっていく。
-更に上記それぞれのパッドの中央を境に1と2のエリアが区分される。時計の数字の若い側がエリア1となる。

「Simon Swipe」は、光るボタンがタッチパネルに進化し、光った位置だけではなく、動作の記憶も求められる。
ハンドルのクラクション部分の裏側に電池蓋があり、細いサイズのプラスドライバーを使って開けることができる。
なお使用電池は、単3アルカリ乾電池が3本で、エネループ等充電池なども使用可能である。

*本体の形状 [#u08c4c85]
電池蓋の上側にハイスコアデータのリセットスイッチがあり、ペン先などで押すとハイスコアデータと、レベルモードのクリアデータがリセットされる。

-本体は、車のハンドルのような形をしており、片手で持つか、平面に置いてプレー。
なお、ゴム足が付いていないので、テーブルに置いて遊ぶ場合は、マウスパッドなど、滑り止めとなるものを用意するとよい。
-パッドの配置は、時計の12時を起点に、0~3時までが赤(音程は、ミ)、3~6時が青(低いソ)、7~9時が黄(ド)、9~0時が緑(高井ソ)となっている。
-更にそれぞれのパッドの中央を境に、1と2のエリアに区分されている。時計の数字の若い側が、エリア1である。
電池蓋の下側には、トライミーモードと一般のゲームモードとを切り替えるスライドスイッチがあり、左がトライミー、右がゲームモードとなる。
工場出荷時は左側のトライミーモードになっている。

***起動 [#mcb3a476]
ハンドル中央のスタートボタンを押すと短いチャイム音と共に本体が起動する。
また起動後スタートボタンを押す度に音量が変化する。
ゲームモードでは15秒間、トライミーモードでは10秒間、何も操作が行われないと、効果音がして電源が切れる。

***アクション [#n965a7c3]
ゲーム中アクションには大きく分けて以下の3種類がある。

*遊び方 [#n965a7c3]
+タップ(触れる) -- 光ったパッドのエリア1に触れる。エリア2に触れると不正解となるので注意。
+スワイプ(なぞる) -- 時計回りに走る光の動きに従いパッド上を指先でなぞる
+ユーターン(往復する) -- 光の動きに従いスワイプ後起点まで折り返す。((いかなる動作の場合も最初にエリア1に触れなければならない。またスワイプの終点は必ずエリア2となる。))

-ハンドルの持ち手に当たる大きな円形をした部分に沿って配置された四つのタッチパネル式パッドを、サウンドと光の指示に従って操作していく。
動作ごとに出題音が異なるため、視覚を用いずに判別可能である。

-動作には、以下の3種類がある。
また「スワイプ」「ユーターン」では1~4つのパッド間を滑るアクションがあり、その距離の違いもサウンドにより判別可能である。

-タップ(触れる) -- 光ったパッドのエリア1に触れる。
***ゲームモード [#jbd84c52]
ゲームモードでは以下の4種類のモードを楽しむことができる。
電源投入後、該当する色のパッドをダブルタップすることでスタートとなる。
また、どのモードでもゲームオーバーすると電源投入直後のモード選択画面の状態に戻る。

-スワイプ(なぞる) -- 時計回りに走る光の動きに従って、パッド上を指でなぞる、
+赤モード:レベルスモード。3から9問を記憶し16レベルの難度をクリアする。このモードのみ、ゲーム開始時の操作が異なるため後述する。また、仮にミスしたとしても後述する操作にていつでもコンティニューが可能であるが、ゲームオーバー時の得点はコンティニュー後の正解数が対象となる。
+青モード:エクストリームモード。全アクションを含めた記憶力を競う。
+黄モード:クラシックモード。タップのみで記憶力を競う。なお、前述のとおり、各パッドのエリア1にタップしないと不正解となる。
+緑モード:パーティモード。複数人で協力プレイを行う。全てのプレイヤーが1問ずつ回答し、正解したら音楽が鳴り終わるまでに隣のプレイヤーに本体を回していく。

-ユーターン(往復する) -- 光の動きに従って、スワイプ後、起点まで折り返す
出題内容、ゲームオーバー時のスコア、レベルスゲームにおけるステージ解禁状況、モード毎のハイスコアをサウンドによって確認可能。
ハイスコア確認にはスタートボタンを長押しする。

-なお、いかなる動作の場合であっても、最初にエリア1に触れなければならない。また、スワイプの終点は、必ずエリア2となる。
**レベルスモードのスタート操作 [#nef80188]
+電源を入れる。赤パッドが点灯し、「レベルスモード」が選択されている状態となる。
+そのまま赤パッドをシングルタップすると、レベル1から8までの解禁状況が各エリアライトの光とビープ音の鳴る回数によって表示される。レベル8まで解禁されていると、ビープ音8回とともに8個ある全てのエリアライトが光る。
+ここで、プレイしたいレベルを選ぶ。レベル1は赤1、レベル2は赤2の順で、レベル8は緑2をタップする。エリアライトが点灯していないレベルは未解禁レベルのため遊ぶことはできない。
+レベル9以上が解禁されている場合は、赤1と緑2を同時にタップすると、レベル9から16の解禁状況が知らされる。レベル9は赤1、レベル10は赤2の順で、レベル16は、緑2となる。

-動作ごとに出題音が異なるので、サウンドに注意。
***トライミーモードについて [#r023161c]
本体裏スイッチを切り替えることで遊べるスコアアタックモードで、16ステージ、63問をノーミスで連続クリアすることを目的とする。
このモードでは、ミスした時点で完全ゲームオーバー、コンティニュー機能も使えない。
ステージの構成は、ステージ1が3問、それ以後は4問ずつのステージが続く。
なお、このモードで出題されるアクションは、タップ、3パッドまでのスワイプ、2パッドのユーターンのみに限られる。

-また、「スワイプ」、「ユーターン」では、1~4つのパッド間を滑らせる直通動作があり、手を滑らせる距離の違いもサウンドによって認識可能。
レベルスモードの後半ステージよりは幾分簡略化され、基本的な内容を問う内容となっている。
16ステージ連続クリアに成功すると、完全クリアを知らせるファンファーレが鳴ってゲームオーバーとなる。

**遊べるモード [#jbd84c52]
また、このモードでは電源投入後、赤パッドかスタートボタンを押すとゲームスタートとなるため、ボリューム調整ができないので注意されたい。

-三つから九つの動作を記憶して、16のステージをクリアしていく、「アンロックモード」、
**入手方法 [#r53d773e]
本製品はすでに廃盤となっており、国内玩具店での販売も行われなかったため入手が困難となってきているが、ネット通販などで入手できる場合もある。

-全ての動作を含めた記憶力を競う「インターミディアムモード」、
**サイモンエアーの登場 [#vd605577]
Simon Swipeの後継として2016年に[[サイモンエアー>サイモンエアー#body]]がHasbro社より発売され、国内でも同年10月20日にタカラトミーより3,500円で発売されていたことがある。
ハンズフリー(手をかざす)アクションが基本であるがパッドに触れてもミスにならないことから、サイモンスワイプと同様の遊び方が可能なため、視覚に頼らずスコアアタックにチャレンジできる製品である。
なお、サイモンエアーも既に一般流通での販売を終了したが、ネットではまだまだ購入が可能である。
「サイモンスワイプ」の入手に苦労される場合、「サイモンエアー」の購入も検討されたい。
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**コメントフォーム [#h6f947be]
#pcomment
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**投票フォーム [#h4c98327]
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-タップのみで記憶力を競う「クラシックモード」、

-二人で協力プレーを行うパーティモード、

-さらに本体裏側のスイッチを切り替えることで、レベルクリア型の練習モード、「トライミーモード」を遊ぶことができる。

-ゲーム中の出題は元より、ゲームオーバー時の得点、アンロックモードにおける解禁状況、モードごとのハイスコアの確認に至るまで、サウンドによってガイダンスする。

**販売状況 [#r53d773e]

-国内の玩具店では、2016年9月現在販売されていない。

-なお、同年に、Simonの新バージョン、(Simon Air)が、Hasbroから発売されており、国内でも同年10月よりタカラトミーより発売される予定であるが、ハンズフリープレイ(手をかざす)でのプレイとなっているため、購入を考える際は、販売店などで実機を体験させてもらった上で、購入されたい。


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