#author("2016-12-22T18:37:29+09:00","","")
#author("2017-01-07T19:10:42+09:00","","")
*ゲームロボット九 [#qdeedc59]
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|メーカー|タカトクトイス|
|ジャンル|ブレインゲーム|
|ハード|本体内蔵電子ゲーム|
|発売時期|1980年初頭|
|ハード|[[本体内蔵電子ゲーム>おもちゃ・ホビー・アナログゲーム#body]]|
|メーカー|タカトクトイス|
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#contents
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**概要 [#q9d164e3]
ゲームロボット九は1980年にタカトクトイスより発売されたブレイン系電子ゲームである。

 ゲームロボット九は、1980年にタカトクトイスによって発売された、ブレイン系電子ゲームである。
1台1ゲームがポピュラーであった時代に9種のゲームで楽しめる点、またそれまでの電子ゲームにはなかったボタンの光の動きから様々なものを創造しつつプレイする要素が仕様として特筆された。

1台1ゲームというのが当たり前だったこの時代にあって、「1台で9種類」ものゲームで楽しめるということ、またそれまでの電子ゲームにはなかった「ボタンの光の動きから様々なものを創造しながら遊ぶ」という手法の斬新さも重なって、1980年前半に大ヒットを飛ばした。
特に点じビンゴカードをリリースする「ハナヤマ」より「ゲームロボット」の復刻版となる「ゲームロボット21」が2005年に発売されその後2014年までに4機種が製造されている。

その後も、さまざまなメーカーから類似のゲーム機がたびたび発売された。
原作である「ゲームロボット九」では視覚に頼らずに遊べるゲームが6種含まれる。

特に、点じビンゴカードでおなじみの「ハナヤマ」によって「ゲームロボット」の復刻版となる「ゲームロボット21」が2005年に発売され、その後2014年までに4機種が製造されている。

 原作の「ゲームロボット九」では、視覚に頼らずに遊べるゲームが6種類含まれており、当時の視覚障害児の中にも所持している者がいた。

2013年にハナヤマから発売された「ゲームロボット50」で採用された数字ガイダンス音によって、原作に含まれていたほぼすべてのゲームを、視力に頼らず遊べるようになった。

それでも、やはり原作を遊んでみたいという方のために、簡単にその使い方を記しておく。

なお、筆者も、このゲームロボット九を所持していた視覚障害児の一人であったが、35年以上前の記憶を元に執筆するために、誤りの記述があるかもしれないので、訂正をお願いいたします。
2013年にハナヤマから発売された「ゲームロボット50」で採用された数字ガイダンス音によって原作に含まれていたほぼすべてのゲームを視力に頼らず遊べるようになった。
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**本体形状と各部の使い方。 [#c0226f09]
**本体形状と各部の使い方 [#c0226f09]
本体は大きな電卓のような形をしており奥側が盛り上がっている。この部分はロボットの頭をイメージしており正面には目のようなイラストが施されている。この部分のてっぺんにスピーカーがある。

 本体は、大きな電卓のような形をしており、奥側が、盛り上がっている。この部分は、ロボットの頭をイメージしており、正面には目のようなイラストが施されている。この部分のてっぺんに、スピーカーがある。
奥の盛り上がりよりも手前側が操作パネルとなる。

 奥の盛り上がりよりも手前側が、操作パネルとなる。
操作パネルには四角い大型のボタンが縦横3×3の計9個並び、これがプレイボタン(数字ボタン)でランプが点滅する仕組みとなる。

 操作パネルには、四角い大きなぼたんが、縦3、横3の9個並んでいる。これが、プレイボタン(数字ボタン)で、ランプが点滅する仕組みになっている。
数字の配列は現在ハナヤマが採用している電話方式ではなく、9ボタンを衷心に置き、他のボタンは左上の1ボタンを起点に8ボタンまで時計回りに1回転するよう並ぶ。

 数字の配列は、現在ハナヤマが採用している電話方式ではなく、9ボタンをちゅうしんに置き、他のボタンは、左上の1ボタンを起点に、8ボタンまで時計回りに1回転するような並びとなっている。
1ボタンから順に「ドレミファ」の音階が割り当てられており9ボタンは高い「レ」となる。ゲームによっては光と同時にこの音階音が再生され、視覚に頼らず遊ぶことができる。

 1ボタンから順に、「ドレミファ」の音階が割り当てられており、9ボタンは高い「レ」となる。ゲームによっては、光と同時にこの音階音が再生される仕組みになっており、視覚に頼らずに遊ぶことができる。
プレイボタン左下の7ボタンの手前にスライド式電源スイッチがあり右にスライドすると音階音とともにすべてのプレイボタンが順に点灯しゲームが軌道する。

 プレイボタン左下の7ボタンの手前にスライド式の電源スイッチがあり、右にスライドすると音階音とともにすべてのプレイボタンが順に光、ゲームが軌道する。
電源スイッチの右側から丸いくぼみのある小さなボタンが三つ並んでいるのは左から「スタートボタン」「セレクトボタン」「ロボットボタン」である。  

 電源スイッチの右側から、丸いくぼみのある小さなボタンが三つ並んでいるのは、左から、「スタートボタン」、「セレクトボタン」、「ロボットボタン」である。  
プレイボタン右列(3 4 5ボタン)の右わきに縦3列に並んでいるくぼみのある小さなボタンはゲーム2「作曲をしよう」専用のボタンで上から「連続再生ボタン」「1拍休みボタン」「8部音符ボタン」である。

 プレイボタン右列(3 4 5ボタン)の右わきに縦3列に並んでいるくぼみのある小さなボタンは、ゲーム2「作曲をしよう」専用のボタンで、上から、「連続再生ボタン」、「1拍休みボタン」、「8部音符ボタン」である。

 電池蓋は、頭をイメージした盛り上がりの裏側にある。使用する電池は、単1乾電池×2本、0061P角型電池×1本である。
電池蓋は頭をイメージした盛り上がりの裏側にある。使用する電池は単1乾電池×2本0061P角型電池×1本である。
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**内蔵ゲーム一覧。 [#f7749338]
以下に内蔵されたゲームの一覧を記す。((ゲーム8の野球ゲーム ゲーム9の「電子ルーレット」以外は現在発売されているゲームロボットの中で採用されゲーム名が変更されたものはその名称を記す。))

 以下に、内蔵されたゲームの一覧を記す。なお、ゲーム8の野球ゲーム、ゲーム9の「電子ルーレット」以外は、現在発売されているゲームロボットの中で採用され、ゲーム名が変更されたものについては、それも記しておく。詳しい遊び方は、「ゲームロボット50」のレビューに記した関連リンクより、音声マニュアルをダウンロードして活用していただきたい。なお、ゲームロボット九では、ゲーム5、「ノックアウトインベーダー」とゲーム7、「ピコピコモグラをやっつけろ」、ゲーム8、「野球ゲーム」は、視覚なしでは遊ぶことはできない。

 1.電子オルガンを弾こう(演奏にトライ)、

 2.作曲しよう(作曲にトライ)、

 3.光と音を追いかけろ(光と音を追え)、

 4.三つの暗号を探せ(三つの宝探し)、

 5.ノックアウトインベーダー(がんばれゴールキーパー)、

 6.潜水艦を見つけよう(潜水艦を見つけろ)、

 7.ピコピコもぐらをやっつけろ、

 8.野球ゲーム、

 9.電子ルーレット。 
ゲームロボット九ではゲーム5「ノックアウトインベーダー」とゲーム7「ピコピコモグラをやっつけろ」ゲーム8「野球ゲーム」は視覚なしでは遊ぶことはできない。
+電子オルガンを弾こう(演奏にトライ)
+作曲しよう(作曲にトライ)
+光と音を追いかけろ(光と音を追え)
+三つの暗号を探せ(三つの宝探し)
+ノックアウトインベーダー(がんばれゴールキーパー)
+潜水艦を見つけよう(潜水艦を見つけろ)
+ピコピコもぐらをやっつけろ
+野球ゲーム
+電子ルーレット。 
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**操作の流れ [#n78ef16d]

 1.電源を入れる。

 2.セレクトボタンを長押しし、遊びたいゲーム番号のボタンのランプが音階音とともに点灯したところで離す。

 3.スタートボタンでゲーム開始。
+電源を入れる。
+セレクトボタンを長押しし遊びたいゲーム番号のボタンのランプが音階音とともに点灯したところで離す。
+スタートボタンでゲーム開始。
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**ゲーム9「電子ルーレットの遊び方」。 [#t0168e83]
**ゲーム9「電子ルーレットの遊び方」。 [#t0168e83]
本ゲームは付属のシートとチップを使い複数人で遊ぶボードゲームとなる。

 このゲームは、付属のシートとチップを使って、複数人数で遊ぶボードゲームであるので、工夫して遊ぶとよい。
ゲーム前に親役と子役を決定する。

ゲームの前に、必ず親役と子役を決めておく。
各プレイヤーにチップを均等に分け、チップの総数は40枚であるため参加人数に注意したい。

各プレーヤーに、チップを均等に分けておく。チップは40枚しかないので、あまり大人数だとすぐにゲームが終わってしまう。
子役のプレイヤーはシートの任意の数に自身のチップを置く。何枚かけてもよいがチップの数が少ないので調整してかける。

子役のプレーヤーは、シートの好きな数に自分のチップを置く。何枚かけてもよいが、チップの数が少ないので、調整してかける。
親役は本体のスタートボタンを押す。光がボタン上を回転し止まった数字が合っていれば子役に配当が行きわたるが外れると親役に奪われる。

親役は、本体のスタートボタンを押す。光がボタン上を回転し、止まった数字が合っていれば子役に配当が行きわたるが、外れると親役に奪われる。

配当は以下の通り。

1から9の個々の枠に賭けた場合は8倍。
1から9の個々の枠に賭けた場合は8倍。

偶数に賭ける場合は2倍。
偶数に賭ける場合は2倍。

奇数に賭ける場合は2倍。
奇数に賭ける場合は2倍。

大数に賭ける場合:[5から8が当たればよい]は2倍。
大数に賭ける場合:[5から8が当たればよい]は2倍。

小数に賭ける場合[1から4が当たればよい]は2倍。
小数に賭ける場合[1から4が当たればよい]は2倍。
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**入手方法 [#rcbb028b]

ネットなどに出回っている台数が極めて少ないため、入手は困難を要する。ネット上などで見かけて興味がある場合、入手の機会を逃さないよう注意されたい。
流通する台数が極めて少ないため入手は困難を要する。ネット上などで見かけて興味がある場合入手の機会を逃さないよう注意されたい。
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**コメントフォーム [#bc515183]

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**投票フォーム [#h380b4a4]
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