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*おもちゃ・ホビー・アナログゲーム一覧 [#q8b0ace4]
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本ページでは、製品の購入の参考となるよう、タイトルの後にアクセシビリティランクを、SからCの4段階で表記することにした。
ただし、ここに記す全てのゲームトイは、最終的には視力を使わず独力で遊べるものであり、ここでいう「ランク」とは、アクセシビリティーに対するメーカーの理解度を指すものではなく、あくまでも、一つのゲームを購入するに当たってどのような準備が必要かを参考にしていただくための指標であることをご理解いただきたい。
また、この情報は、開発者の方々や販売店の皆様の中で、ゲームトイのアクセシビリティについてご理解いただける方々にも参考にしていただけたら幸いである。

なお、ハナヤマの「ゲームロボット」のようなマルチ形式のゲームで、内蔵されたゲームのうち視力に頼らず遊ぶのが困難なゲームが含まれる場合は、遊べる部分だけに的を絞った形で評価することにした。
+ランクS - 説明書の情報さえあれば、全ての操作を独力でできる。
+ランクA - 基本的に視力を用いず遊べるが、説明書に書かれた情報以外に、サウンドの表す意味や操作方法、パーツの形状、組み立て方などについての予備知識が必要。
+ランクB - 説明書や予備知識の情報以外に、本体やピースなどに点字やシールを貼るなどの加工をするか、問題集の出題内容を理解できる工夫が必要。
+ランクC - 複数問題が存在するパズルで、遊ぶためには本体やピースの加工と、出題内容の理解の双方が必要。

なお、日本玩具協会が定める「目の不自由な人(子供)でも共に遊べる『共遊玩具』」に認定されたことを示す[[「盲導犬マーク」:http://www.toys.or.jp/jigyou_kyoyuu_moudouken.html]]が添付されているものについては、(わかる範囲で)その旨を記載する。

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#contents
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**電子ゲーム [#b70f95b6]
本ページにおいて電子ゲームとは、電源により動作する玩具を指す。
以下、電子ゲームのうち、電源を用いず非電子ゲームとしてもプレイできるものや、基本的にはボードゲームでありながらプレイヤーの一部の操作でのみ電子的演出が生じる玩具については、「半電子ゲーム」と記す。
|LEFT:150|LEFT:50|LEFT:100|LEFT:100|LEFT:75|LEFT:60|LEFT:|c
|~ゲーム名 (五十音順)|~ランク|~メーカー|~ジャンル|~プレイ人数|~発売年|~アクセシビリティ情報|
|エアー太鼓の達人|A|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|リズムゲーム|1~2人|2015年|2本のバチを模した本体を太鼓をたたくように振ることでプレイする。演奏ゲームの他、バチを用いたミニゲームを内蔵。操作部の使用方法さえ知っていればプレイ可能。盲導犬マーク付き。|
|[[LSIベースボール>バンダイ LSIベースボール#body]]|A|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|スポーツゲーム|1~2人|1978年|国産電子ゲーム第1号である。音程の異なる4つのビープ音の鳴る回数や長さの違い、本体操作方法さえ理解できれば、ピッチャーの投球の球種や打撃タイミングを把握しプレイ可能。|
|Electronic Handheld Battleship(エレクトロニックハンドヘルドバトルシップ)|A|ミルトンブラドリー (Milton Bradley)|戦艦ゲーム|2人|1978年|「レーダー作戦ゲーム」の半電子ゲーム版。互いに所持する5種の戦艦ピースを自エリアのボードにある10×10の穴に差し込み、敵艦を交互に攻撃し、全滅させた方が勝ち。穴にはアルファベットと数字で番号が付けられ、2つの移動式カーソルボタンを任意のアルファベットや数字(字は触知可能)に合わせて番号を入力し攻撃する。電子ゲーム最初期の製品だが、シンセサイザーを用いたリアルな効果音により視覚を用いない環境での状況把握も容易であった。ボードの戦艦エリアと得点ボードの座標を覚えさえすれば、視力を用いずプレイ可能な製品だった。国内では、各地の流通センターなど、海外製のおもちゃを取り扱う店舗で「スペースバトル」の製品名で販売されていたことがあるが、現在入手困難の状態である。|
|おうちであそぼう じゃんけんポン!|S|タカラ(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|ミニゲーム|1人|1992年|駄菓子屋やスーパーマーケットの店頭などにあったジャンケンゲーム筐体のミニチュアのようなゲーム機で、メダルを入れてグー・チョキ・パーのボタンを押し、勝つとルーレットで示された数だけのメダルが払い戻される。随所で日本語音声が流れるので、操作方法さえ理解しておけば視力を用いずプレイ可能。|
|おしゃべりじゃんけんポン!|S|タカラ(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|ミニゲーム|1人|1993年|上記の後継版に当たり、押しボタンが「グー・チョキ・パー」の形をしている。盲導犬マーク付き。|
|[[オトゲ>オトゲ#body]]|A|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|シューティングゲーム|1人|1998年|ステレオイヤホンを装着し左右から現れる36種類の効果音をビーム砲により狙撃するゲーム。起動時メニュー選択は、画面UIの記憶により、視力を使わずに設定可能。ゲームオーバー時に表示される得点のみ、目視確認を要する。ネリマサウンドなど福祉系ショップでも販売されていたことがある。|
|[[ゲームウォッチ フラッグマン>ゲームウォッチ フラッグマン#body]]|A|[[任天堂:https://www.nintendo.co.jp/]]|ブレインゲーム|1人|1980年|「ゲームウォッチ」シリーズ2作目。サイモン式記憶ゲームと反射神経ゲームの2種のゲームを内蔵し、4つのボタンに割り当てられた異なる音程のビープ音を覚えておけば視力に頼らずプレイ可能。近年ニンテンドーDSi用のダウンロードソフトとしての復刻販売も行われており、現在は3DSのシリーズからのみ購入可能。|
|ゲームウォッチ(ワイドスクリーン) 「ミッキーマウス」または「EGG」|A|[[任天堂:https://www.nintendo.co.jp/]]|アクションゲーム|1人|1981年|バスケットを操作し、ミッキーやミニーが4か所の窓から落とす卵を受け止めるゲーム。落ちてくる場所毎に音程の異なるビープ音で知らせるため、その音程の記憶により視覚を一切用いずにゲーム部分を遊べた貴重な製品であった((同作は海外版発売時タイトルがEGGに変更されキャラクターが狼と鶏に変更された))。|
|[[ゲームロボット5>ゲームロボット5#body]]|A|タカトクトイス|ブレインゲーム|1人|1981年|「ゲームロボット九」の廉価版。プレイボタンに割り当てられた音階を頼りに、内蔵ゲーム5種の内4種について視覚に頼らずプレイ可能。|
|[[ゲームロボット九>ゲームロボット九#body]]|B|タカトクトイス|ブレインゲーム|1人(一部ゲームは2人以上)|1980年|音階の割り当てられた光る9個のボタンを用った9種類のゲームを内蔵した電子ゲームで、ボタンと音程との関係の記憶により6種類のゲームを視力に頼らずプレイ可能だった。ただし、一部、付属のボードを使用し半電子ゲームとして遊ぶゲームが含まれ、遊ぶためにはボードに何らかの加工をする必要が生じる。|
|ゲームロボット10|A|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|ブレインゲーム|1人|2006年|「ゲームロボット21」の廉価版。光る10個のボタンに割り当てられた音階や多彩な効果音を頼りに、6種のゲームを視覚に頼らずプレイ可能であるほか、ワンタッチでゲーム選択可能等、操作面が充実。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて販売されていたことがある。|
|ゲームロボット21|A|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|ブレインゲーム|1人|2005年|「ゲームロボット九」の復刻版。ボタンに割り当てられた音階や多彩な効果音を頼りに、内蔵ゲームの内半分を視覚に頼らずプレイ可能。ネリマサウンドにて販売されたことがある。|
|[[ゲームロボット25>ゲームロボット25#body]]|A|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|ブレインゲーム|1人|2014年|「ゲームロボット50」の廉価版。音階や効果音の他「50」で採用された数字ガイダンス音により、内蔵された25種のゲームの内15種を視覚に頼らずプレイ可能。盲導犬マーク付き。|
|[[ゲームロボット50>ゲームロボット50#body]]|A|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|ブレインゲーム|1人(一部2人)|2013年|これまでのゲームロボットシリーズの最新版。光る10個のボタンを用い記憶力や判断力集中力などを要する50種のミニゲーム集。音階や多彩な効果音に加え、シリーズ初の数字ガイダンス音の採用により、これまでプレイに視力を要していた「ピコピコモグラ」や反射神経系を含め視力を頼らずにプレイ可能なゲームが7割を占める。発売から5年あまり経過した現在でも量販店などでの入手が可能であり、[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]でも販売されていたことがある。盲導犬マーク付き。|
|5秒スタジアム|A|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|時間測定アクション|1人|2008年|ストップウォッチ型キーチェーン玩具。5秒、もしくは10秒で計測をストップさせることを目的とする。低価格の玩具ではあるが、豊富な日本語ボイスを内蔵しており、結果によってセリフが多彩に変化する。。設定メニューにキートグルが用いられているが、スタート・ストップボタンを押したときの音声やゲーム展開により、視覚を用いずにほぼ全ての操作が可能。|
|simon(サイモン)|A|Tiger Electronics(現[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]])|記憶力ゲーム|1人|1978年|アメリカで発売された電子ゲームで、その後の記憶系ゲームの基礎を築き挙げたと同時に、全てのモードを視覚、または聴覚が不自由な人でもプレイ可能な電子ゲームの草分け的存在として世界的に知られるがん具でもある。国内では、米沢玩具(現セガトイズ)によって発売された。ユーフォー型の本体には異なる音程のビープ音が割り当てられた4つの光るボタンがあり、コンピュータの鳴らす順にそれを押し正解すると次の問題では前の問題に1音足したものが出題され、徐々に記憶量が増す。ボタンと音程との関係、モード切替操作の記憶により、視力に一切頼らずプレイ可能。初版当時のモデルは入手困難であるが、数々のバリエーションモデルが今も開発され続けている。なお、この形式の記憶ゲームは、メーカーやハードの枠を超え、様々なコンピュータ系ゲームに採用されたため、本ウィキでは、「サイモン式」と称している。|
|[[サイモンエアー>サイモンエアー#body]]|A|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|記憶力ゲーム|1~2人|2016年|アメリカで発売され、2016年10月にタカラトミーによって国内でも発売が開始された。ハンズフリー(手をかざす方法)でのプレイは短時間で熟練可能であり、特殊アクションと対応するサウンドを理解することにより視覚を用いずすべてのモードでのスコアアタックが可能。国内で販売される電子ゲームの中で、全ての操作を視力に頼らずに遊べる製品が少ない中、本製品は非常に貴重な製品といえる。|
|[[simon optix(サイモンオプティクス)>simon optix(サイモンオプティクス)#body]]|A|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|記憶力ゲーム|無制限((同時プレイの際は人数分の本体が必要))|2017年|サイモンの最新版として、アメリカで発売された。プレイヤーはハチマキのような本体を頭に装着し、眼鏡部分から発せられる光と音による出題に対して、顔の前で手を動かすゼスチャーを行うことで回答。複数台の本体をワイヤレス接続し、同じ問題を数人で同時にプレイするモードを搭載しており、パーティゲームとしても遊べる。プレイヤー自身の身体を基準に手を動かす点、アクションが4種類にしぼられ簡略化された点、パーティモードにおける通信状況など全ての操作や状態を音により通知する点など、先に発売された「サイモンエアー」、「サイモンスワイプ」と比較しても、視覚を用いない環境でのプレイがはるかに容易であり、障害の有無に関わらずだれでも同じ土俵で共に遊べる特徴がある。アクセシビリティ対応のゲームトイを語るうえで、極めて重要な商品であり、国内販売店での早期の発売が望まれる。|
|[[サイモンスワイプゲーム>サイモンスワイプゲーム#body]]|A|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|記憶力ゲーム|1人(一部モードは無制限)|2013年|アメリカで発売された。ボタン式からタッチパッド式となりパッド上で指を滑らせるスワイプ動作が追加された。特殊アクションと対応するサウンドとの関係を理解することにより、全ての操作を視力に頼らずに遊ぶことができる貴重な製品である。なお、本製品ではゲームオーバー後の得点を光とサウンドによって通知する機能が初めて追加され、以後に発売された全てのサイモンシリーズで継承されている。|
|[[サイモンマイクロ(Simon Micro Series Game)>サイモンマイクロ(Simon Micro Series Game)#body]]|A|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|記憶力ゲーム|1人(一部モードは無制限)|2015年|「サイモンスワイプ」を元にした4ボタン式サイモン。スワイプ動作はない代わりに、2つ以上のボタンを同時に押すアクションが追加された。システムメニューやスコア発表の際に、同社が製造する「ボップイット」で使用される音声が流れる特徴を持つ。全てサウンドと触覚のみを頼りに遊べるため、ボタン配置と対応する音程さえ理解すれば、すぐに遊ぶことのできる貴重な製品。日本未発売だが、ネット通販にて入手可能。|
|さけべ!トントンボイス相撲|B|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|スポーツゲーム|1~4人|2018年|土俵型の本体に力士キャラをセットし、マイクに向かって「トントントントン」と叫ぶ。声の大きさによってステージが振動することで力士が動き、相手力士を倒した人が勝ちの半電子ゲームである。|
|[[スーパーサイモン>スーパーサイモン#body]]|A|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|記憶力ゲーム|1~6人|2006年|6ボタン式サイモンで、同年にトミーダイレクトによって国内販売が行われていた。6種類のゲームモードを収録。各ボタンには、触ってわかる数字マークが施されていた。問題で使用されるサウンドは、3種類のサウンドパックから自動選択されるため、サウンドパターンの理解が必要だが、すぐに熟練可能であり視力を用いずに遊ぶことができる。|
|[[Super12>Super12#body]]|A|RYO Games|ブレインゲーム|1~6人|2005年頃|イギリスのRYO Games社によって発売された電子ゲーム。葉っぱを横にしたような形の本体に設けられた光る8つのボタンを用いた、12種のブレイン系ゲームを楽しむことができた。ゲームの途中経過を簡単な英語の音声でしゃべる他、視力を用いずに遊ぶことを目的とするサウンドゲームが6種類含まれ、ランダムにセットされる豊富な効果音を用いて、サイモン形式の記憶ゲームや、神経衰弱ゲームなどを楽しむことができた。各ボタン配置の記憶と、ごく基本的な英語の理解さえできれば、視力に頼らないプレイが可能であった((本品は、日本での販路が設けられていなかったため、入手が困難と思われる。))。|
|スーパーベースボール|A|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|スポーツゲーム|1~2人|1979年頃|前述の「LSIベースボール」の後継版に当たる電子ゲームで、フルイニングモードが追加された。サウンドもやや複雑になったが、視力を用いないプレイは引き続き可能であり、本体操作法と、各サウンドの表す意味さえ理解できれば視力を用いずプレイ可能。現在もネットオークションなどで入手可能。ただし、電池消耗が非常に早いので、使用の際は注意されたい。|
|[[スター・ウォーズ サイモン ダース・ベイダー>スター・ウォーズ サイモン ダース・ベイダー#body]]|S|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|記憶力ゲーム|1人|2016年|スター・ウォーズとのコラボ商品としてアメリカで発売され、2017年暮れにタカラトミーより国内販売された「サイモン」のバリエーションモデルである。4分割されたダース・ベーダーの顔を光るボタンとしたユニークな製品。単一モードしか持たないシンプルな使用だが、逆に操作性がよく、だれでもすぐに遊べる特徴を持つ。ボタンと音程との関係を理解することにより、全ての操作を視力に頼らずに行える貴重な製品。盲導犬マーク付。|
|スピーク&スペル|A|テキサス・インスツルメンツ|知育玩具| |1978年~|コンピュータ用のICの製造で知られるアメリカの半導体メーカーが1978年から90年代まで製造していたしゃべる知育玩具である。英数字が割り当てられたキーボードとスピーカーを内蔵しており、キーを押すとそれに対応したアルファベットや数字を英語による合成音声でしゃべるほか、英単語を聴いて正しい綴りを入力するゲームも登載しているのが特徴だった。((本品は、日本での販路が設けられていなかったためそれほど知名度はないと思われる。映画E.T.でE.T.が改造した玩具といえば分かる人もいるかも知れない。))。|
|[[頭脳系ドッキリネコ ドキドキニャーゴ>頭脳系ドッキリネコ ドキドキニャーゴ#body]]|S|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|記憶力ゲーム|1人(一部モードは無制限)|2006年|ピアノ上に置かれた猫の歌声を記憶し該当する鍵盤を押すサイモン式電子ゲームで、ピアノを触った経験さえあれば視力を用いずプレイ可能。多人数でプレイする危機一髪モードを搭載。全ての操作を視力に頼らずに行える貴重な製品。|
|タッチ・ミー(Touch' me)|A|アタリ(ATARI)|記憶力ゲーム|1人|1978年|1974年に同社が発売したアーケードタイトルのLSI移植版として1978年にアメリカで発売された光と音程を用いた記憶力ゲームで、サイモンの原型となった。ボタンと音程との関係の記憶により、視力を用いないプレイが可能な製品。|
|的中ニャンコ|S|ハピネット|コミュニケーションゲーム|無制限|2013年|音声認識機能付き電子ゲーム。アキネーターの一種で、プレイヤー自らがイメージした動物の名前を日本語をしゃべる猫に当てさせることを目的とする。猫の出す質問に対し「はい」「いいえ」「知らない」「微妙」の何れかの答えを口でしゃべることで、相手を正解へと導く。同梱の推理ボックスを使い多人数プレイに対応。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて販売されていたことがある。盲導犬マーク付き。|
|デコピンパンチキング|B|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|アーケードゲーム|無制限|2018年|ゲームセンターのパンチングゲーム筐体のミニチュアのような電子ゲームで、デコピンの威力を競う。得点の音声ガイダンスはないが、結果のよしあしを多彩なアニメ風効果音で通知する他、最高得点を出すと「パンチキング」という音声で通知するなどの特徴があり、視覚に頼らずに楽しむことが可能。付属のチャレンジカードの内容を理解できる工夫をすれば、多種多様の条件でゲームを楽しむことができる。|
|[[ドキハラおばかなソーセージ>ドキハラおばかなソーセージ#body]]|S|Smyths Toys(スミストイズ)|ブレインゲーム|無制限|2017年|アメリカで発売され世界的ヒット作となった「Silly Sausage」(シリーソーセージ)を日本語化した製品で、タカラトミーアーツにより国内販売された。音声指示に従い、ソーセージ型本体を使った5種類のアクションを瞬時に使い分けるゲームで、ボップイット型アクションゲームや、サイモン式記憶ゲームなどを含む、3ゲーム、10ステージの遊び方を楽しめる。モードセレクトを含めたすべての操作を視覚に頼らずに行うことができる貴重な製品。 盲導犬マーク付。|
|ネオジオミニ (NEOGEO mini)|B|SNK|アーケードゲーム|1~2人|2018年|SNKが1990年に発売したゲーム機「ネオジオ」で発売された40本のゲームソフトを収録したポータブルゲーム機で、原作そのままの音声と画像でゲームを楽しめる。本体操作部はアーケードゲーム版の操作盤に類似しているが、付属のコントローラーを使ったり、テレビとの接続も可能。イヤホン端子も装備しており、ステレオサウンドやフルボイス音声により、タイトルによってはゲーム内容の把握や画面UIの記憶により、視力を用いないプレイが可能である。|
|バーチャルテニス|S|タカラ(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|体感ゲーム|1人|1998年|「バーチャルスポーツシリーズ」の一つ。得点以外に画面表示はなく効果音や英語によるガイド音声の指示に従いラケット型本体を振る。勝利セット数を1から6まで選べ、プラクティスモードを搭載。全ての操作を視力に頼らずに遊べる貴重な製品。|
|バーチャルベースボール|S|タカラ(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|体感ゲーム|1人|1998年|「バーチャルスポーツシリーズ」の一つ。バット型本体を実況音声や効果音を頼りに振ることでプレイ。実際の試合形式でゲームが行われ、ディフェンス時はルーレットによって結果が生まれる方式がとられていた。視力に頼らずに全てのモードを遊べる貴重な製品。|
|バレーボール|A|トミーエレクトロニクス(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|スポーツゲーム|1~2人|1980年頃|バレーボール会場を模したような形状の電子ゲームで、各ポジションには音程の異なるビープ音が割り当てられておりそれを頼りにラリーを行う。光と音の記憶ゲームの要素も兼ね備えている。各ポジションと音程との関係の理解により、全ての操作を視力を用いずに行える貴重な製品。|
|ひらめきゲット!モンスターボール|S|[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]]|コミュニケーションゲーム|1人|2019年|ポケモンアイテムのモンスターボールの形をしたアキネーター内臓の電子ゲームで、プレイヤー自らがイメージしたポケモンの名前を当てさせることを目的とする。音声で出題される質問に対し「はい」「いいえ」「知らない」「微妙」の何れかの答えを口でしゃべることで、相手を正解へと導く。正解したポケモンは内蔵のモンスター図鑑に登録され、その数によってサプライズ演出もある。カントーの151匹のポケモンを認識でき、その一覧と特徴を記したポケモンメモのテキスト版をメーカーHPからダウンロードして確認できる他、点字番の入手も可能。盲導犬マーク付き。|
|[[ビートでタッチ>ビートでタッチ#body]]|B|[[エポック社:https://epoch.jp/]]|ブレインゲーム|1~4人|2006年|タッチセンサーと体電流感知システムを内蔵したグリップを握りラッパーの出題に従い他のグリップやプレイヤーにタッチしていくブレインゲーム。簡単な英語とグリップの配置を理解することにより視覚を一切用いずプレイ可能。|
|[[ブレインバトル>ブレインバトル#body]]|S|ツクダオリジナル(現[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]])|ブレインゲーム|1~4人|1995年|リズムに乗せてラッパーの出題音声に該当する数字ボタンを叩く。日本語音声が付く他、ボタンの数が凹表示されており、全ての操作を視力に頼らずに遊べる貴重な製品だった。|
|ボーゲ|S|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|バランスゲーム|無制限|2008年|手のひら上にホウキを立てて秒数を競う遊びを基に開発されたスティック型音声ゲーム。日本語による音声を頼りに、メインのバランスゲームと棒を使った4種のミニゲームを楽しめ、全ての操作を聴覚のみで遊べる電子ゲームとして貴重な製品。((本ゲームは、本体色により声優が異なる))[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて販売されていたことがある。|
|[[bop it (ボップイット)>Hasbro bop it(ボップイット)#body]]|A|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|ブレイン系リズムゲーム|1人(一部モードは無制限)|2000年|アメリカで発売された音声アクションゲームで、同社が発売を続けるサイモンシリーズと共に全盲の視覚障害者でも全てのモードを遊べる電子ゲームの草分け的存在として世界的に知られる玩具の一つ。本体の離れた場所にあるそれぞれ異なる動作をするスイッチを、音声の指示通りにかつリズムに乗り遅れず操作する。数年おきにリニューアル版が登場しており、現在もアメリカを中心に発売され続けている。操作部の色による出題が行われるステージがあるが、予備知識により対応可能。国内でも、2000年発売の初版が「サウンドリアクションゲーム」の品名で同年にエポック社から、また2014年にはボイス感知センサーを内蔵した2008年版を元にした日本語版が「ボピット」の品名でバンダイから発売されたことがあり、[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]でも販売されていた。|
|ポカポンゲームDX|S|[[エポック社:https://epoch.jp/]]|アクションゲーム|2人|2012年|ポカポンゲームの半電子ゲーム。遊び方は通常のポカポンゲームと同様、電源を入れることで状況に応じて対戦格闘ゲーム風効果音が出力される。盲導犬マーク付き。|
|Minic (ミニック)|A|海外製品|記憶力ゲーム|1~4人|1980年頃|海外で製造された電子ゲームで、前述のsimonに似た特徴を持つ。花形の本体の4か所にある光る半球状のボタンの光った順番を記憶してその通りに押していき、正解する毎に前の問題にボタンを1つ追加した問題が出題され、記憶量が増す。4人までの対戦モードに対応。現在入手は困難だが、iOS用の無料アプリとして、「iMinic」のアプリ名で移植されたことがある。ただし、画面に表示される本体のボタンにタッチする操作があるため、視力に頼らない操作にはかなりの慣れが必要となる。|
|[[メモリーチャレンジ>メモリーチャレンジ#body]]|A|Jozen|記憶力ゲーム|1人|2019年|ラジコンメーカーのJozenが手掛けたサイモン式記憶ゲームで、基本的な遊び方は上記のSimonとほぼ同じ。本体は星型をしており、5つの角に配置された光るボタンを問題の順に押していく。ボタンには1から5までの数字が割り当てられ、触知可能である他、ボタンと音程の記憶さえできれば視力に頼らないプレーが100パーセント可能な貴重な製品である上、コンパクトな本体、1000円を切り安価である点など、注目すべきことの多いゲーム機である。|
|妄想コントローラ ストリートファイターII(各種)|S|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|格闘|1人(一部モードは無制限)|2010年|ゲームの音のみを聞いて、頭の中でゲーム画面を"妄想"して遊ぶ、キーチェーン玩具。一般的な携帯ゲーム機のように、十字キーとボタン2個(P/K)、あとはスピーカーが内蔵されているが、液晶画面やLEDなどの視覚情報は全くないのが特徴。妄想コントローラ自体は全5種類あり、ストリートファイターIIはキャラクターの組み合わせ違いで3種類存在する(リュウとブランカとサガット、ケンとE・本田とガイル、春麗とダルシムとバルログ)。|
|[[妄想コントローラ ナムコクラシックス ゼビウス>妄想コントローラ ナムコクラシックス ゼビウス#body]]|S|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|シューティング|1人(一部モードは無制限)|2010年|ゲームの音のみを聞いて、頭の中でゲーム画面を"妄想"して遊ぶ、キーチェーン玩具。一般的な携帯ゲーム機のように、十字キーとボタン2個、あとはスピーカーが内蔵されているが、液晶画面やLEDなどの視覚情報は全くないのが特徴。妄想コントローラ自体は全5種類あり、ゼビウスはそのうちの1つ。|
|[[妄想コントローラ ナムコクラシックス ファミスタ>妄想コントローラ ナムコクラシックス ファミスタ#body]]|S|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|野球|1人(一部モードは無制限)|2010年|ゲームの音のみを聞いて、頭の中でゲーム画面を"妄想"して遊ぶ、キーチェーン玩具。一般的な携帯ゲーム機のように、十字キーとボタン2個、あとはスピーカーが内蔵されているが、液晶画面やLEDなどの視覚情報は全くないのが特徴。妄想コントローラ自体は全5種類あり、ファミスタはそのうちの1つ。|
|[[ライブ中継!スイングベースボール ~GO!GO!GIANTS!~>ライブ中継!スイングベースボール ~GO!GO!GIANTS!~#body]]|S|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|体感ゲーム|1人|2015年|バット型本体から出力されるリアルな実況アナウンスや効果音を頼りに本体を振りプレイする体感型ゲーム。バットの動きから打球パターンを自動で割り出す3D加速度センサーを内蔵。多彩なモードを内蔵しておりそれらの選択も含め、全ての操作を視覚に頼らずに遊べる貴重な製品。|
|[[ルービックレボリューション>ルービックレボリューション#body]]|B|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|ブレインゲーム|1~2人(視覚を要さないゲームモードは全て1人)|2007年|「ルービックキューブ」の形をした光と音声の頭脳ゲームで各面のセンターキューブの部分に配置された光るボタンを押すことでプレイ。多彩な音声ガイダンスが行われるため、ボタンの色さえ理解できれば内蔵された6種類のゲームのうち3種類を視力を用いずにプレイ可能。|
|レジコムナイン|A|[[エポック社:https://epoch.jp/]]|スポーツゲーム|1~2人|1979年|野球板の製造で知られるエポック社によって発売された電子野球ゲーム。前述したバンダイの「LSIベースボール」に似た特徴を持ち、3つの音程のビープ音の鳴り方の違いで球種や状況の判別が可能で、視力を用いずにほぼすべての操作が可能な製品だった。現在入手が困難となっている。|
|ワンニャンスロット|S|タカラ(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|スロットマシーン|1人|1991年|子供用スロットマシーンで、犬、猫、豚を絵がらとし、その鳴き声で出目を知らせる。盲導犬マーク付き。|
[[おもちゃページの編集に当たって>おもちゃページの編集に当たって#body]]

[[アクセシビリティランクについて>アクセシビリティランクについて#body]]
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**ジャンル一覧 [#cfe40d57]

**パーティゲーム(電子ゲームを含む) [#q3a87dd4]
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|~ゲーム名 (五十音順)|~ランク|~メーカー|~ジャンル|~プレイ人数|~発売年|~アクセシビリティ情報|
|[[~ウソ・ホント?!クイズ1000Q~雑学ペディア>~ウソ・ホント?!クイズ1000Q~雑学ペディア#body]]|B|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|クイズゲーム|2~5人|2015年|テレビのクイズ番組風にゲームが展開するフルボイス式電子ゲーム。問題文の読み上げはもちろん、すべての司会進行が日本語による音声で読み上げられるので、操作ボタンの色を理解できる工夫さえすれば、視覚に頼らず参加可能((子供にとっては馴染みの薄いジャンルの問題が出題されることがある))。|
|エレクトロハイパールーレット|B|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|パーティゲーム|2人以上|1996年|ルーレットの出目が「黒17」などと音声で説明される。|
|大人のジョークトイ うそ発見器?|S|タカラ(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|コミュニケーションゲーム|2人以上|1994年|指にセンサーをつけた犯人役に質問し嘘を暴く。虚偽回答をするとサイレン音とともに本体の5つあるライトが光る。光ったランプの数はサイレン音の音程でおおよそ判別可能。|
|おならモンキーブーブブー|B|シー・シー・ピー|アクションゲーム|2人以上|2018年|おサルさんの手を引っ張ると、おしりが風船のように徐々に膨らみ、最後は「ブブーッ」と屁をする。放屁させた人が負けとなるロシアンルーレット式ゲーム。付属のルーレットは判読不可能なため、視覚障害者同士で遊ぶ場合は、触覚可能なダイスや、ブレイルセンスのダイスゲームアプリを活用することでプレイが可能。電池不要。|
|オヒョイ ワインバーゲーム|S|ニッコー|バラエティゲーム|無制限|2007年頃|半電子ゲームで、バーカウンターに鎮座するおひょいさんに、おいしいワインを購入して差し出すゲームで、おひょいさんが酔いつぶれて顔が赤くなると、レジが開いてこれまで払ったコインが払い戻される。ジャズピアノによる格調高いBGMに乗せ、藤村俊二氏本人の声でプレイヤーに話しかけてくれる。大人のムードたっぷりのゲームで、視力を用いなくても遊べる貴重な製品だった。現在もネット通販で入手可能。|
|ガブガブバイキンマン|S|あがつま|アクションゲーム|2~8人|2016年|バイキンマンの空いた口に手を突っ込み、8本の歯を順に押し、外れを押すとかまれる危機一発ゲーム。歯を1本押すごとにBGMが変化し、恐怖度が増す。本体を加工しなくても視力に頼らずに遊べる貴重な製品。盲導犬マーク付き。|
|黒ひげ危機一発|S|トミー(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|ロシアンルーレット|無制限|1975年|パーティゲームを代表する製品。海賊が乗った樽を剣でさしていき、海賊を飛び出させた人が負け(初版当時は勝ち)のゲーム。障害の有無に関係なく、だれでも同じ土俵上で共に遊ぶことのできるパーティゲームの草分け的存在で、盲導犬マークが添付されている。多種多様なバリエーションモデルがあり、半電子ゲーム版も多数存在するので、その中からいくつかを紹介する。|
|ジャンボ黒ひげ危機一発!(ゆれタルしゃべっタル!)|S|トミーダイレクト(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|ロシアンルーレット|無制限|2002年|「黒ひげ」の半電子ゲーム版として発売。基本的な遊び方は原作同様で、非電子ゲームとしても遊べるが、電源を入れることで多彩な効果音や松崎しげるによるボーカルに乗せて、電子モード固有の様々なイベントが発生する。ネリマサウンドにて販売されていたことがある。なお、2011年に「ジャンボ黒ひげ危機一髪」のリメイク版が発売されたが、電子ゲーム機能は取り除かれた。盲導犬マーク付き。|
|[[ジェンガ>ジェンガ#body]]|S|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|バランスゲーム|2人以上|1983年|アメリカで発売されたパーティゲーム。決められた法則に基づいて木製ブロックを積み上げできたタワーからパーツを1本ずつ抜き取り、てっぺんに乗せていくゲーム。ピースなどを加工しなくても、視力に頼らずに遊べる貴重な製品。|
|スター・ウォーズ ダース・ベーダー危機一発|S|[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]]|ロシアンルーレット|無制限|2016年|「黒ひげ」の半電子ゲーム版として発売。遊び方は原作同様で、非電子ゲームとしても遊べるが、電源を入れることで映画に登場する効果音や音楽が場を盛り上げる。全ての操作を視覚を用いずに遊べる貴重な製品。盲導犬マーク付き。|
|スピーチブレイカー|B|ハズブロジャパン|カードゲーム|2人以上|2018年|エコーマイクとチャレンジカードを用いた新感覚の半電子ゲーム。ジャンケンなどでリーダー(出題者)を決め、リーダーは、カードに書かれた文章からヒントを話し、他のプレイヤーに同じ文章を答えさせるゲーム。この時リーダーは、やまびこマイク付きヘッドセットを装着しなければならず、自分のスピーチから数秒後に返ってくるやまびこを聴かされながら問題をしゃべることになる。チャレンジカードの内容を理解できる工夫さえすれば、障害の有無に関係なくゲームに参加できる。|
|タケノコニョッキ|B|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|バラエティーゲーム|1~6人|2004年|フジテレビ系列で放送されていた「ネプリーグ」のコーナーを電子ゲームにした製品。「タケノコタケノコニョッキッキ」の掛け声のタイミングで両手を上げ、他の人とタイミングが合ってしまった人がドボンとなってしまうゲーム。3回ドボンで罰ゲームとなる。ゲームの途中経過は、番組と同じ音声で進行され、キャラクターの色配置と罰ゲームカードの内容を理解できる工夫さえすれば、視力を用いずにゲームに参加することが可能。|
|テレフォンパニック|S|[[ビバリー:https://www.be-en.co.jp/]]|アクションゲーム|2人以上|2007年|電話ボックスを大破させないように、人型ピースを可能な限り多く詰め込むゲーム。バリエーションモデルとしてタクシー型の「カーパニック」がある。ピースを加工せず、視力に頼らずに遊べる貴重な製品。|
|トイレトラブル (Toilet Trouble)|B|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|ロシアンルーレット|無制限|2018年|洋式トイレの形をした半電子ゲームで本物の水を張ってプレイ。トイレットペーパー型のルーレットが示す回数だけ、洗浄レバーを操作。運悪く当たってしまったプレイヤーは、水をかぶることになる。ルーレットの数がわかる工夫をするか、ブレイルセンスのダイスゲームアプリなどを代用すれば視覚に頼らずプレイ可能。|
|Don't Break the Ice!(落ちるのこおりごり)|S|[[Hasbro:https://shop.hasbro.com/ja-jp]]|ブレインゲーム|2~6人|1968年|ドイツで発売されたアクションゲーム。スケートを滑る熊のキャラクターを落とさないようにハンマーで氷のブロックを叩き落とすゲーム。ボードやピースを加工しなくても、視力を用いずに遊べる貴重な製品。|
|番犬ガオガオ|S|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|アクションゲーム|無制限|2002年|ハイテクアクションゲームで、いびきをかきながら寝ている番犬の前に置かれたえさ箱から、1本ずつ骨のガムを抜き取り、また戻していく半電子ゲーム。えさ箱に少しでも力がかかると犬が目をさまし、猛烈な勢いで襲いかかってくる。なお、襲われても痛みや怪我を負うことはない。視力を用いずに遊びに参加できるパーティゲームの草分け的存在で、様々なバージョンが発売され続けている。盲導犬マーク付き。|
|ゆらゆらバランスゲーム 空飛ぶじゅうたん|S|[[ビバリー:https://www.be-en.co.jp/]]|バランスゲーム|2人以上|2016年|磁力により実際に宙へ浮く絨毯に宝物を順に乗せて行き、バランスを崩したり絨毯を墜落させるなどして、アイテムを落としたプレイヤーが負けとなるルール。電池不要。|
|ラップdeビンゴ|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|エレクトロニックパーティゲーム|2人以上|1993年|ビンゴの出た目を音声で読み上げる。同社の点字ビンゴカードと組み合わせることで視力を用いずにビンゴゲームに参加可能。|
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|~ジャンル|~説明|
|[[電子ゲーム>電子ゲーム#body]]|「サーカス」や「スペースインベーダー」など、アーケードゲームが急速に進化した1978年より、そのミニチュア版としてマイコンを使った電子ゲームトイが製造されるようになって以来、今に至るまで、様々な電子ゲームトイが製造され続けてきた。しかし、その多くが、画面に映る光や画像を見ながら楽しむものであり、視覚障碍者のプレイは極めて難しいと思われてきた。だが、画面の動きに合わせて音声や効果音により情報が提供される特徴を持つ製品であれば、プレイに参加できるものがある。特に、ブレイン系電子ゲームのジャンルには、音声情報が充実したものがあり、時代の壁を越えて視力を用いずに遊べるものが非常に多い。こうしたジャンルを中心に、40年あまりの電子ゲームトイの歴史の中から、アクセシビリティの観点で特に注目すべき製品を紹介する。|
|[[パーティゲーム>パーティゲーム#body]](電子ゲームを含む)|ここでは、特に3人以上の複数でも遊べるゲームを中心に取り上げている。小さなお子様も一緒に参加しやすいゲームをお探しの方は参考にされたい。なお、この表では、他のジャンルで紹介したゲームも紹介する。|
|[[テーブルゲーム>テーブルゲーム#body]]|いわゆる「オセロ」や「ブロックス」などの対戦型ゲームやボールアクションなどのボードゲームを中心に紹介する。どちらかといえば大人の雰囲気があり、静かな環境の中で楽しめるゲームがお好きな方にお勧めだが、「ふくろと金貨」のように、会話中心に盛り上がるものも含む。|
|[[カードゲーム>カードゲーム#body]](半電子ゲームを含む)|カードゲームについては、印刷された内容を点字や触覚で理解できる工夫さえすれば、視力を用いずに遊べる場合が多く、ここで紹介しているもの以外にも楽しめるものが多々あるものと思われるので、更なる情報提供をお待ちしている。ただし、カードの大きさやゲームセットの仕組みによっては、その限りではない場合もある。また、視覚障碍者がカードゲームを遊ぶ場合には、山札を崩してしまわないよう、カードトレイの代用となるもの(例えば、蓋付きの収納箱など)を準備されることを推奨する。|
|[[パズルゲーム>パズルゲーム#body]](半電子ゲームを含む)|パズルゲームについては、立体パズルを中心に、視力を用いずに遊べる製品が多い。このため、ここに取り上げた製品以外にもまだ多数の製品が触覚のみで遊べると思われるので、更なる情報提供をお待ちしている。|
|[[知育系パズル>知育系パズル#body]]|ゲームを楽しみながら、論理的思考力や問題解決能力などを養うことを目的とした知育玩具が昨今世界的にブームとなっている。このジャンルの多くは、あらかじめ記されたチャレンジ問題を元に盤面にセットした立体を動かす、複数の立体を組み合わせるなどしてミッションをクリアしていく立体ゲームとなっており、問題の内容を触覚で理解できる工夫をする必要が生じる。しかし、それさえクリアすれば、プレイそのものは視力に頼ることなく遊べるものが多いため、それらのジャンルからいくつかをまとめて紹介することにした。|
|[[木製ゲーム>木製ゲーム#body]]|木製ゲームは、手に馴染みやすい他、ピースを置いた時の安定感が比較的よく、意図せず倒してしまっても修復しやすい特徴があり、目を使わずに遊びやすい。その観点から、既に紹介されたゲームの中から、全て木材により製造されたゲームを紹介する。|

**テーブルゲーム [#q956bdcf]
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|~ゲーム名 (五十音順)|~ランク|~メーカー|~ジャンル|~プレイ人数|~発売年|~アクセシビリティ情報|
|[[アバロン>アバロン#body]] (Abalone)|B|アバロン社|ブレインゲーム|2人|1987年|フランスのボードゲームで、丸い穴の空いた6角形のボード上に玉の列を作り、相手の玉列と押しあい、玉をボードの縁側に押し出すゲームで、「玉の押し相撲」の愛称で親しまれてきた。どちらかの色の玉にテープなどを巻きつけることで、色判別が可能となる((本品のパッケージは、ボードの大きさに合わせた六角形のかぶせ蓋式の箱となっている。玉の落下や紛失を避けるため、ボードをパッケージ内に設置して遊ぶことをお勧めしたい、))。|
|オートリオ (Otrio)|B|Marbles|ブレインゲーム|2~4人|2018年|大きさの異なる3種類の筒状のリングを用いて、三目並べを行うボードゲーム。ボードには、配置したリングがずれにくい加工が施されており、手触りの違いで色を判別できる工夫さえすれば、触覚のみのプレイがしやすい製品である。|
|お出かけブロックス|B|セコイア|ブレインゲーム|2人|2011年|後述する「ブロックスデュオ」のミニ版として販売されていた。21種類の形状のブロックの角をつなげて、エリアを広げていくゲーム。ボードのマス目に設けられたピンに合わせて穴が空けられており、ピースをボードに固定することができ、しけの海を航行する船内であってもピースがずれないほどのしっかりした加工がほどこされていた。また収納トレイにもピンが設けられているほか、ゲーム盤と収納トレイを一体にして折りたたむことができるなど、持ち運ぶにも非常に便利なように工夫されていた。当時輸入代理店となっていたビバリー社がブロックスシリーズの販売を終了したと同時に市場から姿を消し、現在はネットでのみ入手可能となっている。遊び方や視覚障害対応など、詳細については、「ブロックスデュオ」の項を参照されたい。|
|カテドラル (Cathedral)|B|ニュージーランド製|陣取りゲーム|2人|1978年|木製のボード上に、2色の形の異なる寺院型コマを配置していくゲーム。それぞれのプレイヤーは好きな色を決め、任意の場所に寺院を配置していく。隙間なく壁で囲われたエリアを作ると、そこは自エリアとなり、相手プレイヤーは寺院を配置することができなくなる。このルールに従い寺院を配置し、双方のプレイヤーが置けなくなった段階で獲得した面積の広いプレイヤーが勝ちとなる。寺院のコマの色の違いを理解できる工夫さえすれば、触覚のみのプレイが可能。2人用ブロックスのゲームセットを使うことで、このゲームと同様の遊びを楽しむことも可能である。|
|[[きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3>きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3#body]]|A|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|ブレインゲーム|2人|2017年|チョコレート菓子の形状が両面に模られた駒を使い、3種類のゲームを遊べるボードゲーム集。マス数は6×6と小さいが、触覚のみを用いたプレイが可能。ピースなどを加工せずに視力を用いず遊べる貴重な製品。なお、開封時にピースの組み立て作業を要する。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]でも販売されている。盲導犬マーク付。|
|クアルト! (Quarto!)|B|ギガミック|ブレインゲーム|2人|1991年|フランスの木製ボードゲームで、マルバツゲームをさらに複雑化させたゲーム。積み木のようなコマには色・大きさ・形・穴の有無等の4要素で陰と陽の違いがあり、いずれかの要素で縦横斜めのいずれかを先に揃えたプレイヤーの勝利となる。ただし使うコマの選択権は相手プレイヤーにしかない。ボードのマス目は触知でき、コマの色は突点シールなどを上面に貼ることで判別可能。プラスチック製ミニ版となるクアルト・ポケット(Quarto Pocket)の販売も行われていた時期もあるが、現在は廃バンとなっている。|
|[[クイキシオ>クイキシオ#body]] (QUIXO)|S|ギガミック|対戦型スライドパズル|2人||フランスの木製ボードゲーム。2色の色面と、白い空面を持つ25個の立方体をスライドさせながら、1列の並びを完成させることを目的とする。色面には、マルバツのマークが彫られていて、触知可能であるため、ボードやピースに加工を加えずに触覚のみで遊べる貴重な製品。2018年には、プラスチック製ミニ版であるクイキシオ・ポケット(QUIXO Pocket)も発売が開始された。木製版にも大小2種類のサイズがあるが、ミニサイズは材質の特質上触覚情報がやや不鮮明なため大きいサイズがお勧め。|
|クイキシオ・ポケット(QUIXO Pocket)|B|ギガミック|対戦型スライドパズル|2人||上記のプラスチック製ミニ版。ボード下にキューブを収納できる他、ボードを折りたたむことができ、コンパクトで持ち運びに便利。遊び方は上記と同様。丸印が多少不鮮明に感じるかも知れないが、面を削るなどすればはっきり触知できる。|
|コリントゲーム|S|海外製品|ボールアクション|無制限||アメリカで古くから伝わるテーブルゲームで、ピンボールの原型となった。手前側に傾斜したテーブルの右手前のスタートホールから、プランジャーでボールを奥へ打ち出す。上部の楕円形の渦巻き状のリングや、その手前のピンが立ち並ぶエリアを経て、手前端に並ぶ10個の得点ホールに入った点数の合計を競う。テーブルは箱状になっており、フィールド上を触覚で確認できる他、手先の感覚だけを頼りにプランジャーをコントロールするため、視覚を用いずに遊ぶことができる。|
|[[ゴブレットキッズ>ゴブレットキッズ#body]] (Gobblet)|B|ギガミック|ブレインゲーム|2人|2003年|フランスの木製ボードゲーム。マルバツゲームを元にした記憶ゲームで、コップを下向きに置いたような形状をした2色のコマを使う。相手のコマに自分のコマをかぶせることで相手の手を阻止する。ボードのマス目は触知可能で片方の色のコマにシールを貼ることで、視力を用いずプレイ可能。|
|ゴブレットゴブラーズ (Gobblet Gobblers)|B|ブルーオレンジ|ブレインゲーム|2人|2015年|ゴブレットキッズの簡易版で、各コマにキャラクター要素が追加された。遊び方は、ゴブレットキッズと同一であるため、そちらを参照されたい。|
|スナップアタック (SNAP ATTACK)|S|海外製品|アクションゲーム|2~4人||アメリカのアクション系ボードゲーム。強力マグネットを内蔵した円形のパックを、花形のフィールドに配置し、他のパックと引き寄せあってしまったプレーヤーが負けとなる。ピースなどの加工をしなくても、視力に頼らずに遊べる貴重な製品((強い磁力を有するため、体内式医療機器のユーザーは使用不可。また、電子福祉機器への影響の可能性についても考慮の上で遊ぶこと))。|
|スパイを追いつめろ (Nowhere to Go)|B|[[Educational Insights:https://www.educationalinsights.com/]]|対戦型戦略ゲーム|2人||6角形のボードにスパイが立つ丸いところと橋がある。最初にスタート地点にスパイの駒を置く。スパイは橋を壁が無いところは好きなだけ移動できる。手番では、スパイを移動させて壁ピースを置くことを互いに繰り返す。こうしてスパイを動けなくした人が勝ちというゲーム。スパイの駒に紐を付けるか、シールを貼ることで色の区別が可能。またハナヤマのリバーシの駒など、少し大きめの丸くて重さがあるものを代用すると、触った時にずれにくくて良い。|
|3DマルバツGAME|S|JAPAN81|ブレインゲーム|2人|2012年|通常は平面で行うマルバツゲームに高さの要素が追加された「立体4目並べ」の一種である。コマにはマル型とバツ型があり触覚にて確認可能。下の段からボードにコマを挿していき更に2段目3段目と別のコマを接合してタワー状に組み上げる方式であることから、不意の接触によりオブジェが意図せず崩壊するリスクが緩和されている。|
|[[対戦型テトリス>対戦型テトリス#body]]|A|トミー(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|対戦パズル|2人|1989年|当時流行中だったコンシューマゲームである「テトリス」のアナログ移植版。触覚のみによるプレーが可能なように工夫されており、初の盲導犬マーク付き共遊玩具に認定された。現在はネットオークションなどで入手できることがある。|
|大回転オセロ(オセロ極)|S|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|ブレインゲーム|2人|2004年|コマピースを必要としないオセロ板で、各マスに備えられた回転版を回すことで、白、黒、空の3種類のコマの状態が立体的に浮き上がる仕組みとなっている。また黒の面には、盲人用オセロに施されているのと同じ渦巻き状の立体模様があり、触覚だけで色を判別可能なことから、発売当初より新たな盲人用オセロとしても注目され、発売から15年あまり経過した現在にあっても量販店や、[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて入手可能。盲導犬マーク付き。|
|大回転オセロ ミニ(オセロ極Jr.)|B|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|ブレインゲーム|2人|2011年|上記の携帯版。ボードのサイズが9×11×1センチと大変小さく、どこででも遊べることで注目されていた携帯型オセロで、2019年現在新たに再販されたモデルを量販店などで入手可能。黒面のうずまき模様はないが、荒めの紙やすりなどで表面を削ることで色判別の代用となる。この方法は、プラスチック製ピースであれば他のゲームでも応用できるので参考にされたい。|
|ティック スタック トォー (Tic Stac Toe)|B|[[ビバリー:https://www.be-en.co.jp/]]|ブレインゲーム|2人|2014年|通常は平面で行うマルバツゲーム(Tic Tac Toe)に高さの要素(Stack=積み上げる)が追加された「立体4目並べ」の一種である。ブロックにはマル型とバツ型があり触覚にて確認可能だが、ハンディーキャップ用アイテム(阻止用アイテム)として黒いブロックがあり、マル型(こちらは白い)と形状が同じため、黒ブロックを利用する際は面を削る、シールを貼るなど何らかの工夫が必要である。下の段からボードにブロックを挿していき更に2段目3段目と別のブロックを接合してタワー状に組み上げる方式であることから、不意の接触によりオブジェが意図せず崩壊するリスクが緩和されている。|
|バベルピコ (babel pico)|S|[[キュボロ:https://cuboro.ch/de/Swiss/Japanese]] (cuboro)|ブレインゲーム|2人|2009年|四角いブロックの凹凸を組み合わせて側面に突起が出ないようにブロックを置いていき、ブロックを置けなくなったら負けの2人用ゲーム。24個あるキューブを半分に分けて、プレイヤーは1個ずつブロックを置いていく。分け方は4凸2個、3凸3個、2凸1個、1凸3個、凸無し3個である。1段が常に2×2(4個)になるように積み上げ、6段目が最高位である。かならず1段に4個置き終わってから、次の段に重ねる。塔の外側は必ず凹になるようにする(凸はNG)。塔の内側は凹凸で組み合わせる(凹凹や凸凸はNG)。1段目に4凸を置いてはいけない。1段目だけは隣り合わせにキューブを置き、対角線上に置くことはできない(2段目からOK)。最上段(6段目)は凸面が上に出ていてもOK(側面はNG)。このゲームにはボードが無く、机など好きな場所でプレイできる。目が見えなくてもプレイできるユニバーサルゲームとなっている。|
|ふくろと金貨|A|[[オインクゲームズ:https://oinkgms.com/jp/]]|ボードゲーム|3~6人|2018年|盗賊となり他のプレイヤーから金貨を奪い、袋に一番多く金貨を入れた人が勝ちというゲーム。金貨のほかに、1枚だけ金貨より軽いが金貨10枚分の価値のあるダイヤモンドが入っている。一人が親分、他の人は子分となる。親分は子分に適当に金貨を袋に入れて配る。自分の袋は上の方を持ち、振って重さや音を確認しても良いが、中身を見たり触ったりしてはいけない。親分の左隣から時計回りに相手を指名して金貨を奪うか、奪わずに袋を閉じてゲームから降りるか、何もしないで様子を見る(パスする)かを選択できる。指名するとき、相手に袋を振ってもらい音を聞いてから、相手を変えることもできる。金貨を奪うときは、自分の袋の中身が相手よりも多くなってはいけないというルールがあり、奪われすぎたと思ったらチャレンジ(申告)することができる。チャレンジがあったら二人のふくろの中身を重ねてチャレンジ成功ならされた側、チャレンジ失敗ならした側が相手に全ての金貨を渡して失格となる。全てのプレイヤーが2手番終了したら1ラウンド終了。金貨の多い順に1位から3位までの得点チップを受け取る。3ラウンド制で、一番多くチップを獲得したプレイヤーの勝ち。袋と金貨のみを使用し、音や触覚のみで遊べるため、視覚に頼らずプレイ可能な貴重な製品である。封入されている得点チップも大きさが3種類とも異なるため触知可能。なおこの商品は店舗限定生産となっており、ネット通販以外では「イエローサブマリン」にて現在も入手可能である。|
|[[ブロックスデュオ>ブロックスデュオ#body]] (Blokus Duo)|B|セコイア|ブレインゲーム|2人|2006年|フランスの4人用ボードゲームの2人プレイヤー版。様々な形に組み合わされた正方形のタイルの集合体の角をつなげて、自エリアを広げていくゲーム。ボードのマス目は触知により把握可能であり、ピースを加工することで色判別の代用が可能になる。|
|ブロックスミニ (Blokus Mini)|B|セコイア|ブレインゲーム|2人|2016年|ブロックスデュオの後継版として登場した2人用ブロックス。ボードやブロックが小型軽量化され、持ち運びに便利となった他、ゲーム中に配置したブロックがマスからずれにくい加工が施された。遊び方など詳細については、ブロックスデュオのリンクを参照されたい。|
|本格リバーシ(リニューアル版)|A|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|ブレインゲーム|2人|2017年|同タイトルのリニューアル版で、ボードのマス目や、コマの白黒が触覚により判別可能になった。ただし、開封時にピースの組み立て作業が必要。盲導犬マーク付き。なお、市場では、バリアフリー加工されていない旧バージョンも混在しているため、ネットなどでの購入の際は、次に示すJANコードのものを検索されたい。4977513058919|
|[[マンカラ>マンカラ#body]]|S|海外製品|ブレインゲーム|2人||古代よりアフリカに伝わるボードゲーム。ボード上の穴に入れた石を移動させ入手した数を競う。色の概念がないので、パーツを加工せずとも、視力を一切必要としない。アクセシブルゲームトイについて語るうえで最も重要な製品である。なお本ゲームは、専用のゲームセットを購入しなくても、飴玉や食器など身の回りにあるもので代用することも可能。|
|メガテ=目我天(Megateh)|S|[[ロジーゲームズ:http://www.logygames.com/]]|ブレインゲーム|2~6人|2017年|4目並べを発展させた木製ボードゲーム。4×4の穴に、3種類のコマをはめていく。コマには、穴の開いたもの、開いてないもの、穴の開いたものと開いてないものを2段重ねに接合したものが8個ずつあり、プレイヤーはどのコマを使ってもよい。既に入れたコマの上に新たにコマを重ねることもできる。ただし、コマが2段になると穴はふさがれ、ここに新たにコマを置いてはならない。1段の場所に2段ゴマを入れることは反則にはならない。このルールに従って順番にコマを配置し、縦横斜めの直線状に、同じ面で4つ、または同じ高さで4つ、または階段状に1段・2段・3段と揃えたプレイヤーが勝ちとなる。プレイヤーが3人以上の場合は、人数と同じセット数でゲームを行い、全員が順番に先手を務め、勝者は5点、その直前ターンのプレイヤーは0点、それ以外は3点を獲得、最も得点の多いプレイヤーが優勝となる。なお、前述した「クアルト!」のルールを用いて、次のターンを務めるプレイヤーの使えるコマを指定する遊び方も楽しめることから、クアルトの代用としてもプレイ可能。ボードの穴は、コマ2段分の深さがあり、はめたコマがずれ動くことはない。色の概念がなく、ボードやコマを加工することなくゲームに参加でき、アクセシブルゲームトイについて語る上で極めて重要な製品の一つである。ロジーゲームズのオーダーフォームより受注製作が依頼可能。|
|ラッシュアワーシフト (Rush Hour Shift)|C|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|対戦型スライドパズル|2人|2015年|知育系ゲームとして名高い「ラッシュアワー」の対戦型ゲームで、混雑する駐車場から自分の車を相手よりも先に外に出すパズル。車の他にボードもスライドできるようになっている。カードには車を何マス動かすかや、ボードを何マス スライドするかの指示が書いてある。このカードをお互いにめくって、指示されたとおりにどれを動かすかを考えなければならない。さらに初期配置は10種類ほどあるため、何度でも楽しめるようになっている。初期配置の点図とカードに点字を貼ったものを用意することでプレー可能。なおこの商品は日本未発売であるが、一部の通販で買うことができる。|
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**カードゲーム(半電子ゲームを含む) [#a35bfe3d]

カードゲームについては、印刷された内容を点字や触覚で理解できる工夫さえすれば、視力を用いずに遊べる場合が多く、ここで紹介しているもの以外にも楽しめるものが多々あるものと思われる。ただし、カードの大きさやゲームセットの仕組みによっては、その限りではない場合もある。また、視覚障害者がカードゲームを遊ぶ場合には、山札を崩してしまわないよう、カードトレイの代用となるものを用意されることを推奨したい。
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|~ゲーム名 (五十音順)|~ランク|~メーカー|~ジャンル|~プレイ人数|~発売年|~アクセシビリティ情報|
|ウノ・アタック (UNO ATTACK!)|B|[[バンダイ:http://www.bandai.co.jp/]]|カードアクション|2~8人|2003年|大人気カードゲームの「ウノ」を発展させた半電子ゲームである。基本ルールは「ウノ」と同じだが、「ヒット」と書かれたカードを引いたプレーヤーは、数回に1度大量のカードを噴出するアタックマシーンのボタンを叩かされることになる。マシーンから飛び出したカードは、全て叩いたプレーヤーが背負わなければならない。カードには、「2回叩く」、「全員が1回叩く」など、ヒットに関する指示もあれば、同じ色の全ての手持ちカードを場に出せる「ディスカードオール」などという恐ろしいカードも含まれる。カードに点字を打つなど触覚でわかる工夫をすれば全盲者でも遊びに参加できる。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]や、ネリマサウンドにて、点字カード入りのゲームセットが発売されていたことがある。|
|イグルーポップ(イヌイット) (IGLU POP)|B|Zoch|推理ゲーム|2~6人|2003年|ドイツ製。イグルー(スノードーム)に封入された2~13個のガラスビーズの数を、振った時の音で当て、場に出された8枚のカードの数と一致するか考える。場に出されたカードは3種類あり、それぞれ1~3つの数字が書かれていて、1つの数字のみのカードは当てにくいため高得点となっている。一致する個数だと思ったら、そのカードに自分のチップを賭ける。答え合わせをし、当たるとそのカードがもらえる。「イグルーの裏とカードに点字等を貼る」「イグルーは一斉に振るのではなく、ターン制で振る」「区別できるよう、チップの色ごとに細工を加える」などの工夫をすれば、視覚に頼らず遊べる。|
|オーノー99 (O'NO 99)|B|トミー(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|推理ゲーム|2~8人|1987年|順番にカードをだして、場の数字を足し算していき、99以上にした人が負けというゲーム。数字カードの他に、数字をそのままにするホールド、順番を逆にするリバース、数字を10減らすマイナス10、次の人に2回カードを出させるダブルプレー、出すことのできないオーノー99などのカードがある。カードに点字を貼ることでプレー可能。以前[[日本点字図書館:https://www.nittento.or.jp/]]で、点字付きカードが販売されていた。|
|ゲシェンク (Geschenkt)|B|AMIGO|推理ゲーム|3~5人|2004年|オリジナルは2004年発売。場にあるカードを引き取らないようにするゲーム。プレイヤーは11枚のチップを持ってスタートする。ゲーム開始前にカードを9枚抜き取り、このカードを見てはいけない。カードは3から35までの数字のみであり、このカードを引き取るとマイナス点になるため、引き取りたくない場合はチップを払う。カードを引き取るときは、みんなの払ったチップも引き取れる。手番では山札からカードを引き、みんなに公開してから、引き取るかチップを払うか選択し、時計回りに進行する。カードを引き取ったプレイヤーは、次の山札を公開して、続けてプレーを行う。カードを引き取ったとき連番(33、34など)を持っていると、小さい数字だけがマイナス点となる。またチップを持っていると、チップの数だけマイナス点を軽減できる。上級ルールでは、プレイヤーが持つチップは10枚となり、抜くカードは10・20・30とその他ランダムの6枚となるため、戦略的なプレーを楽しめる。カードに数字の書いたシールなどを貼ることでプレー可能。|
|小早川|B|[[オインクゲームズ:https://oinkgms.com/jp/]]|推理ゲーム|3~6人|2013年|たった15枚のカードを使い、一番大きい数字カードを持っていた人が勝ちというゲーム。カードは1から15の数字カードのみ。まずプレイヤーにチップを4枚配る。ラウンド開始時にカードを1枚ずつ配り、1枚を小早川として中央に表向きに置き、チップも1枚置いておく(7ラウンド目だけは2枚置く)。手番では時計回りに山札を弾いて自分のカードと交換して表向きに捨てるか、引いたカードを見ずに小早川の上に置いて数字を上書きするかを宣言してから行動する。全てのプレイヤーがこの動作を行ったら、時計回りに自分が一番数字が大きいと思ったらチップを1枚かけるか、かけないで勝負しないかを選択する。そしてチップをかけた人全員がカードを公開するが、このとき一番小さい数字を出した人に中央の小早川カードの数字が足し算された上で、一番大きい数字になった人がかけられたチップと中央のチップをもらうことができる。7ラウンドやって一番チップの数が多い人の勝ち。数字カード15枚に点字シールなどを貼ることでプレー可能となる。|
|ノイ (neu)|B|[[おもちゃ箱イカロス:http://neu-icarus.com/]]|推理ゲーム|2~7人|1988年|手札を出していき、場の数字の合計が102以上になった人が負けと言うゲーム。手札とチップを3枚持った状態で親から時計回りにカードを出し、1枚を山札から補充する。カードには1から10の他に50や-1や-10、合計を101にするもの、そのまま次のプレイヤーに回すパス、逆回りになるターン、次のプレイヤーを指名できるショット、次のプレイヤーが2枚出さなければならないダブルなどのカードがある。102を超えたプレイヤーはチップを1つ支払い、全てを失ったら脱落となる。カードに点字シールなどを貼ることでプレイ可能。|
|ハゲタカのえじき|B|メビウスゲームズ|判断力ゲーム|2~6人|1988年|全員が1から15のカードを持ち、場に出た得点カードを取り合い、合計数が一番多い人の勝ちというゲーム。場に出た得点カードを見て、プレイヤーは手札から1枚選び、一斉に出す。場にプラスのカードが出たら一番大きい数字カードを出した人が取り、場にマイナスのカードが出たら一番小さい数字カードを出した人が取らなければならない。場がプラスの時に一番大きい数字カードを出した人が2人以上いたら、その次に大きい数字を出した人が取る。場がマイナスの時に一番小さい数字カードを出した人が2人以上いたら、その次に小さい数字を出した人が取る。1度使用したカードは使えず、15回で勝敗が決まる。カードがシンプルなため、1から15と、+1から10、-1から5の得点カードに点字を貼ることにより、プレイ可能。|
|ファブフィブ (FABFIB)|B|海外製品|推理ゲーム|3~5人||0から9のカードを使用する。最初のプレイヤーは山札から3枚引いて数字が大きい方から3ケタの数字で読み上げて次のプレイヤーに渡す(このとき嘘をついても良い)。渡されたプレイヤーはそのカードを受け取るか、数が嘘だと思ったら「ダウト」と言うことができる。受け取った場合は前のプレイヤーより大きい数字を言わなければならないため、1から3枚のうち何枚交換するかを言い、好きなカードを捨てて山札と交換する。「ダウト」と言われた時、本当の数字であれば言った人がダメージを受け、嘘だったときは言われた人がダメージを受ける。プレイヤーは12の体力を持っている。カードにはドクロマークが1から3描かれているので、最低3、最高で9ダメージ受けることになる。そして0を3枚集めたら、1000を宣言し、自分の体力を全回復し、他のプレイヤー全員に3ダメージずつ与えることができる。ダメージは死神の絵のカードをスライドさせて表すようになっているが、プレイヤーにチップを12枚ずつ配ることで、代用できる。カードには数字とドクロマークの数を点字で貼ることで、プレイ可能となる。|
|フラッシュワード|B|日本卓上開発|スピード連想ゲーム|2~6人|2018年|大人気カードゲームである。カードの表には数字、裏にはひらがな1文字が印刷されている。山札の上に数字が来るようにカードを重ね、自分のターンで1枚をめくって、場に出す。この時点で現れたひらがな文字で始まり、なおかつ山札の上に表示された文字数の言葉を制限時間内に発音し、成功すればカードは場に置いたままにできるが、失敗すると全ての場カードを背負わなければならない。山札が亡くなった時点で、最も手持ちカードの少ないプレーヤーが勝ちとなる。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて、点字シール付きのカードが発売されている。|
|ベガスナイトスロット|B|トミー(現[[タカラトミー:https://www.takaratomy.co.jp/]])|カジノゲーム|2~4人||スロットマシーンの6つの絵柄のカードを場に出して3つの絵柄を揃えるゲーム。最初に3箇所の場にカードを1枚ずつ表向きに置いてから、残りのカードを全て配る。手番では配られたカードを見ずに、上から1から3枚場の好きなところに置き、絵柄を3枚揃うように置く。絵柄により、揃うと他のプレイヤーからカードを奪ったり、置き場の山をもらうことができる。こうして最後までカードを持っていたプレイヤーの勝ち。以前は[[日本点字図書館:https://www.nittento.or.jp/]]で点字と立体図付きのカードが販売されていたため、点字の読めない中途失明者でもプレイできる商品であったが、廃盤となっている。|
|ラック王|B|海外製品|数字パズル|2~4人|1981年|1から60までのカードのうち10枚を、内容を伏せた状態で配り、各プレイヤーは配られた順にラックの手前から数字を手前にした状態で立ててからゲームを始める。自分のターンが来たら場札から1枚引くか、山札のてっぺんをめくり、ラックの手前から小さい順に数字が並ぶよう、手持ちカードと交換する。めくった山札がいらない場合はそのままドローしてターンを終了してもよい。ラックに乗せた数が最も早く小順に並んだプレーヤーがラック王となる。得点は、手前から小さい順にそろっている部分までをカード1枚につき5点が加算され、10枚成功すると50点の他にボーナスとして25点が加算される。何度か試合を行い、誰かが500点に達したらその人の優勝。3枚以上の連番を出して上がるとさらにボーナスとなり、連番3枚で50点、4枚で100点、5枚で200点、6枚以上で400点が加算される特別ルールもある。2人で行う場合は、ラック王になる条件として3枚以上の連番を含まなければならない。また、2人ずつのパートナー戦を行うルールもある。4人プレイでは全てのカードを使い、3人では1から50まで、2人では1から40までのカードを使う。プラスチック製の専用トレイも付属し、意図せず山を崩すリスクも軽減されているほか、このトレイを他のカードゲームでも代用することもできる。国内では「トイボックス社」が輸入販売を行い、[[日本点字図書館:https://www.nittento.or.jp/]]用具事業科にて、点字シール付きのゲームセットが長年にわたって販売されていた。現在は入手が難しくなっている。|
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**パズルゲーム(半電子ゲームを含む) [#rac5b932]
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|~ゲーム名 (五十音順)|~ランク|~メーカー|~ジャンル|~プレイ人数|~発売年|~アクセシビリティ情報|
|アタマにおいしいパズル やってみ せんべい|S|[[ビバリー:https://www.be-en.co.jp/]]|詰め込みパズル|1人|2007年|丸いおせんべいの形をしたピースをグラスに収納するパズル。出荷時には1枚だけ入らない状態になっているので、表面の形状をよく理解して全てのおせんべいをグラスにはめこむ。本物そっくりの手触りは、触るインテリアとしても楽しめる。|
|1分迷宮スマートエッグ|S|ハンガリー製|3D迷路ゲーム|1人|2015年|内部に迷路が組み込まれた卵型の本体頂点から、両端が丸く膨らんだスティックを差し込み、1分以内に底面の穴から出せたら成功。難易度別に6種類の卵があり、[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]によって輸入販売が行われていた。視力を全く使わずに遊べることから、盲導犬マークが付けられていたが、早期に廃盤となった。現在は、新たな12種類の「スマートエッグ」が「知育玩具」として[[H&A合同会社:https://smarteggtoy.jp/]]によって販売されている。|
|カタミノパズル (KATAMINO)|B|ギガミック|はめ込みパズル|1~2人||フランスの木製パズル。四角形のエリアを、チャレンジ問題の示すピースを用いて埋めていく。対戦モードにも対応する。現在[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]でも発売されており、点図版のチャレンジ問題が付属する(問題集のみの購入はできない)。|
|かつのう エッグキューブ|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|回転式立体形成パズル|1人|2019年|卵の形をした本体を構成する26個の曲面パーツを、「ルービックキューブ」の要領で縦横のグループ毎に回転させることで、全くばらばらな形に変形させる。この状態から、表面に段差ができないように曲面同士をうまくつなげることで、元の卵の状態に戻す立体パズルである。色の概念などはなく視力に頼らずに遊べる貴重な製品であるが、難易度は非常に高い。|
|かつのう 王将出陣|B|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|スライドパズル|1人|原作は1907年 /2017年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つ。枠の最も奥に鎮座する王将のコマが外に出られるよう、他のコマをうまくスライドさせて道を確保しつつ、王将を動かす。一般に「[[箱入り娘:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E5%85%A5%E3%82%8A%E5%A8%98_(%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB)]]」という名前でも知られたパズルで、長年にわたって日本点字図書館で販売されていた「アウトゲーム」と同じルールなので、コマに点字を貼る、初期配置を覚えるなどの工夫をすれば、視覚に頼らずに遊ぶことが可能。|
|かつのう キューブインキューブ|B|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|回転式立体形成パズル|1人|2019年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つ。縦横2列ずつに並んだ8つの中位の立方体により形成された、大きな立方体がある。それぞれの中位パーツは、縦横のグループごとに回転させることができるが、8つの立方体のうちの1つだけが、さらに小さい8つの立方体に分かれ、その部分が軸となっているため、中位の立方体を回すと1段ずれた形に変形する。回転を繰り返すうち、小さな立方体も回転し分離を始める。この変形した状態から、元の大きな立方体を復活させることができたら成功の立体パズル。小さな立方体の3つの面には異なる配色がなされており、それをヒントにパズルを解くと解きやすいため、色判別のために点字シールなどを貼るとさらに遊びやすいとのこと。ただし、回転の際に他のパーツと接触することがあるので、突点シールのような厚みのあるものは避けた方がよい。|
|かつのう ダブルキューブ|B|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|回転式立体パズル|1人|2018年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」の一つ。12個の四角錐(しかくすい)がリング状に繋がれたような形状の立体が2つある。この四角錐の間のつなぎ目を軸に回転・捻転させることによって、様々な形状に変形させることができる他、2つの立体を組み合わせることで更にバラエティに富んだ立体形成を楽しむことができる。付属のチャレンジ問題の内容を理解できる工夫さえすれば、指定された形状の立体を作るパズルも楽しめるが、その他に、「収納トレイにうまく収めるはめ込みパズル」、「直方体ができるまでの時間を二人で競う立体パズル」など、オリジナルルールを考えて遊ぶのもよいだろう。|
|かつのう ダンサー|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|はめ込みパズル|1人|2018年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つで、4種類の人型ピースを枠の中にうまくはめ込むパズル。ピースはそれぞれ異なるポーズをしており、その内のどれか1つを抜いた5種類の組み合わせ方で行う。どの組み合わせ方でも必ず解答が1つある。紙によるチャレンジ問題はないので、最初から触覚のみでプレイ可能な貴重な製品だが、難易度は高めである。|
|かつのう チーズ|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|はめ込みパズル|1人|2018年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つで、食い荒らされたような形の5枚のチーズピースとネズミの絵が描かれた丸いピースを枠にうまくはめ込むパズル。チーズに空いた穴のトリックによって惑わされないよう、先入観を捨ててプレイする。紙によるチャレンジ問題はなく、最初から触覚のみによるプレイが可能な貴重な製品だが、難易度は高めである。|
|かつのう ハノイの塔 (Tower of Hanoi)|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|移動パズル|1人|原作は1883年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つ。横長のボード上の左右・中央に突き出た3本の杭の左側の杭に大きさの異なる7枚の円盤が円錐をかたどるように下から大きい順に積み上げられており、1手で1枚ずつ他の2本のいずれかの杭に移していく。この時、下の段の円盤より大きなものを乗せてはならない。このルールに従い、最も右の杭に全ての円盤を移すことを目的とする。このパズルの始まりは紀元前3000年ごろのインドで起こった大予言にまでさかのぼることから、別名、「バラモンの塔」とも呼ばれることも多い。チャレンジ問題はなく、視力を使う必要は全くないため、全盲の状態であっても触覚だけを頼りに遊べる貴重な製品の一つである。|
|かつのう ボールピラミッド|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|立体形成パズル|1人|2018年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つ。三角形の台座には、ピタゴラスの定理に基づいて10個の丸い穴が空いている。そこに、3個、または4個の団子状にくみあわされた球の列を乗せて行き、三角錐の球列を作ることができたら成功の木製パズル。難易度はそれほど高くないので、遊び方を工夫して遊ばれることを推奨。チャレンジ問題はなく、最初から触覚のみで楽しめる貴重な製品である。|
|かつのう ラッキーキューブ|B|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|回転式立体パズル|1人|2018年|同社が手掛ける「かつのうシリーズ」と呼ばれる立体パズルの一つ。本体は、8つの立方体を2×4列に組み合わせたような形をしている。内部には仕掛けがあり、ある特殊な法則に従ってパーツを動かすと、様々に変形したり、2色の同じ形の立体に分離したり、接合したり、自由に変形させて楽しむことができる。更に、付属のチャレンジ問題の内容を触覚などで理解できる工夫さえすれば、お題に示された形の立体やシルエットを形成するパズルも楽しめる。なお、色の違いは表面の材質の違いにより、触覚にて判別可能である。|
|グルーブチューブ (GROOVE TUBE)|S|ダロリング|2D迷路ゲーム|1人|2012年|ドイツで発売された迷路ゲーム。円柱状のスティックの下半分にまきついたリングを回したり押し上げたりして抜き取り元の状態に戻す。スティックから突き出した突起がリングの裏側に隠された迷路と絡んでおり触覚を頼りに迷路を解く。|
|賢人パズル|S|エド・インター|立体形成パズル|1人||様々に組み合わされた立方体の集合体を組み合わせ、3×3×3の大きな立方体を完成させることを目的とした木製パズル。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]でも発売されたことがあった。|
|白いルービックキューブ|S|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|回転式触覚パズル|1人|2019年10月発売予定|下記の「ルービックキューブ」の触知版で、どの面も白一色となっており、各面の素材の違いによる触覚情報だけを頼りに遊ぶルービックキューブで、障害の有無を超えて共に遊びを共遊できる玩具として期待される。|
|時間どろぼう|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|図形合せ|1人||立方体をした5つのキューブの各面には、それぞれ異なる図形がランダムに描かれている。このキューブを横に並べた直方体の状態で屋根型の透明容器に収納する時、長い面が全て同じ図形で揃うようにすることを目的とする。図形は全て凹表示がなされているため触覚のみでのプレイが可能だが、完成までに長大な時間を費やすことでこのタイトルが付けられたというエピソードがあるほど、難易度は極めて高い。|
|スマートエッグ 2重迷宮パズル|S|ハンガリー製|3D迷路ゲーム|1人||「1分迷宮スマートエッグ」の難易度上昇版。迷路の内部に、回転するもう1つの迷路が隠されており、それらを触覚にてクリアしながら底面の出口を目指す。全部で3種類の迷路があり、[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]によって輸入販売が行われていた。視力を全く使わずに遊べる貴重な製品だったが、早期に廃盤となった。なお、「スマートエッグ」のシリーズ自体は、2019年より、更に難易度を重視したニューバージョンが製造されており、国内では[[H&A合同会社:https://smarteggtoy.jp/]]によって販売されている。|
|チロルチョコパズル|B|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|詰め込み式立体パズル|1人|2007年|様々な立体に組み合わされた「チロルチョコ」を陳列用の箱に収納することを目的とする。また、説明書に記されたお題を理解できる工夫をすれば、ピースを用いて、花や動物など様々な立体を作るパズルも楽しめる。|
|にゃんこ鍋パズル|S|[[シャイン:http://www.shine-jp.com]]|詰め込み式立体パズル|1人|2011年|色々なポーズの子猫を、隙間なく土鍋に詰めていき、フタがちゃんと閉まれば完成というパズル。「みけねこ」「とらねこ」「くろねこ」のカラーバリエーションがあるが、パズルの形状はいずれも同じ。|
|脳ブロック|S|[[テンヨー:http://ratiojapan,.com/]]|はめ込みパズル|1人|2019年|はめ込みパズルの代表的な存在として古くから親しまれてきたブロックパズルのリニューアル版。形の異なるブロックを全て使い、トレイを埋めていく。ブロックを裏返して使う場合もある。難易度別に5つの異なる形状が存在する。ブロックは、辺が出っ張っているため、トレイにはめ込んだ際に形状が理解しやすい。視力を用いずに遊べる貴重な製品である。|
|ハズル(キャストパズル)|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|分離接合パズル|1人|1983年~|亜鉛合金でつくられたパズルで1983年の発売以来60種ほどが発売された。外れそうで外れない2つの物体を取り外し元に戻す。難易度は高いが、本体加工せずに視力に頼らず遊べる貴重な製品。2019年3月より、[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて、一部のバージョンについて発売を開始した。|
|[[ビリビリキューブ>ビリビリキューブ#body]]|S|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|2D迷路ゲーム|1人|2007年|立方体のキューブの側面に迷路状に掘られた溝にタッチペンを侵入させ本体に触れないよう制限時間内にゴールまで導く半電子ゲーム。触覚でプレイ可能な他、各スイッチには突点表示がなされているため、制限時間やボリュームの設定が容易に行える製品だった。|
|明治パズルシリーズ カール|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|立体形成パズル|1人|2008年|銘菓、「カール」を模したピースを組み合わせ、付属のタンクに収納することを目的とする。難易度別に「薄味」「チーズ味」があり、どちらも難易度は高めだが、本物そっくりの手触りのピースは、触るインテリアとしての楽しみ方もできる他、パッケージにも本物に類似したイラストが施されているのが特徴だった。|
|明治パズルシリーズ きのこの山×たけのこの里|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|スライドパズル|1人|2007年|チョコレート菓子をかたどったピースの乗ったサブボードをスライドさせ、全ての菓子の方向がメインボードの中央を向くように配置できたら成功。菓子同士がぶつかる仕掛けがあり難易度は高いが、本物そっくりの手触りはパズルが解けなくても触るインテリアとしての楽しみ方もできる他、パッケージにも本物に類似したイラストが施されているのが特徴だった。サブボードがメインボードから外れない仕組みになっており、ピース紛失のリスクがない。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて販売されていたことがある。|
|明治パズルシリーズ さいころキャラメル|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|詰め込みパズル|1人|2007年|昭和時代の駄菓子屋に売られていた「さいころキャラメル」を模したパズル。さいころ型の透明容器に、キャラメル型の15個のピースを詰め込み蓋をする。全てのキャラメルを詰め込んでもキャラメル1個分の容積が余り、容器を回転させた時にキャラメルが1個もスライドしないように収納できたら成功となる。使うピースの数を減らすことによって、より高難易度のパズルを楽しめる。本物そっくりのピースの手触りはパズル以外にも触るインテリアとしての楽しみ方もできる他、パッケージも本物に類似したイラストが施されているのが特徴だった。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて販売されていたことがある。|
|明治パズルシリーズ チョコレートパズル|S|[[ハナヤマ:https://www.hanayamatoys.co.jp/]]|はめ込みパズル|1人|2006年|「明治パズルシリーズ」の第一弾。正方形のチョコレートのブロックを様々な形に繋ぎ合わせたピースを長方形のトレイにはめ込み、基の板チョコを完成させることを目的とする。難易度別に、「ホワイト」「ミルク」「ブラック」があり、ピースの手触りが実にリアルに 作られている他、パッケージにも本物に類似したイラストが施されているのが特徴だった。|
|ルービックキューブ|B|ツクダオリジナル(現[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]])|回転式カラーパズル|1人|1980年|立方体のキューブの各面は、異なる6色の9つのサブキューブに分かれている。これを、縦横のグループ単位で回転させ、孤立した同じ色のキューブ同士を1つの面に集めていく。面全てのキューブを同じ色で揃え、さらに6面全てを揃えることができたら完成。発売から40年ほどとなる現在においても世界的な人気を保ち続けている製品で、バリエーションも豊富である。立体模様を施した触知版が日本点字図書館・用具事業科(現「[[わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]」)にて1981年より販売されつづけている。|
|ルービックスネーク|S|ツクダオリジナル(現[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]])|立体形成パズル|1人|1981年|球体に組み合わされた24個の直角二等辺三角柱のパーツを様々な方向に回転させることで多くの形を作るゲームで「スネークキューブ」とも呼ばれる。決められたルールはなくプレイヤーの想像次第で多様なプレイが可能。色の概念がなく、視力を用いずパズルを楽しむことができた。|
|ルービックミラーズ|S|[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]]|回転式立体形成パズル|1人|2008年9月|様々な大きさの直方体で構成された物体を、パーツのグループごとに回転させ、ルービックキューブのような立方体に仕上げることを目的としたパズル。色の概念がなく触覚のみで遊ぶことができるが、難易度は非常に高い。[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]で販売されたこともある。|
|ロジックタワー (Logiq Tower)|S|グレートサークルワークス ([[GREAT CIRCLE WORKS:http://greatcircleworks.com/]])|立体パズル|1人|2013年|2重の円のタワーを作るパズル。ピースは15個。ボードの中心に棒があり、ドーナツ型のピースを挿し込み、その周りを他のピースで埋めていく。ドーナツ型のピースは外側の円に該当する部分が飛び出た形をしており、外を埋めるピースは円を切ったブロックが1から3段くっついたような形をしている。ピースの外側には円の何マス分で構成されているかが分かりやすいように、切込みが入っている。全部で22069とおりの答えがある。6ピースを使って2段の高さで23パターン、9ピースを使って3段の高さで2294パターン、12ピースを使って4段の高さで13588パターン、15ピースを使って5段の高さで6164パターンを構成することができる。『手先の運動』だけでなく、『問題解決能力』や、『論理的思考』を養う事ができる。|
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**知育系パズル [#gc1832dc]
ゲームを楽しみながら、論理的思考力や問題解決能力などを養うことを目的とした知育玩具が昨今世界的にブームとなっている。このジャンルの多くは、あらかじめ記されたチャレンジ問題を元に盤面にセットした立体を動かす、複数の立体を組み合わせるなどしてミッションをクリアしていく立体ゲームとなっており、問題の内容を触覚で理解できる工夫をする必要が生じるが、それさえクリアすれば、プレイそのものは視力に頼ることなく遊べるものが多いため、それらのジャンルからいくつかをまとめて紹介することにした。

なお、この表のみパッケージ等に記載された「対象年齢」の列を(分かる範囲で)追加している。難易度の目安にされたい。
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|~ゲーム名 (五十音順)|~ランク|~メーカー|~ジャンル|~プレイ人数|~対象年齢|~発売年|~アクセシビリティ情報|
|IQスターズ (IQ STARS)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|立体パズル|1人|6歳~|2018年|星形のブロックが3から4個くっついたような7個のピースを使用する。チャレンジ問題のように配置し、残った全てのピースを敷き詰める。チャレンジ問題の後半は、1つのピースの一部分しか表示されていないものも出てくる。ピースが大きく、ボードにはめた時にずれにくいため扱いやすい。|
|IQステップス (IQ Steps)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|立体パズル|1人|8歳~|2015年|IQシリーズはポケットゲームで小さいため、紛失に注意する必要がある。ピースは指輪のような形がいくつか繋がり、2段に重なったような形をしている。ボードには突起があり、ここにチャレンジ問題のようにピースを配置し、残ったピース全てを使ってボードを埋める。ピースは2段重ねになっているため、配置する順番を間違えると、置くことができないので、難易度は高い。なおこの商品は日本未発売の上廃盤のため購入が難しくなっているが、一部通販で買うことができる。|
|IQパズラープロ (IQ PUZZLER PRO)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|立体パズル|1人|6歳~|2018年|IQシリーズはポケットゲームで小さいため、紛失に注意する必要がある。3個から5個の球体が繋がった形の異なる12個のパズルピースをチャレンジ問題のとおりに配置し、空白を残った全てのピースで埋めるパズル。長方形のゲームボードの表の縦5マス、横11マスを使ったパズル、裏面の縦9マス横15マス分の不規則に並んだ穴にはめ込むパズル、立体ピラミットを作るパズルの3種類が楽しめる。|
|IQフォーカス (IQ FOCUS)|C|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|はめこみパズル|1人|8歳~|2018年|IQシリーズはポケットゲームで小さいため、紛失に注意する必要がある。正方形のマスが並んでいるところに小さい正方形が3~5個繋がった形の異なるピースをチャレンジ問題の通りに配置し、空白を残りの全てのピースで埋めていく。チャレンジ問題は基本的に中央の3×3の9マスの色しか書いていないので、その色が合うように残りのマスを埋めていくことになる。チャレンジ問題の内容を理解できる工夫さえすればプレー可能。またピースは部分的に色が違うので、それぞれの正方形部分にシールなどを貼って区別することでプレーできる。|
|[[IQリンク>IQリンク#body]] (IQ LINK)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|はめこみパズル|1人|8歳~|2018年|IQシリーズはポケットゲームで小さいため、紛失に注意する必要がある。横6マス縦4行の円が空いているボードにピースをはめていく。2行目と4行目は、1マス分右にずれている。ピースは12個あり、それぞれのピースは球体、円、どこかが欠けているC型のリングのいずれか3つで構成されている。球体はどこかのC型のリングにはまるようになっている。かならず全てのピースをリンクさせるようにはめるため、難易度は高い。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[赤ずきんちゃん パズル>赤ずきんちゃん パズル#body]] (Little Red Riding Hood)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|経路形成パズル|1人|4~7歳|2018年|赤ずきんちゃんが、寄り道をすることなく病気のおばあさんの家までお見舞いに行けるように、道をつなげてあげるパズル。4×4の16の穴が開いており、赤ずきんちゃんと家と樹とオオカミのピースをチャレンジ問題と同じように挿し込んでから、道のピースをはめる。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[アメイズ>アメイズ#body]] (Amaze)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|記憶系迷路ゲーム|1人|8歳~||1990年代にアメリカで発売された迷路ゲーム。迷路の溝にタッチペンを走らせ、ゴールを目指す。途中存在する23カ所のドアをタッチペンで押しあけると、ルートがさまざまに変化する。連動するドアのパターンを記憶し、本体裏側に記された図に基づき、16のミッションをクリアする。迷路の壁が立体的にはっきり浮き上がっているだけでなく、タッチペンが本体から離れない構造のために紛失のリスクもなく、視力を用いない環境でも極めて遊びやすい玩具の一つである。各ミッションにおけるドアの開閉パターンを掲載中。|
|アンチウイルス (Anti-Virus)|C|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|スライドパズル|1人|8歳~|2018年|盤上のさまざまな形のピースを斜めに動かして、赤いウイルスピースを角から出すパズル。ピースの中には、動かすことができないものも存在する。2マス分のピースが4種類あり、この中の1つが赤いウイルスピースで手触りの違いが無いため、購入後に箱を開けた時ボードの出口の斜め下の2つ目と3つ目に配置されているので、シールなどを貼って区別すると良い。チャレンジ問題の内容を理解できる工夫をすればプレー可能。|
|隕石エスケープ (Asteroid Escape)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|スライドパズル|1人|8歳~|2019年|宇宙船が隕石にぶつからないように脱出するパズル。宇宙船と、異なる隕石ピースを指定された場所に指定された向きで配置し、スライドさせて宇宙船をボードの出口から外に出すようにする。蓋が付いていて、持ち運びにも便利である。|
|[[キャメロットジュニア>キャメロットジュニア#body]] (Camelot Jr)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|経路形成パズル|1人|4歳~|2018年|王子様が高いところに居るお姫様を救出するパズル。ゲーム版に王子様とお姫様のピースを立て、階段や道をはめ込んで繋げる。チャレンジ問題の配置を理解できる工夫さえすれば、触覚のみのプレーが可能。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|クランキティ (Crankity)|B|[[Fat Brain Toys:https://www.fatbraintoys.com/]]|連動パズル|1人|6歳~|2017年|配置されたギアの歯車を連動させるパズル。ボードには21行に11、10の順に交互に穴が空いている。ここにチャレンジカードのようにギアを差し込んで配置する。その後お題に書いてあるギアを使ってギアが連動して回るように配置する。最後に黄色いハンドル(高い位置にあるギアパーツ)を回して全てのギアが回れば成功。|
|グラビティーメイズ (Gravity Maze)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|経路形成パズル|1人|8歳~||1990年代にアメリカで発売された立体パズル。内部にギミックが仕掛けられた1~5階建てのタワーをチャレンジ問題に従って組み合わせ、スタートポイントとなるタワーの最上階からビー玉を投入し、ゴールとなる平屋建てのキューブまでを、一度も停止させることなく転がせるように、ロードを作っていくゲーム。チャレンジ問題の内容を理解できる工夫さえすれば、触覚のみによるプレイが可能。|
|サファリ ラッシュアワー (SAFARI RUSH HOUR)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|スライドパズル|1人|8歳~|2008年|ラッシュアワーよりもマスが増えて広くなり、サファリパークから自分の車を脱出するパズル。ピースには動物の人形が乗っている。ピースには4マスの正方形のものが増えた。自分の車も4マス分の正方形の台に乗っていて、上の車部分を回転させて縦方向にもスライドできるため、自由度は高いと思われる。なおこの商品は廃盤のため入手が難しくなってきているが、一部の通販で買うことができる。|
|[[3匹の子ぶたパズル>3匹の子ぶたパズル#body]] (Three Little Piggies)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|はめ込みパズル|1人|3~6歳|2018年|3匹の子ぶたが居ないところに家を建てるパズルと、オオカミから守るために家で豚を隠すパズルが楽しめる。ゲーム盤には13の穴が開いており、子ぶたとオオカミをチャレンジ問題と同じように配置し、家のピースをはめていく。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[シティーメイズ>シティーメイズ#body]] (City Maze)|C|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|経路形成パズル|1人|7歳~|2015年|同じ色の矢印から目的地までを繋げるパズルである。ゲームボードには縦横に溝があり、これが道である。6かける6の交点があるような形をしており、左上と中央付近が丸くなっており、実際は34の交点である。ゲームボードは、1番左上に交点がない丸い部分が来るように置く。ピースは十字形の目的地ピースと、根元が円く表面に窪みがあるまっすぐな矢印ピースと、曲がった矢印ピースがあり、それぞれ赤い面と青い面を使用する。速達チャレンジでは、赤または青のまっすぐな矢印ピースから2つの目的地を最短で経由するようにピースを配置する。ダブルチャレンジでは、赤と青の矢印ピースから目的地までをそれぞれのピースで繋げるように配置する。矢印ピースはナビの役割であり、次の矢印ピースが配置されていないかぎり、その方向に直進し続ける。全てのピースを配置する必要はなく、直進する方向が決まっていれば、同じ直線上の道にピースを並べる必要は無い。問題は速達チャレンジ60問、ダブルチャレンジ60問。ピースの青い面と赤い面のどちらかにシールなどを貼ることで色の区別が可能となる。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[ジャンプイン>ジャンプイン#body]] (Jump in')|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|ジャンプパズル|1人|7歳~|2018年|ウサギを穴に隠してあげるパズル。5×5の穴に問題で指定されたピースをはめ込み、四隅と中央の深い穴にウサギを置くことが目的。ウサギは他のものを飛び越えて移動でき、キツネは縦横に1マス移動でき、キノコは移動できない。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[ジャンプインXXL>ジャンプインXXL#body]] |B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|ジャンプパズル|1人|7歳~|2019年|ジャンプインのサイズが大きいバージョン。ウサギが3匹から4匹に増えて、問題も40問追加されて、全100問になった。価格は6500円ほどである。通常版のパーツが小さかったため、視覚障害者はこちらのバージョンの方が扱いやすいと思われる。|
|[[城壁と戦士たち>城壁と戦士たち#body]] (Walls & Warriors)|C|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|はめ込みパズル|1人|8歳~|2018年|穴の開いたボードに戦士と城を配置し、赤い戦士は城壁の外側に、青い戦士とお城は城壁の内側になるように城壁を建てるゲーム。赤と青の戦士は手触りの違いは無いが、戦士が持っている楯にシールなどを貼ることでプレー可能。|
|[[ストーミーシーズ>ストーミーシーズ#body]] (StormySeas)|C|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|スライドパズル|1人|8歳~|2004年|海を漂っている自分の船を母港に帰還させることが目的。小さい2マス分の船、大きい3マス分の船、さらに波スライダーを動かして行う。波スライダーは8種類あり、それぞれ表と裏が別の形をしており、左右を入れ替えた配置など、問題によってゲーム版の構成を変えて使用する。チャレンジカードの内容を理解できる工夫さえすれば、触覚のみによるプレーが可能。この商品は現在廃盤となっているが一部の通販で買うことができる。またウェイブブレイカーという名前でリメイクされており、こちらも一部の通販で日本語説明書無しで買うことができる。|
|[[スマートエッグ>スマートエッグ#body]] (SMART EGG)|S|ハンガリー製|3D迷路ゲーム|1人||2019年|内部に複雑な迷路が隠された卵型本体頂点の入り口に両端が球になったスティックを挿し入れ、底面の出口から出すことができたら成功となるゲーム。内部に仕掛けられたトリックがスティックの行く手を阻むため、想像力や微細な角度コントロールが求められる。幅広い難易度に基づく12種類のスターターシリーズがあるが、初めからやや高難易度に設定されている。この製品は、2015年にメガハウスが代理店となって発売していた、制限時間付きの「1分迷宮スマートエッグ」の続編に当たり、今回は制限時間はない代わりに高難易度の迷路をじっくり解く知育玩具となっている。現在は、[[H&A合同会社:https://smarteggtoy.jp/]]が代理店となっており、銀座博品館や全国の東急ハンズのゲーム売り場にて入手できる。カードによるチャレンジ問題はなく、各スターターシリーズ本体がチャレンジ問題となる。スティックの先端から伝わる触覚情報を基本に解いていけることから、メガハウス時代には盲導犬マークが添付されていた製品であった。今回の版もアクセシビリティ面においてはプレイ環境に変化はないため、視力を全く用いずに遊べる貴重な製品である。|
|ソリティアチェス (SOLITAIRE CHESS)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|チェスパズル|1人|8歳~|2012年|4×4のゲーム盤でチェスの駒を使い、駒の動きに従い、1手で必ず1つの駒を取り、最後の1つを残すパズル。駒には色の区別はなく、すべての形の違いを把握でき、ゲーム盤には窪みがあるので、駒が簡単にずれないように立てて使用できる。なお、この製品は、現在国内での入手が難しくなっている。|
|チョコレート・フィックス (Chocolate Fix)|C|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|穴埋めパズル|1人|8歳~|2013年|色や形の異なる9種のチョコレートを、チャレンジ問題の示す配置でトレイ上のカップに置き、さらに問題の示す複数の条件に矛盾しないように、空白となったカップに正しいチョコレートを置いて正解を解くゲーム。チャレンジ問題の内容と、チョコレートの色判別が理解できる工夫をすれば、触覚のみで遊ぶことができる。なお、チョコレートピースの完成度が高いため、細工を加えることがはばかられる場合は、チョコレートに合った食べ物(フルーツなど)の形のデコシールをてっぺんに貼る、厚みの違うラップでコーティングするなど、見える人の協力を得ながら工夫をすれば、視力に頼らずに問題を解くことができる。|
|[[テンプルコネクション>テンプルコネクション#body]] (Temple Connection)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|経路形成パズル|1人|7歳~|2018年|3つの異なる形の寺院を道や橋で繋ぐパズル。ボードには5×5のマス目があり、ここに寺院を配置する。寺院は、1階建て、2階建て、3階建ての物があり、1階に入口が2つあるものや、1階と2階に入口があるものなどがあり、問題によって向きを変えて配置する。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|ティップオーバー (TIPOVER)|C|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|脱出ゲーム|1人|8歳~|2015年|電流の流れる5×5マスの床上に、チャレンジ問題の示す通りに配置された隣接する梯子の間を飛び移ることで、ティッパーを安全な場所にある梯子まで移動させるゲーム。梯子には1段から4段のものがあり、1段がマス目と同じサイズの辺を持つ立方体をしており、今乗っている梯子をいずれかの方向へ横倒しにすることにより、離れた梯子への移動が可能になる。このルールに基づき、ゴールとなる1段の梯子にたどり着けたら脱出成功となる。チャレンジカードの内容を理解できる工夫さえすれば視力に頼らずにプレイ可能。なお、このゲームは、配置したピースが倒れやすいので、マスとマスの間に薄い両面テープを流し込むことにより安定する。|
|トラッキー3 (Trucky 3)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|はめ込みパズル|1人|3歳~|2018年|3台の異なる形のトラック(小さいもの、高さがあるもの、長さのあるもの)に荷物を積み込むパズル。チャレンジ問題には、トラックと積み込むピースの指定がある。|
|[[逃げろ!はりねずみ>逃げろ!はりねずみ#body]] (HEDGEHOG ESCAPE!)|B|[[ボーネルンド:https://www.bornelund.co.jp/]]|移動パズル|1人|8歳~|2011年|子供のねずみがアナグマの居るところから逃げて、脱出させるパズル。問題のように7×7の穴の開いたゲーム盤にアナグマピースを挿し、子供のねずみピースを置く。子供のねずみピースは、丸いピースを5つくっつけて作られたコの字型を2つ重ねたような形をしており、これを転がして移動してゴールから出す。チャレンジカードの内容を理解できる工夫さえすれば、触覚のみによるプレーが可能。|
|[[眠れる森の美女>眠れる森の美女#body]] (Sleeping Beauty)|C|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|迷路・封殺パズル|1人|3歳~|2019年|数奇な運命により塔の上に眠らされた姫を助けるため、王子様が茨の迷路を進み、姫が捉えられている魔女の城へ向かうパズルと、魔女の立場となって、王子様がお姫様に会えないように、魔女が化けたドラゴンによって道を塞ぐパズルを楽しめる。花の飾りを持つ4枚の迷路ボードを、正方形の大きなフレームにはめることでプレイ。ボードの組み合わせ方により難易度が変化する。チャレンジ問題の内容と、迷路に付けられた花飾りの色を把握できるよう、問題内容を掲載中。|
|バック2バック (BACK 2 BACK)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|はめ込みパズル|1人|7歳~|2013年|ピースは円柱のようなものと、蓋のように平らに近いものがいくつかくっついたような形をしている。規則的な丸い穴が開いたゲームボードは立てることができる。この立てたゲームボードにチャレンジ問題のようにピースを配置し、残ったピース全てをゲームボードにはめ込むことができれば成功。ピースはボード全面からだけでなく、後面からもはめる必要が出てくるため、難易度は高いと思われる。なおこの商品は日本未発売の上廃盤のため購入が難しくなっているが、一部通販で買うことができる。|
|[[フリップイット>フリップイット#body]] (FlipIt)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|リバーシ風パズル|1人|8歳~|2006年|4×4のマスに出題カードのようにカメピースを配置し、縦横斜めに隣り合ったカメを飛び越えて、飛び越えられたカメピースをひっくり返し、すべてを表にするパズル。チャレンジカードの内容を理解できる工夫さえすれば、触覚のみによるプレーが可能。|
|ピッタリしきつめ数パズル|B|公文トイ|はめ込みパズル|1~2人|3歳~|2018年|10×10のピンの付いたボードに、チャレンジ問題の示す条件に従って、1個から10個までの突起の付いたブロックを敷き詰めていくパズル。数にまつわる様々なゲームや対戦モード、さらにはブロックだけを使った立体形成パズルも楽しめる。3歳児から大人に至るまで、様々な年代の人がチャレンジできるよう、豊富な難易度のミッションが用意されている。チャレンジ問題の内容を理解できる工夫さえすれば、触覚のみのプレイが可能。現在、[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]にて、点図付きチャレンジ問題を付属したゲームセットが販売されている。|
|ペンギン・オン・アイス (Penguins on ice)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|立体パズル|1人|6歳~|2018年|5つのペンギンの人形が着いたピースを5×5のマスのボードに配置して、指定された場所にペンギンが来るようにするパズル。ピースは5つの正方形が繋がったような形で、スライドして形を変えることができる。|
|[[ペンギンプールパーティ>ペンギンプールパーティ#body]] (Penguins Pool Party)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|平面パズル|1人|6歳~|2016年|ペンギンの周りを氷で埋めることが目的。盤には5段に4列の合計20の窪みが開いている。この窪みにチャレンジ問題に示された通りにペンギンピースを挿し込み、アイスブロックでペンギンピースの周りを埋めていく。チャレンジカードの内容を理解できる工夫さえすれば、触覚のみによるプレーが可能。|
|ホットスポット (HOTSPOT)|C|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|ソリテア型ジャンプパズル|1人|8歳~|2009年|邪魔なロボットを飛び越えて自分の赤いロボットを一番左上のホットスポット(ゴール)にたどり着かせることが目的のパズル。チャレンジモンダイのようにボードの窪みにロボットを配置する。小さいロボットと円盤型のロボットがある。ロボットは縦横に隣り合うロボットを1つまたは2つ飛び越えるて開いているマスに置くことができる。円盤型のロボットは隣り合わせることができない。赤いロボットと円盤型のロボットの形が同じため、シールなどを貼って区別すると良い。なおこの商品は廃盤となっており、入手困難である。|
|[[ホッパーズ>ホッパーズ#body]] (Hoppers)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|ソリテア型ジャンプパズル|1人|8歳~|2015年|ボードには13個のピンがあり、チャレンジカードに示されたようにカエルピースを挿し込む。カエルが1匹残るようにカエルを跳び越えては取りのぞいていくゲーム。カエルは隣り合うカエルを1つ飛び越えることができ、飛び越えられたカエルは取り除く。隣り合えば縦横斜めに移動可能。以前は赤いカエルを最後まで残るようにするパッケージも存在し、[[日本点字図書館・わくわく用具ショップ:http://yougu.nittento.or.jp/]]でも発売された時期があり、点図入りの説明書が添付されていた。現在は点字カードの入手はできないが、チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|マスダイス (Math Dice)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|対戦型数式パズル|2人|8歳~|2013年|2個のターゲットダイスを振り、出た2つの数字を掛算した答えと、その後に3つのスクローリングダイスを振って出た数がチャレンジ問題となる。各プレイヤーは、スクローリングダイスの3つの数を足したり引いたり掛けたり割ったりし、ターゲットとなる数に最も近い数にたどり着ける数式を完成させたプレイヤーが勝ちとなる。12面体のダイスボールと、5個のダイスを用い、足し算、引き算の式を作る「マスダイスジュニア」も存在する。各ダイスの内容は凹表示されているため、触覚のみのプレイが可能だが、判別しにくい場合は点字などを貼るなどの工夫をすることでプレイ可能。マスダイスジュニアでは、いくつのさいころを使って数式を完成させたかにより、最大で5マス進めるすごろくのルールがあるが、12マスのすごろくのボードはフェルトの素材でできており、マス目は平らなため、何らかの工夫が必要。なお、ブレイルセンスU2シリーズをお持ちの方は、内蔵されているダイスゲームアプリを使うことでマスダイスの遊びが楽しめるので、参考にされたい。|
|摩天楼パズル ユートピア (UTOPIA)|B|[[ボーネルンド:https://www.bornelund.co.jp/]]|立体パズル|1人|8歳~|2012年|4×4の穴の開いたボードに4種類の高さの異なる建物ブロックをチャレンジ問題の通りに配置し、チャレンジ問題の外枠にあるヒントを見て残りの建物ブロックを配置するパズル。ミニ数独のようなものだが、それとは少し違うルールで楽しめる。|
|[[迷宮トラップ>迷宮トラップ#body]] (Temple Trap)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|スライドパズル|1人|7歳~|2018年|壁や階段を移動させながら、人を出口から出すパズル。出口は2階にあるため、最後のマスには階段を配置できるようにする。盤には3×3の穴が開いており、人はこの穴に立つことができるが、階段を上がった場合は止まることができず、必ず階段を下りるように通路を配置する。また人を乗せた通路は移動できないし、人は壁や通路が無い場所にも移動できない。チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[ラッシュアワー>ラッシュアワー#body]] (Rush Hour)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|スライドパズル|1人|8歳~|1994年|たくさんの車でごった返している駐車場を交通整理し、赤いターゲット車を出口から出すことを目的とする。基本セットのチャレンジ問題の内容を掲載中。|
|[[ラッシュアワージュニア>ラッシュアワージュニア#body]] (Rush Hour Jr.)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|スライドパズル|1人|5歳~|2015年|ラッシュアワーよりも難易度の低い問題が掲載された、対象年齢5歳からのラッシュアワー。車の形がラッシュアワーと異なるが、ルールは同じ。アイスクリーム車を駐車場の外に出すことが目的。ゲームボードに引出しは無く、チャレンジカードは小さい箱に収納されている。ラッシュアワーは1問目から少し難しく感じる人も多いので、パズルに慣れていない視覚障害者の方は、ラッシュアワージュニアから始めるのも良い。|
|ラッシュアワー・ブレインフィットネス (Rush Hour Brain Fitness)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|スライドパズル|1人||2013年|大人にも楽しめるように設計されたラッシュアワーである。車の色はシンプルになり、問題はカードではなく、冊子に80問掲載されている。またボードに車をスライドさせたときの安定感が良い。|
|リスゴーナッツ (Squirrels Go Nuts)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|スライドパズル|1人|6歳~|2018年|リスが豆を穴に入れるパズル。4匹の異なる形のリスピースには豆を乗せる穴がある。リスピースに豆を乗せた状態で指定された場所に指定された向きで配置する。ピースをスライドしてボードに開いた穴から全ての豆を落とせるようにする。落とす順番を間違えると、残った豆を落とせなくなるので、注意が必要。|
|[[リバークロッシング>リバークロッシング#body]] (RIVER CROSSING)|C|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|迷路ゲーム|1人|8歳~|2006年|猛獣はびこりし危険な川をハイカーに渡らせるパズル。川の所々に切り株があり、これらを長さの異なる材木で結ぶことによって道を確保しながら、対岸を目指す。チャレンジカードをボードにはめてプレーする。カードの切株配置場所には穴が空いており、材木の絵が書かれた部分にピースをセットしてから開始する。基本セットの全問題を掲載中。なお、見える人の協力を得るなどして、あらかじめカードの右上に切り込みを入れるなど、配置方向を理解できる工夫をしておかれることを推奨。|
|[[リバークロッシングJr.>リバークロッシングJr.#body]] (River Crossing Jr.)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|迷路ゲーム|1人|6~8歳|2016年|日本未発売商品。リバークロッシングのジュニア版。通常版より難易度が低めになっている。ハイカーを男の子と女の子のどちらかを選択できる。ハイカーが一人で川を渡るパズルと、取り残された猫を救出するパズルが20問ずつ用意されている。リンク先にチャレンジ問題を記載してあるので、パズル初心者の方はこちらの問題から挑戦することをお勧めする。|
|[[ルナ・ランディング>ルナ・ランディング#body]] (Lunar Landing)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|移動パズル|1人|8歳~|2018年|無重力下の中、操縦不能となったスペースシャトルを中央のマザーシップに帰還させるパズルで、かつて「ルナ・ロックアウト」の名前で販売されていた製品のリメイク版。ピン付きボードのため、配置したコマがずれないほか、収納トレイにもピンが設けられており、コマを固定してしまえるため、紛失リスクが少なく、チャレンジ問題の内容さえ理解できれば、視覚障害者にとって非常に取り扱いやすいゲームの一つでもある。旧版の「ルナ・ロックアウト」も含め、チャレンジ問題の内容を掲載中。|
|ロードブロックパズル (ROAD BLOCK)|B|[[SmartGames:https://www.smartgames.eu/uk]]|封殺パズル|1人|7歳~|2018年|犯人が逃走できないように建物ピースと車ピースをはめ込み道路を塞ぐパズル。ボードにはマスがあり、チャレンジ問題に指定されたように犯人の車ピースと、他の車ピースと、建物ピースを配置し、残ったもの全てを使って犯人の車ピースが動けないように配置する。ピースには1マスのものから4マスの正方形を繋いだようなものまであり、このピースの上に建物や車がくっついたような形をしている。ボードのマス目にしっかり収まるようになっていて、安定感が良い。|
|ローラーコースターチャレンジ (Roller Coaster Challenge)|B|シンクファン ([[ThinkFun:https://www.thinkfun.com/]])|経路形成パズル|1人|6歳~|2018年|ジェットコースターのレールをスタートからゴールまで走れるようにするパズル。ボードには穴が開いており問題カードのように高さの異なる柱と一部のレールを設置する。その後お題に書いてあるレールを使って上から下にコースターが滑れるように設置する。設置したら、コースターを上から滑らせてゴールできるかを確かめる。グラビティーメイズよりも対象年齢が低く設定されているが、パーツの設置方法がやや難しい。|
|ロンポス (LONPOS)|B|ロンポス社 ([[Lonpos Braintelligent:http://www.lonpos.cc/jp/]])|平面・立体パズル|1人|||知育系平面・立体パズル。ロンポスにはいくつかバリエーションが存在するが、最も基本的なものは、様々に組み合わされたビー玉の集合体を使い、半月形のトレイに空いた全ての穴をビー玉で敷き詰め、三角形の集合体を完成させるパズル。ビーズの上にビーズを積み上げることで、立体を完成させる問題も存在する。付属のチャレンジ問題に記されたピースを使い、複数の難易度のパズルを解くことになる。チャレンジ問題の内容を理解できる工夫さえすれば、視覚に頼らずに遊ぶことができる。|
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