罪喰い~千の呪い、千の祈り~ for V †
概要 †『罪喰い~千の呪い、千の祈り~ for V』とは、Operettaより発売されたPC用アドベンチャーゲームをPS Vitaに追加要素を加えて移植されたタイトルである。 オーソドックスなテキストアドベンチャーであり、物語を読み進めながら中途に出現する選択肢の選び方により物語が分岐するシステムを有する。 主人公台詞を含めたフルボイス仕様が実現されている。 物語 †『解放』か『死』か。鬼に堕ちて、恋を知る。 いつも通り勉強し、いつも通り友人と喋り、いつも通りの星空を見ながら歩いていた、高校からの帰り道。 主人公たちは突如、殺意を滾らせた男に襲われ、理不尽な死の淵に追いやられる。 声すらあげられない恐怖と、苦痛。 悶え苦しむ主人公の耳に届いたのは、不思議な雰囲気をまとう青年――永海連の声だった。 彼の口づけは主人公を救い、引き返せない呪われた道へと誘う。 本作のヒロインである庵崎薫は、異常者によって目前で両親を殺されたトラウマを心の奥底に抱えながらも、日々を前向きに過ごしていた。 だが、とあるきっかけで鬼とも呼ばれる存在『上樹の一族』になってしまう。 しかも助けてくれた連という青年いわく、薫の前世である『世羅姫』が受けた呪いにより、咎人を喰らう『罪喰いの儀』を行なわなければ、酷い乾きの果てに死ぬのだと告げられる。 薫は突然人を喰らわねばならなくなった己の運命に戸惑いながらも、罪人を喰らうことで誰かを救えるのならと、罪を背負い生き続ける決心をするが……。 起動 †
ゲーム中操作 †
ゲーム中メニュー †ゲーム中、四角ボタンによりアクセス。(ここのみシステムSEなし) 上下移動、循環あり、開く毎にカーソル位置が初期化される。内容は次の通り。
なお、上記の内「セーブ」「ロード」「設定」を開いた場合はBGMが変化するため、その変化をランドマークとすることが可能。 設定 †L/Rボタンでタブを切り替える。 オートモード速度、メッセージ表示速度は何れも値を左右で変更し、端で突き当たる。 オートモード速度、メッセージ表示速度は右端が最速となる。(視力を用いずプレイを行う場合は何れも最速を推奨) 音響設定は方向キー左右で値変更。BGMとシステムサウンドはリアルタイムでの確認が可能。 BGMの下がボイス、その下が効果音となる。 罰ボタンでシステムデータがオートセーブされ、設定内容が反映された状態でゲームプレイ中のメニューへ戻る。 ゲームプレイ中のセーブ †四角ボタンでメニューを表示後、 丸 丸 左 丸 により可能。 タイトル画面からのロード †タイトル画面で、丸 下 丸 丸 左 丸 と操作。 ゲームプレイ中のロード †四角ボタンでメニューを表示後、 下 丸 丸 左 丸 により可能。 選択肢の仕様 †上下で選択、丸ボタンで決定。 選択肢出現直後は最も上のものが選ばれた状態となる。 好感度変化を示すシステムサウンドについて †選択肢の決定後に鈴音のするものがある。 これは主人公の会話相手への好感度が上昇したことを示すシステムサウンドである。 この仕様により、分岐の結果台詞の変化しない内容*2についても、その信条の違いを地の分を読む代用として活用可能である。 クイックセーブ †クイックセーブとはゲームのプレイ状況を一時的に保存する機能である。 本体電源Off、システムソフトウェアからのアプリケーションの終了などで本データの内容は消去される。 ゲームプレイ中、スタートボタンにより実行。ダイアログ出現等はなく、即時実行される。 選択肢の表示中に本操作を行った場合、後述のクイックロード後は選択肢を選ぶ状況へと復帰する。 クイックロード †クイックロードとは、クイックセーブを行った状況へ瞬時に復帰する機能である。 実行には、まずクイックセーブを行う必要がある。 セレクトボタンによりクイックロード確認ダイアログを表示し、左 丸 と操作することで実行可能。 総評 †同ジャンルとして類例の稀少な主人公ボイスの実装されたタイトルである。 単刀直入なオープニング、テンポの良い日常シーンからの急転直下な展開には鬼気迫る勢いがあり、独自の空気を醸成した本作は、その空気の一環としての主人公ボイスが効果的に機能される作品である。 関連・参考リンク †コメントフォーム †コメントはありません。 Comments/罪喰い~千の呪い、千の祈り~ for V? 投票フォーム † |