アバロン †
メーカー | アバロン社(フランス) |
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ジャンル | ブレイン系ボードゲーム |
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プレイ人数 | 2人 |
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概要 †
アバロンは、フランス人のミッシェル・ラル(Michel Lalet)とローラン・レヴィ(Laurent Levi)によって考案されたゲームで、2色に分けられた28個のガラス玉(マーブル)と、61の穴の空いた六角形のボードを使って遊ぶ。
自プレーヤーのマーブルで一直線の列を作り、相手マーブルを盤外(ボードの縁側にある溝)に押し出すことを目的とすることから、「玉の押し相撲」とも呼ばれている。
遊び方 †
- 2人のプレーヤーは、ボードを挟んで対面に坐る。
- ボードの手前列の穴から、14個の自分のマーブルを置く。初期配置は、手前列から、5個、6個、3個で、3列目両端の2個ずつの穴は、空マスとなる。これは、収納時の配列と同じなので、参照されたい。
- 黒のプレーヤーが先手となり、初回ターンで、任意のマーブルを3個同時に、垂直、または並行に1マス動かす。
- 次のターンからは、任意のマーブルを、隣接した六つの穴の内、好きな方向に一マスだけ移動させる。この時、2・3個の一直線に繋がったマーブルを、列単位で縦横に同時に動かすこともできるが、その際は、全てのマーブルを同じ方向に直線または平行移動させなければならない。なお、マーブルの数が4個以上の列を1度に動かしてはならないが、3個までを分離して移動させることは反則とはならない。
- 自分の列を直線移動させるとき、延長線上に相手マーブルの列の最後尾と隣接している場合、自分の直線移動とともに、相手のマーブルを列ごと1マスずつ進行方向に直線移動させることができる。なお、これはあくまでも直線移動でのみ有効であり、平行移動により列の横から平行移動させることはできない。また、その隣接した相手よりも自分の動かすマーブルの列の方が長くなければならない。また、押される側の進行方向には、空の穴か盤外がある必要がある。
- 押された側のマーブルの移動先が盤外にかかってしまったら、そのマーブルを失うこととなる。
- どちらかのプレーヤーがマーブルを6個失った時点でゲームオーバー、ライフの残っているプレーヤーの勝ちとなる。
戦略のヒント †
- ゲーム展開を早く進めるために、ピンチの際の防御策や、列の方向転換などを除き、可能な限り多くのマーブルを同時に動かすことを常に心掛ける。
- 自分のマーブルを、盤の縁に当たる穴に配置したままにしておくと狙われやすいので、なるべく盤の中央へ中央へと進めていく。
視覚補助情報 †
どちらかの色のマーブルにテープなどを巻きつけることで、色判別の代用となる。
注意点 †
- ガラス玉を使用するため、玉の落下には十分注意すること。視覚障害者が参加する場合は、六角形の外箱内にボードをセットし、箱内でプレーされることをお勧めしたい。
- 玉表面がデリケートなため、玉同士でこすれ合うだけでも傷がつくことがある。ゲームをしない時は、必ず収納トレイのカップ内に1個ずつ収納し、強い衝撃を与えないように注意されたい。
- 玉を、本ゲームの目的以外で極力使用しないこと。特に、子供の遊び道具として絶対に使用させないこと。
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