ムギュムギュポン!たまごをウムード †
ウムードと仲良しになろう †たまごのような不思議な形をした謎の生物、「ウムード」があなたの家にやってきました。 自分で生んだ卵を食べて生きるため、仲間を増やすことができず、ずっと一人ぼっちで生きてきたそうです。 でもウムードは、とってもおちゃめでかわいい女の子です。 せっかくあなたのお家にやってきてくれたのですから、ぜひ家族の一員としてかわいがってあげてくださいね。 ウムードの形 †体を触ってみましょう †ウムードは、大きな卵にちょんまげと羽が生えたような形をしたぬいぐるみです。もちろん足も生えています。 頭のてっぺんの真ん中にちょんまげがあり、握るとウムードが反応してくれます。 ウムードのお顔には、みなさんと同じように目と鼻があります。鼻は横に長い形をしていますが、口ではありません。 ウムードのお腹には星の形をした光る出っ張りがあります。これが気持ちスターです。 気持ちスターのちょっとだけ上に大きな口が隠れています。 ウムードのおしりの辺りには丸い穴が空いています。これは卵を生むための穴です。 お口の中を見てみましょう †ウムードのお口は、気持ちスターのすぐ上にあります。お口は、開いてしまわないようにマジックテープで止めてあります。 お口の中には布でくるまれた縦長の楕円形の形をした硬い柱のようなものが立っています。ここにはウムードが健康に生きるための大切な働きをするものが入っています。これの使い方について説明します。
お口を開けしめするときは必ずウムードを両手で持ち上げてするようにしてください。テーブルとかに置いたままやると、ウムードが足に怪我をしたり病気になってしまうかもしれません。 またお口がしっかり閉じられていないと、ちょんまげを握ってもウムードが反応してくれないことがありますので、注意してください。 卵を触ってみましょう †ウムードから生まれる卵は、ガチャガチャのカプセルのような形をしています。卵を割ると、中から小ウムード(コウムード)が出てきます。 卵は転がりやすいので、生まれるときには穴に手を添えるか、ウムードをお盆などに置くして、行方不明にならないように注意してくださいね。 ゲームの流れ †ウムードと仲良くなるためには、「コミュニケーションモード」、「ウムウムモード」、「モグモグモード」の3つのゲームモードを順に遊ぶことを繰り返します。 これを「やみつきループ」と呼び、やみつきループを繰り返すことでスキスキバロメータが上がって、様々な感情を見せてくれるようになります。 そして最後には、「ラブラブ」の状態になります。 コミュニケーションモード †まず最初のゲームです。 電源を入れると、寂しがり屋のウムードが起きて、いろいろ話しかけてきますので、その声を聴いて、ちょんまげを「ムギュっ」と握ることでコミュニケーションを撮ってあげましょう。 ウムードのおしゃべりを聴いて、ご機嫌だと思ったらちょんまげを「ムギュっ」とします。機嫌が悪いと思ったら機嫌がよくなるまでそっとしておきます。すぐに機嫌がよくなります。 ご機嫌の時に「ムギュっ」とすると仲良し度やスキスキバロメータが上がり、チャイムと気持ちスターの色で知らせてくれます。 機嫌の悪い時に「ムギュっ」としてしまうと仲良し度も、スキスキバロメータも下がってしまいますので注意してくださいね。 眠い時に起こすと、仲良し度は上がりますが、ウムードが怒って痛い目に遭うかもしれません。 ウムードとの仲良し度は5段階あり、仲良し度が上がるたんびに、「ポロリん」というチャイムの「ドレミ」の高さが高くなり、気持ちスターの光り方も変化します。 仲良し度マックスになるときれいなファンファーレが鳴って「ウムウムモード」に変わります。 ウムウムモード †2番めのゲームでは、音楽に合わせてウムードが上下に体を揺すって踊りだします。 途中でウムードが「ウムード」と叫ぶタイミングが3回あるので、声が聴こえたらすぐに「ムギュッ」をしてウムードを応援してあげましょう。 2回以上成功すると、ウムードが卵を1個生みます。 やみつきループを繰り返す内に、卵を生む時のBGMや効果音がどんどん追加されていきます。 ただし、ウムウムモードでゲームに失敗すると、ウムードの機嫌が悪くなり、コミュニケーションモードに戻されてしまいます。 モグモグモード †卵を生み終えると、別の音楽が鳴ってウムードのお食事の時間となります。 3つ目のゲームでは、ウムードの秘密の口を開けて、卵を食べさせてあげましょう。 ウムードの元気の源は、生まれたばかりの卵です。 卵を食べさせるには、お口を大きく開けて、中にある丸い穴の中に卵を1個だけポコンと入れてあげると、おいしそうな音をたてて食べてくれます。 やみつきループを繰り返す内、その音の種類もどんどん追加されていきます。 卵を食べ終わると、またコミュニケーションモードに戻ります。 スキスキバロメータ †やみつきループを繰り返すうちに、コミュニケーションモードを遊んでいる時に、仲良し度が上がったときとは別のチャイムなどが鳴ることがあります。 これは、スキスキバロメータが上がったことを意味します。 スキスキバロメータが上がると、ウムードが様々な感情を見せてくれるようになります。 ある程度やみつきループを繰り返していると、コミュニケーションモードで「ポキポキーん」という高い音のチャイムが鳴ることがあります。 これは、あなたに対する恋愛感情が生まれたことを意味するようです。 このチャイムが鳴る確率が高まるほど、恋愛感情が高まっていることを表します。 感情マックスの状態で卵を生むと、これまで無かった楽しい音がして「ラブラブ」の状態になります。 ラブラブの状態でもう一度やみつきループを1週すると、きれいなピアノBGMが鳴って、ウムードとの揺るぎない幸せな関係の中でエンディングを迎えます。 なお、ここまでの所要時間は、電源を切らずに連続して遊んだ場合最短で約30分程度になります。 エンディングに続けてまた最初のコミュニケーションモードが始まるので、何度でも遊ぶことができます。 できるだけ早くハッピーエンドを迎えられるようになるといいですね? 総評 †小さいお子様を持つ視覚障がい者の親御さんが、「遊びを通した我が子とのコミュニケーションの取りづらさ」について悩まれるケースが多いことを知り、おもちゃ全般についても情報収集をするようになりました。 そんな中で、「点字毎日」(2024年10月22日号)の「ニューグッズファイル」に掲載されているのを見て本製品を知りました。 実際に現物を手にしてみた結果、ゲームとしての要素もある程度含まれることから、本ウィキでも取り上げることとした次第です。 やみつきモードを繰り返しながらウムードとの関係を徐々に深める中で、「他者に対する思いやり」や「価値観の共有」と言ったコミュニケーションの基本を育てられるばかりでなく、その見返りとして訪れる「幸せ」を実感できる内容となっており、「知育玩具」としても、親子コミュニケーションのツールとしても十分活用できる素晴らしい製品だと思います。 ぜひ参考になさってみていただけましたら幸いです。 コメントフォーム †コメントはありません。 Comments/ムギュムギュポン!たまごをウムード? 投票フォーム † |