ファイアーエムブレム Echoes もう一人の英雄王 †
アクセシビリティ情報簡易表記
概要 †本作は1992年に発売されたファイアーエムブレム外電のリメイク作品。イベントシーンがフルボイス化され、ゲームシステムも現代風にアレンジされている。 敵味方が交互に自軍ユニット*1をマス目で区切られたマップ上で動かし、索敵と戦闘を繰り返し、自軍の勝利を目指すシミュレーションRPGであるが、4つの号令コマンドを駆使することにより、オートで戦闘を行うことが可能。 シミュレーションパートの勝利条件がほとんどの戦闘で敵の全滅ということもあって、オートでクリアもさほど困難ではない。つまり視力なしでクリアしていくことも可能。 基本事項 †
タイトル画面 †ゲーム起動後、ムービーが再生されタイトル画面に移動。スタートボタンまたはAボタンでメニューを表示。 移動は方向キー、決定はAボタン。初期カーソル位置は続きからにフォーカス。初回起動時は初めからが選択される。 詳細なタイトルメニューの並び順は、タイトルメニューを参照 初めからを選択するとゲームの初期設定を行う。ここは開始後変更できないので注意。 まず、難易度選択、上がノーマル、下がハード。 次に戦闘モードの設定。上がカジュアル、下がクラシック。カジュアルは戦闘で自キャラが死亡しても撤退扱いになり、次の戦闘で復活する。クラシックは歴代FEのように一度戦闘で死亡すると復活できない。ただし、ゲーム内で復活の井戸などを利用すれば復活できないことはない。 続いて、「お知らせを受信しますか?」の確認ダイアログ。上がはい、下がいいえ。3DS本体をインターネット接続している必要アリ。 最後に「任天堂にユーザー情報を送信することに同意しますか?」のダイアログ。3DS本体がインターネットに接続している必要あり。同意しなくてもゲームを開始できる。 画面を見ずにプレイを進める場合、特にこだわりが無ければ、ノーマル→カジュアル→受信する→同意するの設定で始めるのが無難。 ゲームの流れ †今作では、アルムとセリカの二人がそれぞれが率いる軍隊を操作してバレンシア大陸を進軍していく。 従来のファイアーエムブレムシリーズが各章毎に用意された戦闘マップをクリアしていく形式であるのに対し、今作はワールドマップ上を進軍させるというRPG的側面が強調されている。 ゲームは、大きく4つのパートで構成される。
主人公の一人であるアルムが住む「ラムの村」からスタート。村の中で情報や仲間を集め、ワールドマップに出て進軍を開始する。 視覚補助情報 †号令コマンドについて †シミュレーションパートにおける戦闘時、以下の4つの号令コマンドを使用することによりオートでの戦闘を行うことが可能。
これらのコマンドは行動を決定していないキャラに反映される。手動で行動しているキャラは含まれない。 全体のバランスを考えると、遊撃が最も適した動きを取ると言える。シスターや聖女などは回復もやってくれる。 号令コマンドの操作について †号令コマンドを実行するには以下のように行う。 戦闘が始まったら、カーソルキーを上下左右どの方向でもいいので、何度か押す。これによりキャラ選択を外すことになる。 Aボタンを押し、メニューを出す。上から2番目の項目、ミラの歯車を手に入れてからは3番目の項目を選択する。 すると、下画面に上記4つのコマンドが出現。初期カーソルは全力にフォーカス。右が遊撃。下が後退、右下で集合をそれぞれ実行できる。 移動について †本作の移動は大きく分けて4つ存在する。 町や拠点: 話す、調べる、移動などのコマンドを選択することによって実行される。移動先は上下左右ある場合があるので注意が必要。町から出る場合は確認ダイアログが出現。 マップ: aボタンでキャラを選択し、カーソルで移動する。敵ユニットや町などに当たる場合は確認ダイアログが出現。移動すると足音がするのでマッピング可能。 戦闘: aボタンでキャラを選択、カーソルで行える。上記号令コマンドを使用する場合は自動で行われる。 ダンジョン: 3Dフィールドをスライドパットを利用して移動。スライドパットの左右入力で方向転換できる。Aボタンで坪や樽を壊してアイテムを入手。敵オブジェクトに接触すると戦闘に入る。ステレオ音響。 視力必須と思われる部分について †筆者がプレイした状況でどうしても視力必須でクリアに困難が生まれそうな点をいくつか挙げておく。なお、視力なしで4章まで到達できた。物語は5章構成。 町や拠点での調べるコマンド: 調べるを選択するとフリーカーソルモードになり、特定のオブジェクトをクリックしてアイテムなどを入手する。1章の南の砦で仲間を牢屋から救出する際、床に落ちているカギを拾い、牢屋から救出する。カギは画面の右下のほう、牢屋は調べるコマンド実行時の初期位置にある。それぞれ確認メッセージが表示されるので慣れればそれほど困難ではない。 ダンジョンでの移動: このゲーム一番の難点。3Dフィールドを移動するのだが、操作しにくいスライドパットを利用しなくてはならないことに加え、通過しないとストーリーが進行しないところもあり苦労するかもしれない。1章の解放軍のアジトなど。 クラスチェンジ: 各キャラは一定のレベルになると上位クラスにチェンジできるのだが、ミラ神像で行うことになる。このミラ神像はダンジョン内にありたどり着くのに結構な労力を使う。ただ、アルム軍は初期のダンジョン、盗賊の祠がわりとわかりやすい構造をしている。セリカ軍については修道院や神殿などの拠点にミラ神像があるので慣れれば容易である。 環境設定 †メニューを表示し、マップ時、戦闘時は下から2番目の項目、拠点では一番下の項目を選択することで環境設定が行える。詳細は以下の通り、上下で項目選択、左右で設定する。
セーブについて †本作のセーブは戦闘終了時、またはマップ画面でXボタンを押してメニューを出し、下から3番目の項目を選択することにより行える。 セーブ画面は3つのスロットから選択して行う。スロットを選択すると確認ダイアログが出る。 身支度におけるお任せ設定について †本作のアイテムはひとつだけ各キャラに持たせることができる。入手したアイテムは戦闘中であれば手に入れたキャラがすでにアイテムを持っている場合は道具袋に収納することになる。 アイテムを持たせる場合、メニューから身支度を選択する。メニュー一覧画面の上から2番目の項目が身支度。 キャラ一覧が表示される。該当キャラを選びAボタンを押す。 上から3番目の項目、お任せを選択すると、今のクラスや持ち物から自動でアイテムを選別してくれる。 鍛冶について †3章から手に入れた武器を金貨や銀貨を支払うことで精錬することができる。精錬していくと段階に応じて武器もグレードアップしていく。例 鉄の剣→矢印鋼の剣→矢印銀の剣→矢印勇者の剣→矢印レイピア。 鍛冶屋は3章以降の村にある。入るとBGMが変わり話しかけるとボイスがあるのでわかると思う。鍛冶屋でのメニューは以下の通り。
精錬するを選ぶと所持している武器が一覧で並ぶ。武器を選択すると強化する項目に移る。下の項目ほどより強く強化される。 武器が次の段階に進化した際、名を刻むかどうかのダイアログが出現。ここは少し特殊なのでキャンセルすることをお勧めする。 換金するを選ぶと所持アイテム一覧が並ぶ。アイテムを選び銀貨に換金することができる。この一覧画面は全てのアイテムが並んでいるので間違えて武器を売ってしまわないように注意が必要。 両替するを選ぶと二つの項目が並ぶ。銀貨を金貨に交換すると金貨を銀貨に交換する。 金貨に両替する場合、銀貨500枚で金貨1枚と交換できる。銀貨に交換する場合金貨1枚と銀貨100枚を交換する。後者のほうが間違いなく損してるので注意。 ダンジョンから脱出したい時は †もし、ダンジョン内で現在地がわからなくなり脱出したい場合は、Xボタンを押し、メニューを表示する。 1番下の項目、離脱を選択。キャラ一覧が表示されるので1番上の主人公を選択すると、全員ダンジョンから脱出できる。 各種メニュー構造と操作指針 †タイトルメニュー †縦1列に項目が並ぶ。 左右キーで複数項目をスキップしてカーソルを移動できる。
拠点系メニュー †拠点では、選択肢を選んで行動を決定する。 拠点に入ると以下4項目が横1列に並ぶ。
Bボタンで移動、Rボタンで調べるをそれぞれ選択できる。 拠点系調べるの操作指針 †ここでは、アナログパッドか方向キーを使って、カーソルを上下左右に動かし、周辺を調べることができる。 中には、食糧アイテムや武器だけでなく、ミラの歯車や記憶のかけらなどの重要アイテムも手に入る場合がある。 カーソル移動音はないが、上下左右の端で突き当たる仕様(SEなし)。ただし、ステレオ環境でプレイをしている場合、燭台や噴水などの音源が近くにある場所では、左右にカーソルを動かすたび音源の位置が変化するので、調べられるエリアの広さを把握できる場合がある。 (参考) 1章途中の拠点「南の砦」で広さを調べた限りでは、左端から右端までカーソルを動かすと、30回ほど動かすことができた。 何もないところでAボタンを押した場合も何かしらメッセージが出るので、全ての場所をくまなく探すにはかなりの時間がかかってしまう。 攻略サイトなどで拾えるアイテムを調べ、必要なものに絞って探索するといいだろう。 幸い本作では、各ユニットが1つまでしかアイテムを持てない都合上、装備品がない状態でもある程度戦えるよう成長する。また、敵を倒すことでも武器を入手できる場合があるので、レベリングをすれば拠点で武器を集めずともクリアはできる。 ワールドマップ操作指針 †シミュレーションパートでの操作に似ており、操作したい友軍(アルム軍・セリカ軍)をAボタンで選択した後、移動させたい方向に動かす。 シミュレーションパートと異なり、友軍を移動させるとターンが経過する。第3章以降では、こちらが移動すると敵軍も移動してくるため注意が必要。 敵軍のいるマスに移動しようとすると確認のダイアログが表示され、「はい」を選ぶと戦闘に突入する。 友軍を拠点やダンジョンのあるマスの上に移動させてからAボタンを押すと、確認のダイアログが出現。「はい」を選ぶと中へ入ることができる。 ワールドマップメニュー †ワールドマップ上でXボタンを押すか、ユニットを選択していない状態でAボタンを押す。
ダンジョンの操作 †3Dダンジョン内を進んでいく。
総評 †イベントシーンがフルボイスということだが、名前のない村人にもボイスがあることからかなり力を入れたリメイク作品といえる。 SRPGにしては戦闘がスムーズでさほどストレスは感じなかった。メニューに高速モードなどもあるようなので利用すればかなりさくさく動くように思える。 本記事では視力なしでのプレイを想定し、最低限の項目のみ記載した。詳しい情報は攻略サイトなどを参考にされることをお勧めする。 攻略メモ †ゲームを最低限エンディングへ向けて攻略する際の攻略方法を記す。 各拠点では、ミラの歯車や記憶の欠片の落ちている場所を示した。 ダンジョンの攻略情報は、Lボタンを押しっぱなしにしてキャラクターが方向転換しないように操作することを前提に書き記した。 盗賊のアジト †
解放軍のアジト †
一度女神像に入ったらすぐに脱出はせず、帰り際に入り口へのショートカットを開通させておく。
海の祠 †
ミラの神殿 †
森野村・民家2 †
ドゼーの砦 †作戦室では、王家の剣を取るとフルボイスイベントが発生するので必ず拾うこと。 作戦室の小さな歯車は初期位置よりも右下にある。 ドルクの砦 †
迷いの森 †道が複雑に入り組んでいるようで、確実な攻略ルートは見つからなかった。以下の情報を参考にしつつ、何度もリトライすること
森の中には音源がないため、先へ進んでいるかどうかの判断がむずかしい。 そこで、敵の移動音やAボタンで草を切れるかどうかを判断材料にする。 ドーマの塔 †4フロアからなるダンジョン。途中に中継地点のようなものがないため、方向を見失わないよう細心の注意を払って操作をすること。 1Fは、入り口から見て、階段は右上方向
2Fは、基本的には、上を目指して進んでいくと3階への階段にたどり着く。
3Fも、2Fと同じように、上を目指し進む。 階段付近では、左から矢が飛んできて不意打ちからの先頭になる可能性があるので注意。 会談前の敵シンボルを倒したら、2つの燭台の間を上へ抜け、4階へ。 4Fは最後のダンジョンフロア。
リゲルの村 †ジークを仲間に:移動先指定時に、右上角の民家を選択。カーソルがなかなか移動しないので、右下から上へ入力するようにする。 村入り口に記憶のかけら。(右4回) リゲル城内部 †記憶のかけら:ラストダンジョン入り口前(5章開始直後のエリア)で調べる。2マス下 ラストダンジョン †ラストダンジョンに入る前に、セーブデータを必ず分けておくこと。 ラストダンジョン入り口通路 †10歩ほど上へ進み、そこから左に進む。ある程度左に進んだら、上へ抜けるとイベント。 話す・調べるが可能に。 「調べる」2マス下に記憶の欠片 このタイミングでラスダン用のセーブデータを分け、セーブしておく。 以後は、次のボス戦が終わるまでセーブできないので注意。 ラストダンジョン内部(1フロア目) †
ラストダンジョン内部(2フロア目 †
ラストダンジョンイベント戦闘の直後から †移動開始直後、記憶の欠片がほぼ真正面に落ちているが、スティックが少しでも斜めに傾いてしまうと拾うことができない。そこで、剣を振っている間は少しずつ前へ移動していくという仕様を逆手に取り、Lボタンを押したままスティックには触れずに、Aボタンを3回ほど押すことで「記憶の欠片」を拾うことができる。
アルムの試練へ †祭壇を出る(祭壇が後ろ側にある状態)から説明を開始する。 アルムの試練への入り口は、祭壇の間右にあると考えてよい。
コメントフォーム †最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 投票フォーム † |