*ピコピコテン
概要 †「光るボタン」と音階を用いた10種類のミニゲームの詰め合わせである。 本ゲームの開発の大本となったのが、1980年に「タカトクトイス」から販売されていた「ゲームロボット九」であると思われる。 「ゲームロボット」がロングセラーとして好評を博し続ける中、1984年、発売元の「タカトクトイス」が経営破綻したことに伴い、ゲームロボットシリーズは惜しまれながら廃盤となった。 「ピコピコテン」に含まれるゲームの多くは既に「ゲームロボット」で採用されており、そのスタンスを受け継ぐ形で発売された製品と考えられる。 内蔵ゲーム10種類中、7種類のゲームを視力に頼らず遊ぶことができる。 なお、このゲームの音階は、変ホ長調に設定されている。また、内蔵ゲームのうち8種類のゲームは、2013年に「ハナヤマ」から発売された「ゲームロボット50」に別タイトルとして内蔵され、全て視力を用いずに遊ぶことができるようになっている。 各部名称と使い方 †
ゲーム開始までの流れ †
内蔵ゲーム †以下の表にて、ゲーム番号、ゲームタイトル、また参考として「ゲームロボット50」におけるゲームタイトルを記す。なお、ゲーム〇、「オルゴール」はいわゆる「おまけ機能」に位置づけられ、電源投入時に自動的に再生される「ロンドン・ブリッジ」のことを指しているので省略する。 内蔵ゲーム一覧 †
視力に頼らずに遊べるゲーム †ゲーム1:エレクトリック・ピアノ †数字ボタンの音階を使って、好みの曲を演奏する。 ゲーム2:マインドベンダー †3つの数字ボタンを押して、隠された3つの暗号を当てるゲーム。同じ数が2つ以上含まれる場合もある。 ゲーム3:メモリーゲーム †いわゆる「サイモン」形式の記憶力ゲーム。ゲームを開始すると数字ボタンのどれかが光るのでそのボタンを押す。次の問題では、今正解した問題の後に一桁追加した問題が出題されるので、光った順を記憶しその通りにボタンを押す。48問成功してクリアである。 ゲーム4:シャッターゲーム †光と音により示される大数を記憶し、正しく入力する。最初は4桁、次は5桁という風に1桁ずつ増え、52桁の問題を正解するとクリアとなる。初代「サイモン」に類似のゲームモードが含まれていた。 ゲーム6:ゴーストハンター †音を頼りに、1から9ボタンのどこかに隠れた怪獣を3回で探し当てる。任意のボタンを押した時、トンテンカン音(ドミド)が鳴ったら、正解を大きく外していることを表す。「プップップップッ」という音がしたら、押したボタンの縦横いずれかの列のどこかにいることを表す。これを頼りに3回で突き止められたら正解。10回正解したらクリアとなる。 ゲーム8:スロットマシーン †ゲームをスタートすると、1,4,7、2,5,8、3,6,9のボタンを3つのホイールに見立てて光が回る。いずれか好きな数字ボタンを一つ押すと、暫くの後全ての光が停止する。この時、横1列で出目が並んだら成功となるゲーム。出目の結果は音階で通知するので視覚を使わなくても判別できる。 コメントフォーム †コメントはありません。 Comments/ピコピコテン? 投票フォーム † |