ハゲタカの餌食 †
ジャンル | 判断力ゲーム |
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ハード | カードゲーム |
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メーカー | ラベンスバーガー |
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国内盤発売元 | メビウス・ゲームズ |
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プレイ人数 | 2人から6人 |
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発売時期 | 1989年 |
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対象年齢 | 7歳以上 |
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概要 †
手持ちの数字カードの中から、他のプレイヤーよりも大きい数字を出すことで、獲得したハゲタカカードの得点の合計を競うゲームである。
ハゲタカカードの中にはマイナス(減点カード)があり、如何にしてプラスカードを取り、マイナスカードを取らないかが、勝利の鍵となる。
視覚障害者が遊ぶ場合、点字など触覚でカード内容を理解できる工夫をする必要がある。
なお、2024年12月より、日本点字図書館・ワクワク用具ショップにて、点字カードと、崩壊防止用のカードトレイ2個をセットにしたオリジナル版の販売を行っている。
カードの種類(表) †
カード名 | 枚数 | 内容 |
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数字カード | 15枚×6色(90枚) | 各プレイヤーが手持ちとするカード。1から15までのいずれかの数字が書かれている。 |
ハゲタカカード | 15枚 | 得点カード。1から15までと、マイナス1からマイナス5までのいずれかの得点が書かれている。 |
ゲームの流れ †
- 各プレイヤーは自分の好きな色を決め、その色の数字カード15枚を裏向きにして持つ。
- 次に、15枚のハゲタカカードをよくシャッフルし、裏向きの状態で場に重ねて置く(日点版では、このとき片方のカードトレイを使うと山札の崩壊を防げる)。
- 山札の最も上にあるハゲタカカード1枚をめくる。
- 各プレイヤーは、めくられたハゲタカカードと自分の手持ちカードをよく見て、いずれか1枚の手持ちカードを裏向きにして場に出す(このとき、日点版ではもう一つのカードトレイを使用すると山札の崩壊を防げる)。なお、一度出したカードは二度と使うことはできない。
- 各プレイヤーが出したカードを「せーの、オープン!」などの掛け声とともにめくり、それぞれが自分の出した数を告知する(視覚障がい者ルール)。その数によって後述する条件に基づいて順位判定が決まる。1位、または最下位となった人が、場に出ていたハゲタカカードをゲットすることになる。
- ハゲタカカードをめくり、そのカードを1位、または最下位の人が受け取るまでの工程を1ターンとし、15ターン繰り返した結果、ハゲタカカードによって獲得した得点の合計が最も大きかった人が勝ちとなる。
順位判定 †
- 場に出ているハゲタカカードの得点がプラスの時は1位の人が、そのプラスのハゲタカカードを取る。逆に、マイナスのハゲタカカードが出ているときには、最下位になってしまった人が、そのマイナスのハゲタカカードを取らなければならない。
- 同じ数字を告知した人が1位になった場合は打ち消し合いとなり、2位の人、または最下位の次に低い数を出した人がハゲタカカードを受け取る。
2位の人、または最下位の一つ上位も複数いる場合には、3位、または最下位より2つ上位の人がハゲタカカードを受け取る。
- ベスト3、またはワースト3が複数いる場合、そのターンで出たハゲタカカードは保留となり、次のターンで1位の人、または最下位の人が、前のターンのハゲタカカードとともに2枚のハゲタカカードを受け取ることとなる。その場合、2枚のハゲタカカードの合計がプラスの場合は1位の人が、マイナスの場合は最下位の人が2枚のハゲタカカードを取ることとなる。
- 最後のターンでだれもハゲタカカードを取れない場合、そのハゲタカカードは不使用となる。
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