ゲーム名 (五十音順) | ランク | メーカー | ジャンル | プレイ人数 | 発売年 | アクセシビリティ情報 |
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カテドラル (Cathedral) | B | ニュージーランド製 | 陣取りゲーム | 2人 | 1978年 | 木製のボード上に、2色の形の異なる寺院型コマを配置していくゲーム。それぞれのプレイヤーは好きな色を決め、任意の場所に寺院を配置していく。隙間なく壁で囲われたエリアを作ると、そこは自エリアとなり、相手プレイヤーは寺院を配置することができなくなる。このルールに従い寺院を配置し、双方のプレイヤーが置けなくなった段階で獲得した面積の広いプレイヤーが勝ち。寺院のコマの色の違いを理解できる工夫さえすれば、触覚のみのプレイが可能。2人用ブロックスのゲームセットを使うことで、このゲームと同様の遊びを楽しむことも可能。 |
かつのう プッシュ4 | C | ハナヤマ | ブレインゲーム | 2人 | ? | 垂直に配置されたパネルの上から赤と青のボールを投入し、内部の4×4列の部屋に通していく。縦列が満室になると、最も下にあるボールはパネル下方の排出口から押し出される。この仕組みを利用し、縦・横・斜めを自球でそろえたプレイヤーが勝ちとなる四目並べゲーム。なお、本ゲームでは、ボールの色の判別が触覚では不可能なうえ、パネル表面はアクリル板で覆われているため、視覚を用いず単体で遊ぶことは不可能だが、ダイナミクススタジオにアップロードされている音声ゲーム、「おしくら四目」を併用することで、対戦相手に視力があれば一緒に遊ぶことが可能。 |
かつのう 立体4目 | B | ハナヤマ | ブレインゲーム | 2人 | ? | ボード上に突き出した16本の杭に、2色の球を最大4個まで挿し、平面、高さの観点で、縦、横、斜めに1列(4個)揃えられた人が勝ちとなる木製ゲーム。下記に記した「3Dマルバツゲーム」よりも小型軽量で、どちらかの色の球にシールなどを貼れば、視力を用いずに遊ぶことが可能。 |
カラーオセロ | S | メガハウス | ブレインゲーム | 2人 | 2022年 | 海外向けに製造されていた「グローバルオセロ」を国内でリニューアル販売した製品。盤面のマス目や石の表裏が触知可能なだけでなく、石には、小さな子供が誤って飲み込んでしまった場合に備え、気道を確保できるための配慮もなされているなど、誰にとっても優しい作りとなっている。また、3種のカラーバリエーションがある。盤面の両側には、石を収納できる引き出しが搭載されており、石ピースを紛失するリスクも軽減されている。盲導犬マーク付き。 |
きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3 | A | メガハウス | ブレインゲーム | 2人 | 2017年、2021年 | チョコレート菓子の形状が両面に模られたコマを使い、3種類のゲームを遊べるボードゲーム集。マス数は6×6と小さいが、触覚のみを用いたプレイが可能。ピースなどを加工せずに視力を用いず遊べる。なお、開封時にピースの組み立て作業を要する。日本点字図書館・わくわく用具ショップでも販売されていたが、2020年メーカー側の一時販売停止に伴い、販売を終了した。なお、本製品は、2021年より生産が再開されており、一般店舗で再び買うことが可能。盲導犬マーク付。 |
逆転〇×ゲーム | S | ダイソー | ブレインゲーム | 2人 | 2023年 | 100円ショップを展開する「ダイソー」の110円ボードゲームの1つ。丸形と罰型の通常ゴマと、グラスを逆さにしたような台座に通常ゴマがくっついたような形状の逆転ゴマを使ったマルバツゲーム。一度置いた逆転ゴマはボードの好きなところに移動させることができ、通常ゴマの上に逆転ゴマを置いて隠したり、対戦相手の計画を阻止したり、激しい駆け引きを楽しむことができる。コマは全て触知可能なほか、3×3マスのフィールドは壁によって仕切られているため、置いたコマを触察によってずらしてしまうリスクも軽減されており、視覚障がい者が遊ぶ環境が全て整ったゲーム。 |
クアルト! (Quarto!) | B | ギガミック | ブレインゲーム | 2人 | 1991年 | フランスの木製ボードゲームで、マルバツゲームをさらに複雑化させたゲーム。積み木のようなコマには色・大きさ・形・穴の有無等の4要素で陰と陽の違いがあり、いずれかの要素で縦横斜めのいずれかを先に揃えたプレイヤーの勝利。ただし使うコマの選択権は相手プレイヤーにしかない。ボードのマス目は触知でき、コマの色は、側面に突点シールなどを貼ることで判別可能。ゲーム中、コマが倒れやすいが、ボードの穴に両面テープを貼っておくと、触っても倒れにくくなる。プラスチック製ミニ版となるクアルト・ポケット(Quarto Pocket)の販売も行われていた時期もあるが、現在は廃版。 |
クアンティック | B | ギガミック | ブレインゲーム | 2人 | 2020年 | フランスの木製ゲームで、相手のコマも利用した変形4目並べ。4×4の16マスのボードに4種類のコマ(球体、円錐、円柱、立方体)を2個ずつ持ち交互に置いていく。4目揃う条件は「縦」「横」に加え、ボードを4分割したスペースの2×2のどれか1つのエリア。しかも①4種類別々の形状で揃えること。②4目の成立には色が関係ないこと(相手のコマも利用できる!)。③相手と同じ形状のコマは縦・横・エリア内には置けないことがその条件。ボードには高さがエリアごとに高いところと低いところがあり、コマを挿し込めるようになっていて、触ってもずれにくい。同じ色を揃えるのではなく、4種類の形を揃えるため、相手のコマも利用するところが大きな特徴。コマにシールなどを貼ることで色の区別を把握でき、遊ぶことができる。小さいサイズのクアンティックミニも発売されている。 |
クイキシオ (QUIXO) | S | ギガミック | 対戦型スライドパズル | 2人 | | フランスの木製ボードゲーム。2色の色面と、白い空面を持つ25個の立方体をスライドさせながら、1列の並びを完成させることを目的とする。色面には、マルバツのマークが彫られていて、触知可能なため、ボードやピースに加工を加えずに触覚のみで遊べる。2018年には、プラスチック製ミニ版であるクイキシオ・ポケット(QUIXO Pocket)も発売が開始された。木製版にも大小2種類のサイズがあるが、ミニサイズは材質の特質上触覚情報がやや不鮮明なため大きいサイズがお勧め。 |
クイキシオ・ポケット(QUIXO Pocket) | B | ギガミック | 対戦型スライドパズル | 2人 | | 上記のプラスチック製ミニ版。ボード下にキューブを収納できる他、ボードを折りたたむことができ、コンパクトで持ち運びに便利。遊び方は上記と同様。丸印が多少不鮮明に感じるかも知れないが、面を削るなどすればはっきり触知できる。 |
コリントゲーム | S | 海外製品 | ボールアクション | 無制限 | | アメリカで古くから伝わるテーブルゲームで、ピンボールの原型となった。手前側に傾斜したテーブルの右手前のスタートホールから、プランジャーでボールを奥へ打ち出す。上部の楕円形の渦巻き状のリングや、その手前のピンが立ち並ぶエリアを経て、手前端に並ぶ10個の得点ホールに入った点数の合計を競う。テーブルは箱状になっており、フィールド上を触覚で確認できる他、手先の感覚だけを頼りにプランジャーをコントロールするため、視覚を用いずに遊べる。 |
ゴーポップシリーズ(Go Pop) | B | ドリームブロッサム | ブレインゲーム、癒しツール | 2人(1人で遊べるものもあり) | 2022年 | シリコン製のボードだけを使って遊ぶゲームで、ボードのあちこちに浮き出た半球状のバブルをポコポコと押すゲーム。対戦ゲームの基本は、決められた条件に従って好きな数だけバブルを1人ずつ交互にへこませていくうち、残り1個となってしまったプレイヤーが敗け。ゲームが終わったら、ボードを裏返して次のゲームを行う。色の概念など、視力必須の要素を全く含まない。2023年現在子供たちの間で大変好評となっており、全国の玩具店にて比較的安価で購入可能。 |
ゴブレットキッズ (Gobblet) | B | ギガミック | ブレインゲーム | 2人 | 2003年 | フランスの木製ボードゲーム。マルバツゲームを元にした記憶ゲームで、コップを下向きに置いたような形状をした2色のコマを使う。相手のコマに自分のコマをかぶせることで相手の手を阻止する。ボードのマス目は触知可能で、片方の色のコマにシールを貼ることで、視力を用いずプレイ可能。 |
ゴブレットゴブラーズ (Gobblet Gobblers) | B | ブルーオレンジ | ブレインゲーム | 2人 | 2015年 | ゴブレットキッズの簡易版で、各コマにキャラクター要素が追加された。遊び方は、ゴブレットキッズを参照。 |