概要 †星形のボードに描かれた48のマスに、7個の出題用サイコロで示された番号のマスに3角形のブロックを立てた後、残ったマスを、形の異なる11個の木製ブロックを使って全て埋めることができたら成功となるパズルゲームである。 サイコロの出目がどんな組み合わせになっても、そのとおりに柱を置くと、残りのマスを全てブロックで埋められるよう工夫されている。 1人でもプレイ可能だが、2人で同時に同じ問題を解き、正解に至るまでの所要時間を競う対戦モードにも対応している。 マスが立体的に浮き上がっているため触知可能な上、はめ込みパズルの特性上、視力を用いないでのゲームプレイが可能。 なお、サイコロの出目の内容の触知が難しいため、見える人と対戦する場合は、出目を読み上げてもらうなどの協力を依頼するとよい。 また、単独プレイや、視覚障がい者同士での対戦時に対応できるよう、下記にサイコロごとの出目を記載しておくので、任意の方法で対応されたい。 このパズルは、ジーニアス スクエアーと比べても、非常に難易度が高いため、初心者は気を付けること。 マス番号 †ボードの右下につるつるの面が来るように置き、一番上のマスに1が蝕知できる状態で解説する。 座標が分かりにくいため、行ごとに左端の番号を記載するので、そこから右に数字が進むこととして開設する。
さいころの座標 †下記の表では、7つのサイコロの出目に記載されている座標番号を記載する。 便宜上、各サイコロには、「サイコロ1」から「サイコロ7」まで固有の番号を付け、下記の表では、その番号と、面に記載されたマス番号を記す。 サイコロによっては、複数面に同じ座標が記載されているものもある。 サイコロ5から7は8面体である。 各サイコロに書かれた座標 †
視覚障碍者対応の事例 †本ゲームに付属するサイコロは小さく、点字シールを張り付けることがやや困難であるため、別の方法で対応する必要が生じる。そこで、筆者独自に対応事例をいくつか紹介する。 サイコロごとにテキストファイルを作っておく方法 †上記の表より、各サイコロごとの出目をあらかじめテキストファイルとしてまとめておき、ゲームを行うときに上下カーソルを用いてランダムに選ぶ方法である。
チャレンジ問題を作っておく方法 †知育系パズルの様なチャレンジ問題をあらかじめ作っておく方法である。音声ファイルにしておけば、リンクポケットの様な携帯型プレイヤーなどを活用することで、どこででも遊べる利点がある。
五つの難易度について †このパズルは、隣に配置してはいけないピースの条件を満たすことで、五つの難易度で遊ぶことができる。 隣り合ってはいけないが、角が接しても良い。 入門…条件がなくすべてのピースを配置する。 初級… 1と2が隣り合ってはいけない。 中級…1と2と3が隣り合ってはいけない。 上級…1と2と3と4が隣り合ってはいけない。 名人…1と2と3と5が隣り合ってはいけない。 下にピースの形を記す。 1…1マス分のピース 2…2マス分のピース 3…3個分のピースだが、同じ形が二つあるため、片方にしるしを付ける。 4…大きい3角形で4マス分のピース 5…くのじがたでの4マス分で、上に置くと3、2、8、9となるような形。 |