ジャンル別タイトル一覧 (五十音順) †アクション (ACT) †プレイヤーが直接画面内のキャラクターを操作するタイプのジャンルであり、平面空間で展開される2Dアクションと三次元空間で展開される3Dアクションに大別される。 派生として、アクションゲームへ探索要素や成長要素を付加したアクションRPG、探索とアクションをゲーム性として融合させたアクションアドベンチャー、横スクロールアクションへ手前・奥行きの概念を導入したベルトスクロールアクションなどがある。 アドベンチャー (ADV) †探索をゲーム性の中心に置いたゲームジャンルである。 本ジャンルは、一定の空間内をプレイヤーの任意に移動し調査するといった探索型アドベンチャーゲームと、画面内に表示される文章を読みながらその中に表示される分岐やコマンドを選ぶことで物語を先へ進めるテキストアドベンチャーの2種類へ大別される。 特に後者のテキストアドベンチャーと呼ばれるジャンルについて、近年のゲーム提供メディアの容量増加により音声による演出がふんだんとなり、ゲームタイトル毎の設定によりラジオドラマやTVアニメのように楽しみつつ、かつグッドエンドを目指すゲーム性を一切画面を目視することなく堪能できるようになったことが特筆される。 他のゲームジャンルに比較し反射神経を要する場面は少なく、読書や音楽鑑賞の延長として楽しめる種類のゲームジャンルである。 音楽ゲーム/リズムアクション †画面内、あるいは音情報により提示される正しいリズムに即して、プレイヤーがその正しいリズムの演奏を達成するべく挑む種類のアクションゲームからの派生ジャンルである。 テーマが音楽や楽器演奏であることが多く、必然、音情報がプレイの軸となるケースが生じ、結果視覚を用いずプレイ可能であるタイトルが増加の傾向にある。 カード/ボード/パズル (TCG/TBL/PZL) †卓上で行われるゲームをコンピュータープログラムにより再現したジャンルである。 シューティング (STG) †遠隔攻撃を中心とした攻防が行われるゲームジャンル。 平面上で行われる2Dシューティング*1、3D空間にて行われる3Dシューティングに大きく分けられる。 特に3Dシューティングにあっては、敵機を画面の中心に自動的にとらえる「オートロックオン」のシステムが実装されているタイトルは、その動作仕様が敵を「視認する」役割を果たすことから視覚の代用となり、ゲーム性を堪能する意味に於いて画面を目視する必要を生じずプレイ可能となるケースが存在する。 シミュレーション (SLG)? †「再現」を意味する本ジャンルであるが、育成、フライト、街づくり、スポーツと、その再現内容は多岐にわたる。 とりわけ囲碁や将棋のように、敵味方が交互にユニット(駒)を動かしながら自陣の勝利を目指すシミュレーションRPGにあって、視力を用いずプレイが可能であるタイトルが存在する。 対戦格闘 (FTG) †1対1で攻撃や技を出し合い、最初に相手の体力を0とした方の勝利となるリアルタイム性の強いジャンルである。 各試合時間が数分であるため気軽にプレイできる場合が多く、アクションの組み合わせ次第での腕の上達が実感されるジャンルでもあり、且つ対戦がメインであることもあり「ゲーム」として末永く楽しめるタイトルが多くある特徴を持つ。 パーティ †多人数で一緒に楽しめるよう設計されたゲームの総称である。対戦・協力ができる様々なミニゲームを多数収録したゲーム集や、複数人で楽しめるボードゲームなどを指す。 ロールプレイング (RPG) †プレイヤーが物語の主人公を操作し、探索と成長によりタイトル毎の世界観と物語を体験するゲームジャンルである。 基本的に画面上に表示されるゲーム内フィールド/マップを目視で確認しつつ移動を行う必要があるため、視覚情報が必須であるものが多いが、 ポケットモンスターシリーズや旧ドラゴンクエストシリーズなどのように、効果音を頼りにマップ情報を把握することによりプレイ可能となるタイトルが、少数存在している。 また、マップ移動を簡略したタイトル、移動先をメニュー等から選ぶ形式のUIを持つタイトルについては、一切視力を用いないと考えたときに部分的なプレイが可能である場合がある。 さらに、RPGに限ったことではないが、近年コンピュータゲーム機の性能の向上やソフトウェアの大容量化に伴い、テイルズオブシリーズや英雄伝説エヴォリューションシリーズのように、ゲーム中の全てのストーリーイベントにボイスが実装されたタイトルが数多くリリースされる傾向が見られる。 これらのタイトルは、視力を用いない状態での単独プレイは困難であるが、健常者のサポートを得ながらともにプレイをすることにより、その楽しさを共有することが可能である。 |