ゴブレットキッズ †
概要 †ゴブレットは、2003年にフランスのThierry Denoual (ティエリ・ドヌアールによって考案された記憶系ボードゲームで、本品はそのシリーズの一つに該当する。 国内では、「キャストジャパンインク」が販売していた。 なお、現在は、コマにキャラクター要素を追加した簡易版の、「ゴブレットゴブラーズ」が、すごろくやによって販売されており、プラスチック製で持ち運びにも便利なほか、安価で購入できることもあり、そちらについても同時に紹介する。 3×3列に並んだ丸い穴に、グラス型のコマを置いていき、縦横斜めのいずれか1列を、同じ色で並べたプレーヤーが勝ちのマルバツゲームである。 展開によって、相手コマに自分のコマをかぶせたり、かぶせたコマを抜いたりすることで、相手の手を阻止する面白さを特徴とする。 ゲームセットの概要 †このゲームのボードは木製で、おおよそ30センチ四方の正方形をしている。縦横3列ずつ、丸い穴が空いており、グラス型のコマを、底面をうえにして置いていく。なお、ゴブレットゴブラーずにはボードはなく、4本のバーを組み合わせた井桁状のマスを使う方法がとられている。 コマは、一人のプレーヤーが、大中小、各2つずつ、計6個持つ。大・中のコマはグラスのような形をしており、小さいものだけグラスの口の部分がふさがって、プリンを思わせるような形になっている。 遊び方 †丸バツゲームのようにコマを置いていき、縦横斜めのいずれか1列を同じ色で揃えた人が勝ちである。 ゲーム展開によっては、一度置いたコマを、隣の穴に移動させることもできるが、一度ボードから持ち上げたコマを元の場所に戻してはならない。 また、隣の穴に置かれた空いてのコマが、自分のコマ寄りも小さい場合、上からかぶせて、相手のコマを隠してしまうことができる。 その場合、どこに隠したか記憶しておかなければならない。 もし大・中のコマを移動させようとしてボードから引き抜いたとき、既に隠した相手のコマが下から現れてしまった場合は、その穴は当然相手の色となってしまう。 なおかつその現れたコマをふくめて、相手の色がまっすぐ三つ並んでいる状態が出来上がっている場合、その時点で相手の勝利が確定し、ゲームオーバーとなってしまう。 上級者ルール †各プレーヤーは、大きなコマから順番に置いていかなければならない。 また、自分の移動させるコマの下から相手のコマが現れ、そのコマを含める三つが相手の色で1列そろってしまっていても、自分の抜いたコマを隣接する相手列のコマにかぶせられる場合は、ゲームを続行することができる。 見えない人が遊ぶための工夫 †どちら化の色のコマの面の中央に、ごく薄い半透明シールを貼ると、ボードに置かれたコマがどちらのプレーヤーのものか、容易に確認できる。また、「ゴブレットゴブラーズ」については、コマの頭部にある布製の鶏冠にシールなどを貼るとよい。 コメントフォーム †コメントはありません。 Comments/ゴブレットキッズ? 投票フォーム † |