オトゲ †
概要 †1998年に発売された音情報のみでプレイ可能なシューティングゲーム。 下記する仕様から、視力を用いずプレイ可能なアクション系電子ゲームであり、2000年代以降に登場した数々のPC用オーディオゲームの基礎を作り上げた貴重な製品ともいえる。 なお、このゲームのBGMは、「バイオハザード」など数多くのコンシューマゲームのBGMや劇伴などを手掛けた廣木光一師が担当しており、高品質且つ格調高い音楽演出がなされている。 本体の形状と使い方 †本体は手のひらサイズの卵型で、表面にボタンが付いている側を手前にして持つ。 表面奥側には得点などを表示する画面がある。得点は黙視確認が必要である。 手前にあるボタンは、右側の丸い小さなボタンがビーム発射、および決定ボタンとなる。 その左の、大きな丸を縦に割った形状の2つのボタンは左右矢印ボタンで、ゲーム中の自機移動と、最初のステージ選択で使う。 本体右側面の溝に配置されたスイッチ部は、手前から電源スイッチ、ポーズボタン、ボリュームマイナスボタン、ボリュームプラスボタンである。 電源スイッチは、奥にスライドするとオン、手前にスライドするとオフである。 ポーズボタンは、バトル中に1回押すごとに、チャイム音が鳴ってオン、オフが切り替わる。 ボリュームは7段階で、起動時は4となっている。 本体奥面の右側にステレオイヤホン端子があり、ゲーム中は付属のイヤホンを装着してプレイする。なお、サウンドファイルの圧縮の関係で、イヤフォンの種類によっては耳の疲労を招く場合がある。筆者の経験上、なるべく安価なイヤフォン(高音の出力が弱いタイプ)を使用されるか、PC用のアクティブスピーカーの使用がお勧めである。 電池蓋は本体の裏側中央にあり、細いプラスドライバーにて開けることができる。 使用する電池は、単4アルカリ乾電池4本である。 遊び方 †接近する音敵に向かいビーム砲で狙撃する。 音敵は、初め中央から現れ、回転した後左右5カ所ある何れかのポジションから接近する。 敵によっては左右に激しく揺れ動く、雑音で攻撃をしかけるなど、撃破に工夫を要するパターンが現れる場合がある。 ゲーム開始時のライフは3つで、最大5つまで持つことができ、特定の条件をクリアすることにより1つずつ追加されるが、その際の通知などは行われないため、音情報だけでは認識しづらい。 通常キャラであれば、撃破に失敗してもライフさえあればクリアできるが、ボスキャラは倒さないとクリアできない。 ボスキャラを倒すことに成功すれば、たとえ相打ちとなった場合であってもレベルクリアとなり、ファンファーレで通知する。 4つのレベルをクリアするとステージ固有のテーマBGMが流れ、さらに難易度の高いステージが解禁される。 ステージ選択 †
ステージごとに敵の種類が異なる。起動時メニューで選択する。メニューはカーソルが循環するタイプで、起動時や、ゲームオーバー後は「アクションステージ」を指している。 入手方法と注意 †
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