眠れる森の美女 (Sleeping Beauty) †
ゲームの概要 †「眠れる森の美女」は、2019年にカナダのスマートゲームズ(SmartGames)によって発売された知育系立体パズルの一つである。 同社のパズルは、童話や動物の動きなど、一般的に親しみやすい事柄が題材とされているものが多く、様々な難易度の問題が用意されていることもあり、子供からお年寄りまで幅広い年齢層に受け入れられている。 本ゲームもその一つに当たり、チャイコフスキーのバレエとしても知られる「オーロラ姫」の童話を題材にした迷路ゲームとなる。このストーリーには諸説あるが、本ゲームの設定では姫が塔の上に立ったまま眠らされていることから、ディズニー版(国際版)が題材になっているものと思われる。なお、梱包物には絵本が含まれるが、文章がないので、ストーリーを確認されたい場合は、サピエ図書館から、「眠れる森の美女」(宮城県点字図書館製作)の点字データをダウンロードして参照されるとよいと思われる。 ゲームの背景はストーリー終盤。 魔女・マリフィセントによる糸車の呪いによって眠らされ、城に囚われの身となったオーロラ姫を心から愛する隣国のフィリップ王子になったつもりで、邪悪なマリフィセントによって張り巡らされた茨の迷路を通り抜けて姫を助けに行くゲームと、自身の陰謀を何としてでも成就させたいマリフィセントの立場になって、彼女が魔法によって化けたドラゴンによって王子のゆく手を妨害する封殺ゲームを遊ぶことができる。全ての問題の迷路の難易度において大きな差が見られないことから、その後者の「封殺ゲーム」に主たる目的が置かれているものと推測される。 本ゲームは、異なる迷路が掘られた4枚のボードを使って遊ぶ。迷路ボードの一角には、それぞれ固有の色を持つ花飾りがある。 これらのボードを指定された場所に、指定された向きにして、大きなフレームにはめ込む。 また、フレームも迷路の一部となる。 4枚のボードの組み合わせにより、封殺ゲームの難易度が異なる。 赤い花のボードの空いたスペースに、マリフィセントの城を配置する。 城の入り口から見て右奥にある丸い塔の上にオーロラ姫のピースを立てて行う。 迷路を取り囲む大きなフレームは、手前に丸い入り口が来るように置き、そこがフィリップ王子のスタート地点となる。 遊び方 †問題集には、ドラゴンなし(右めくり)と、ドラゴン有り(左めくり)が別に記されているが、迷路ボードの配置はどちらも同じである。 まずはフィリップ王子をお城に導くことに成功した後、同じ迷路でドラゴンメイズに挑戦する。 ドラゴンは、階段を横倒しにしたような形状のボードに乗っており、このボードが迷路とうまくかみ合うように配置する必要がある。 アクセシビリティ情報 †
4枚の迷路ボードの説明 †花の飾りを左上に向けた状態で解説する。
チャレンジ問題 †表の読み方 †表には5項目あり、最初に問題番号、続く4項目で、4枚の迷路ボードの配置を、左上、右上、左下、右下の順に、飾りの色とその方向を記す。 飾りの方向は、左上を1、右上を2、左下を3、右下を4と記す。 たとえば、1番目の項目に「青2」と記す場合は、左上スペースに青の飾りを有するボードが飾りを右上にして配置されることを意味する。 また、3番目の項目に「黄色4」と記す場合は、左下に黄色の飾りを有するボードが飾りを右下にして配置されることを意味する。 問題の一覧 †
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