機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY †
アクセシビリティ情報簡易表記
概要 †『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』はアートディンク開発の3Dロボットアクションシリーズ、PS Vita1作目に当たるタイトルである。今回は機動戦士ガンダムSEEDシリーズを題材とする。 カメラが自機背後を追尾する視点で展開される3Dアクションであり、旋回、移動、攻撃、回避、防御を適宜使い分けながら各種ミッションクリアを目指す。 タイトルメニュー †カーソル移動音有り、上下循環あり。内容は以下の通り。 OPTION †上下で項目移動、循環あり、左右で値変更、カーソル移動音あり、罰ボタンで終了の仕様となる。 内容は以下の通り。 なお、以下内容では操作タイプBを基本に説明する。 サウンド設定 †ニューゲーム †キャラクター作成とチュートリアル、ストーリー演出が同時並行で展開される構造を持つ。
ロード †PS Vita標準システムソフトウェアによるセーブデータロードダイアログとなる。 任意のセーブデータを選び、丸 右 丸と操作することでデータロードが行われ、データをロードした状態で下記のメインメニューへ到達可能。 メインメニュー †キャラクター作成後、あるいはセーブデータロード直後はこの画面よりスタートとなる。 上下循環有り、内容は以下の通り。
ストーリーミッション †メインメニューでストーリーミッションを選択後、ミッション選択画面が表示される。 ここは上下移動、上端、下端で突き当たる仕様で有り、下ほど新しいミッションとなる。 また、Lボタン/Rボタンでタブ切り替えとなり、異なるシナリオやチュートリアルをプレイ可能*7 出撃準備画面 †任意のミッションを選択後、丸ボタンを入力することで出撃準備画面が表示される。 出撃パイロット確認、モビルスーツの乗り換え、改造等が可能。上下左右で画面内移動、丸ボタンで各項目決定、四角ボタンでカーソル位置にかかわらず出撃確認ダイアログを表示可能。 以下に画面構成を図示したのでプレイ時の参考とされたい。
モビルスーツの乗り換えと改造 †ミッション選択後、左 丸 と入力することで自機の、左 下 下 丸 とすることでパートナーの機体を変更、ないし改造可能。 モビルスーツ変更・改造画面へ入ったタイミングでBGMが変化する動作となる。 方向キー上下で機体選択、丸ボタンで決定、三角ボタンで現在選択中モビルスーツの改造画面となる。 改造画面概要 †モビルスーツ選択画面で三角ボタンを入力することで、現在カーソルの当たっているモビルスーツの改造画面を表示可能。 縦3列の構造となる。 カーソル初期位置で丸ボタンを入力することで機体改造メニューが表示される。 カーソル初期位置から一つ右に移動した場所は上下に移動可能であり、それぞれの項目で丸ボタンを押し表示される画面が現在モビルスーツに装備されている主兵装、伏兵装、近接武器、シールド等を改造するものとなる。 カーソル初期位置から2つ右へ移動した項目は改造完了であり、ここで丸ボタンを入力することで変更が反映され、モビルスーツ選択画面へと戻る。 改造値入力に関して †
Lボタン、Rボタンで瞬時に改造限界値への指定が可能。(Lボタンで移動不能となった後、Rボタンを一度推すことで当該箇所の改造限界値へ自動的にフォーカスされる) 機体改造項目 †以下、アークエンジェル所属の『ジャスティスガンダム』を例に、改造可能項目を詳述する。この情報は多くのモビルスーツへ適応可能である。 上下循環あり。 左でパラメータ下降、右でパラメータ上昇。
兵装改造 (主兵装1) †以下、ジャスティスガンダムの主兵装1として装備されるルブスビームライフルを例に、改造項目の詳細を記す。 改造画面内の操作は上記機体改造と同様。
格闘 †
シールド †
戦闘時TIPS †1.オートロックオンの仕様 †本作の敵機ロックオンシステムは、ボタンを入力する毎にOn,Offが切り替わるものとなる。 また、ロックオン状態で右スティックを上下左右に操作することでロック対象を切り替えるものとなる。 なお、ロックオン、オフ双方同じ効果音であるため操作時は注意されたい。 また自機の撃墜後の再出撃時にはロックオン状態はオフとなっている。 2.ロック可能距離と射程距離の関係 †敵をロックした後、ある程度接近することで使用中の主兵装の射程範囲内に入ったことを示す効果音が出力される。この状態で射撃や格闘を行うことで自動的に追尾が行われ、命中率が飛躍的に向上する。 なお、この射程距離を示すSEは「現在利用中の兵装を対象としたもの」であることに注意されたい。即ち、そのときに丸ボタンでの射撃兵装を用いている場合はその射程距離が効果音で示され、三角ボタンによる近接兵装を用いている場合はその攻撃範囲が示される動作となる。 3.強制リロードの活用 †Lボタンを押しながら主兵装を発射することでSPゲージを消費した追加攻撃が可能となる。 この際自動的に弾倉へのリロードが行われるので、総弾数を全て消費しない限り、実質リロード時間を皆無とする運用が可能となる。 このテクニックを用いることでリロードへの改造を行わないチューンが可能となり、結果攻撃力や弾数、ロックオン性能等の異なるステータスの向上にポイントを割り振る改造が可能となる。 4.味方への指示 †セレクトボタンでメニューを表示後、方向キーの上下左右で僚機への指示が可能。方向キーと指示内容の対応関係は次の通り。
下で指示するSPアタックであるが、プレイヤーキャラクターが敵をロックした状態である場合、その敵機への攻撃を優先して行う傾向にある。 なお、パートナーキャラクターはSPアタックを自動で使うことはないため、敵エースの出現時等はぜひ積極的に使っていきたい。*10 5.SPアタックの戦略的利用 †出撃準備画面でSPアタックの項目で丸ボタンを入力することで、SPアタックをモビルスーツベースの攻撃を伴うものとするか、パイロットベースの一時強化を行うものとするかを選択可能。 SPアタックとは、ゲーム中にSPゲージが一定量貯まる*11ことで使用可能な特殊動作である。丸ボタンと三角ボタンを動じ押しすることで発動可能。 モビルスーツ依存のSPアタックでは、近距離のものと遠距離のものがあり、プレイヤーやパートナーの搭乗するモビルスーツの種類で内容が決定される。即ち、SPアタックの性能をモビルスーツの性能の一つとして解釈可能となる。 一方、パイロット依存のSPアタックでは一時的な強化が行えるものである。ハイパワーでは攻撃力上昇、スローモーションでは周囲の速度低下等。一定時間の経過で効果が解除される。 これらをミッションの内容に応じて適宜切り替えることで、クリアへ状況が近づく場合がある。 6.タックルの利用 †敵をロックした状態で方向キー上を2度入力、2度目の入力を押し続けることでブーストダッシュとなる。その状態で敵へ激突すると敵機はよろけ状態となる。この激突の際にはそれを示す効果音が出力されるため、視力を用いずに状況を把握可能。 この活用で、近接攻撃の利用時、確実に敵へ接近した状態での攻撃アクションが可能となる。 また、パイロットSPアタックの「スローモーション」を利用することで、敵へブーストダッシュで突撃する際の反撃によるダメージ量を減らせる場合があり、クリア困難ミッションの突破に際してさらなる工夫の余地が生じる。 7.ダッシュ格闘による接近戦を容易とする方法(地上限定) †敵をロック後、前進しながら罰ボタンでのジャンプブーストを一瞬行うことで、低空でのジャンプダッシュ移動が可能となる。 この状態では格闘攻撃を行った場合に足が止まらない*12ため、敵機への接近戦を素早く行う場合に有効な方法である。 なお、四角ボタンで利用できる副兵装はインターバル無しで発射できるため、格闘武器との併用に向く要素がある。場面で使い分けたい。 戦闘中スタートボタンより呼び出せるポーズメニューの内容 †左右移動、循環ありで内容は以下の通り。
リトライと作戦中断は、選択後 左 丸 と入力することで実際に実行される動作となる。 戦闘終了後 (ステージクリア時) †リザルト画面となり、取得スコアやキャラクタのレベルアップなどが通知される。以下のメニューを選ぶこととなる。
何れかを選ぶと確認ダイアログが表示され、左 丸と入力することで処理を実行可能。 なお、この状態でミッション選択へ戻るタイミングで、追加ステージ、追加パイロット、追加モビルスーツの入手に関する通知が行われ、その後にオートセーブとなる。 戦闘終了後 (敗北時) †リザルト画面となり、取得スコアやキャラクタのレベルアップなどが通知される。以下のメニューを選ぶこととなる。
何れかを選ぶと確認ダイアログが表示され、左 丸と入力することで処理を実行可能。 なお、この状態でリトライ、もしくはミッション選択へ戻るタイミングでオートセーブとなる。 *13 視力を用いずにクリアへ到達可能なルート †
視覚を用いずクリアをする際、工夫を要するミッション †C.E.71 Z.A.F.T PHASE09 オペレーション・スピットブレイク 地球連合軍 PHASE09 舞い降りる剣 †C.E.71時台においてルート分岐で今後の所属陣営を決定するステージとなる。 本ステージクリア後プレイヤーの所属する勢力を能動的に選択する場合、以下の方法で任意による決定が可能となる場合がある。
なお、第2部開始直後アークエンジェルが表示され、数秒後にマリュー・ラミアスによる台詞が生じるデモシーンである場合、アークエンジェルルートへの分岐となる。この結果がプレイヤーの意図と異なる場合、スタート 右 丸 左 丸 でステージのリトライが可能。 C.E.71 Z.A.F.T PHASE16 怒りの日 †2部構成となっており、その中の第1部のクリアが困難を極める。 しかしながら、本項執筆者がこれまで計3回、本ステージの視力を用いないクリアを実現しているため、その実際について詳述する。
以上で、クリアが可能である場合がある。安定したパターンではないため、より確実な方法をご存じの場合はぜひ追記願いたい。 これに加え、SPアタックに必要なゲージはそれを使う毎に経験値が蓄積されインターバルが短くなり、遠距離武器近距離武器、ダッシュ性能もパイロットレベルで底上げが行われるため、ゲームオーバーを繰り返しながら、あるいは他のミッションをプレイしレベル上げを行いながら挑戦する方法でクリアへ近づく結果となる場合がある。 クリアが困難である場合は、プレイヤーキャラクターを男性2 パートナーキャラクターを男性4もしくは女性1 タイプをコーディネーター パイロットSPアタックをスローモーションとしてデータを再作成することで状況が打開される可能性が生じる。論拠は次の通りである。
C.E.73 Z.A.F.T PHASE02 世界が終わる時 †ステージ開始直後、左方向へ向けてブーストジャンプを行うことで最初の攻撃目標へロックオン可能となる。本ミッションはマップが広域にわたるため、その後のロックオン動作を含め注意したい。 クリアに視力を要するミッション †C.E.71 アークエンジェル PHASE16 終わらない明日へ †本ミッションは3部構成となっており、その第2部 ジェネシス内部は屋内マップとなっており、閉じた隔壁を解放しながら先へ進む流れとなる。扉を開くための端末はロックでフォーカスし接近することで反応し開くのであるが、この扉へのロックは機体の改造段階にかかわらず一定の比較的狭い範囲でのみロックオン動作に反応するため、制限時間があることと併せて視力を用いない場合のクリアへは困難を要する。 C.E.73 地球連合軍 PHASE04 ブレイク・ザ・ワールド †
本件への対策として、ステージ終盤に敢えて撃墜されることでリスポーン地点へ復帰し、そこからバックダッシュブーストし、その後Lボタンでカメラをリセットし脱出地点へ接近可能となる場合がある。 C.E.73 Z.A.F.T PHASE07 残る命散る命 地球連合軍 PHASE07 戦火の蔭 †C.E.73時台においてルート分岐で今後の所属陣営を決定するステージ。 本ミッションは2部構成となっており、第1部で到達した脱出ポイントで、プレイヤーが現在所属する勢力でのプレイを継続するか、アークエンジェルへ合流する選択を行うかを決定する。 C.E 71からC.E 73への移行時に発生するルート分岐詳細 †地球連合軍、あるいはZ.A.F.TでC.E 71をクリアした場合、マリュー・ラミアスのナレーション後、ルート分岐が発生する。 左右移動、
から選択。カーソル初期位置は全時代の所属勢力に関係なく、地球連合軍となる。 総評 †同社がPSP時代のガンダム4作、マクロス2作で確立したアクションSTGの発展表現として、潤沢に備わったVitaのリソースは、本作では数多くのエフェクトと光学兵器の演出、同時並行による数多くのモビルスーツの挙動の制御、そして広大なマップ表現へ用いられた。 その豪華なステージ表現、ゲーム演出で有りながらステージ選択後のロード時間が4~5秒ほどと大変短いことも特筆される。 プレイヤーがルールを1つ把握するごとに着実な上達が遂げられる本シリーズであるが、さらには機体改造の要素、経験値によるキャラクターの成長要素がそこへ加わることで、トライアンドエラーでの上達がプレイヤーのみならずゲーム内キャラクターへも及ぶ点は本シリーズの特徴で有り、本作へもその基本のDNAが継承されている。 UIは一部複雑ながら、そこもカーソル移動音で熟練と理解で突破できる本作は、少しの空き時間に楽しめる携帯機向け作品としても末永くプレイ可能なタイトルといえる。 後年、本作のシステムを多く継承したマクロスΔスクランブルがPS Vitaで発売された。 関連・参考リンク †
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