ドキハラおばかなソーセージ †
概要 †「ドキハラおばかなソーセージ」は、2017年7月に、タカラトミーアーツが国内販売を開始したSmyths Toys（米国）製電子ゲームである。 なお、原作タイトルは、「SILLY SAUSAGE」である。 音声による指示に従い、ソーセージ型の本体を用いた５種類のアクションを行い、連続正解数を競う音声ブレインゲームで、「ハズブロ」（米）が発売し、全盲でも遊べる電子ゲームトイの草分け的存在として世界的に知られている「bop it」と比較されることが多い。 本品も、モード選択やスコア確認などをふくめ、すべての場面で視覚を一切使わずに操作できる電子ゲームである。 なお、国内版の声の担当に、現在テレビなどで活躍するタレント、りゅうちぇる（ひらがな表記）が起用された。 本体各部の使い方 †本体は、緩やかに曲がったフランクフルトソーセージのような形状をしており、中央で上下二つの部分に分かれている（顔の形が立体的に浮き上がっている方が上になる）。 ソーセージの下半分に、おヘソのような形を下ボタンがある。ゲーム中は、「パンチして」と言われたら押す。このボタンは、ゲームスタートボタン、「チェルチェルゲーム」のモードセレクトボタンとしても使う。モード選択は、電源投入時にこのボタンを連打した回数で、4種類から選ばれる。 ソーセージの上半分は、左にねじることができる。ゲーム中、「ツイストして」と言われたらひねる。モード選択時にひねると、「おきおくゲーム」のモードセレクトが可能になり、ひねった回数でモードが決まる。 ソーセージの下の突端は、上に向かって押し込むことができる。ゲーム中は、「タッチして」と言われたら手のひらで押し込む。このスイッチは、「ドキハラゲーム」のモードセレクトで使用でき、連打した回数で2種類から選ばれる。 ソーセージの下半分は、下に向かってひっぱることができる。ゲーム中、「ストレッチして」と言われたら、操作する。また、モード選択時に引っ張ると、引っ張るごとに音量が2段階で切り替わる。 また、「シェイクして」と言われたら、本体をまっすぐ上下に小刻みに振る。横や斜めに振っても反応しない場合がある。 電池蓋は、本体の腰からおしりの部分にあり、これを開けるために太いタイプのプラスドライバーを使用する。 電池蓋の上にスライド式電源スイッチがある。このスイッチは3点式で、中央が電源オフ、右にスライドするとゲームモード、左にスライドすると、アクションを練習するモードとなる。 各ゲームの遊び方 †チェルチェルゲーム †「ボップイット」と同じルールで、音声の指示通りのアクションを行う。 ミスを出した時点でゲームオーバーとなる。 音楽のリズムを気にする必要はないが、制限時間を超えるとミスとなってしまう。 全部で4つのバリエーションモードがあり、電源投入後に、ヘソボタンを連打する回数で、モードが選ばれる。ゲームオーバー後、他のモードを選ぶ時は、本体下の「タッチして」のスイッチを押す。 「チェルチェルゲーム・シングル」は、一人で遊ぶモードである。 「チェルチェルゲーム・パーティー」は、一人数問の問題をクリアし、「パスミー」の合図が聴こえたら隣の人に本体を回していく多人数ゲームである。 「チェルチェルゲーム・シングルターボ」は、正解を重ねる内に回答の制限時間が短くなる。 「チェルチェルゲーム・パーティーターボ」は、上記の多人数版。 おきおくゲーム †「サイモン」と同じ遊び方で、指示された動作を行い、正解すると、次の問題では、前の問題の後に新たな動作が1つ追加され、記憶量が増す。 上記の「チェルチェルゲーム」と同様のバリエーションモードがあり、電源投入後に連続してねじった回数でモードが決まる。 このうち、「おきおくゲーム・パーティー」と、「おきおくゲーム・パーティーターボ」では、ミスをした人から脱落し、最後まで勝ち残った人が優勝となる。 ドキハラゲーム †これは、2人以上で遊ぶパーティーゲームである。 BGMの鳴っている間に次々と本体を隣の人に渡し、りゅうちぇるの指示があったら、その時に本体を持っている人が、短い制限時間内に動作を行う。 クリアを重ねるごとに、複数の動作を指示される。 ミスした人から脱落し、最後に勝ち残った人が優勝となる。 「ドキハラゲーム・パーティー」、「ドキハラゲーム・パーティーターボ」の２モードがあり、電源投入後に、下端ボタンを連打した回数で決まる。 ハイスコアのリセット方法 †本品にはリセットボタンは付いていないが、電池を抜いた状態で電源スイッチを最も右にスライドすれば、全てのプレーヤーデータが消去される。 コメントフォーム †最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 投票フォーム † |