ソウルキャリバーII


ジャンル3D武器格闘
対応機種PS3 Xbox 360 Xbox Wii GC PS2
開発Project Soul
販売バンダイナムコゲームス
ダウンロード版入手先PS3版

  • アクセシビリティ情報簡易表記
  1. 立体音響対応
  2. カーソル移動音等、各所へのシステムサウンドあり
  3. 振動演出あり


概要

ソウルキャリバーとはバンダイナムコゲームスがブランディングを行う1VS1形式の3D武器格闘シリーズであり、本作はその2作目*1に当たる。

1VS1で相対する戦いの形式は多くの格闘ゲームと同一ながら、スティックの上、もしくは下の入力により相手を衷心に回り込む動きとなる特徴があり、この動きをして3D空間内の移動が成立する。

この立体的な立ち回りをもってプレイする本作なのであるが、どのような状況でも自動的に相手の側へ操作キャラクターが向き直る動きとなることから、その挙動が視力の代用として機能。下記する他の要素と併せ本作は視力を用いずプレイ可能な3D対戦格闘の一つであるため、詳細を記す。

以下、PS3で発売されたHD版を基本に情報を記載する。*2


起動からタイトル画面まで

ソフト起動後、メーカーロゴとともにオープニングムービーが再生される。

その終了後、あるいはスタートボタンで同ムービーをスキップした場合、ソフト名がタイトルコールにより読み上げられる。

この状況がタイトル画面となり、この状態で丸ボタンを押すことでタイトルメニューへと遷移可能である


タイトルメニュー詳細

上下移動、循環あり、カーソル移動音あり。内容は次の通り。

  1. Original mode
  2. Online mode
  3. Extra Mode
  4. Weapon master
  5. Musium
  6. Option

Weapon Master

本作には、簡易なストーリーに即して各地を転戦しながらプレイを行うミッションモードが実装されている。

最初のステージがチュートリアルとなっているなど、本モードのプレイにより、本作のプレイスキルを累積した上達が叶うよう工夫されたモードとなる。


基本的な進行

基本は右方向へ現れるミッションを順にクリアしていく流れとなる。

場合により上下への分岐が現れる場合があるため、必要に応じてそちらのミッションもクリアしていくことで踏破率を向上する。

これら操作はカーソル移動音により状況の変化を全て把握可能であるため、その通知が結果視覚情報の代用となる。


はじまりの試練場

Weapon Master最初のミッションであり、画面に表示される指示を実行しつつキャラクターの基本的な動きを学ぶためのチュートリアルステージとなる。

チュートリアルメッセージはスタートボタンによりメッセージ送りが可能。

課題を達成すると「Perfect」とのボイスによるシステムアナウンスあり。

課題の内容は以下の通り。

  1. 視覚ボタン 横切り
  2. 三角ボタン 縦切り
  3. 丸ボタン キック
  4. 罰ボタン ガード (押し続ける)
  5. 接近 (右へ移動)
  6. 罰ボタンと四角ボタン同時押し 投げ
  7. 横切り
  8. 方向キーとガードボタンの同時入力を相手の攻撃に遭わせて実行 弾き
  9. R2ボタン ソウルチャージ

Weapon Masterモード メニュー

マップ移動画面でスタートボタンを押すことで次のメニューを表示可能。

カーソル移動音あり、循環あり。内容は次の通り。

  1. CLOSE (カーソル初期位置)
  2. Weapon select
  3. Character select
  4. Shop
  5. Reset (タイトル画面へ戻る)

なお、PS2,GC,Xbox版ではShopとResetの間にSaveがあり、そこからの手動セーブが可能。HD版の場合、Ressetで「はい」を選んだ時点で状況がセーブされる。


洞窟

Weapon Masterモード最中、ミッション開始とともにBGMが変化し異なるマップへ移動されることがある。

ここはダンジョン形式の連戦ミッションとなっており、やはりこれまでと同様方向キーで移動しながらミッションをクリアしつつ、先へ進むこととなる。

移動可能な最も奥の敵を打倒することで、さらに1マス移動の可能な領域が出現するため、その繰り返しによりマップを開拓し、ステージ全体の踏破を目指す。


HD版の特徴

PS3で発売された『ソウルキャリバーII HD ONLINE』は欧州版準拠の移植となる。登場キャラクターの追加やゲームバランス調整、ウェポンマスターモードの難易度が国内盤に比較し大きく上昇した点を特徴とする。


総評

立体音響、アクションごとに設定された効果音とボイス、状況に合わせ適切に出力される振動演出、メニュー効果音。

こうしたゲーム内インターフェイスをあらゆる方向に徹底し構造された結果として、本作の実現したプレイ環境は画面上の映像以外にも多彩なフィードバックをプレイヤーにもたらし、結果、視覚を用いずプレイ可能となったこの事実は特筆される。

さらにこの事実は、熟練による「効果音による相手の挙動と位置の把握」を可能とし、視力を用いない状態での熟練や上達が一定量可能であることは特徴として考えられる本作に出色の点である。

一方、BGMや舞台設定から生じる美麗な演出は本作に生じるクラシックな魅力を強めており、本作が気負わずプレイ可能なタイトルであることを世界観として描く機能を果たしている点がユニークであり、その一貫した演出からも各所のUIへの推定が立ちやすい構造を持つ。このことからも、本作が視力を用いずプレイするに際して敷居の低さを有するタイトルであるといえる。


関連、参考リンク


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*1 ソウルキャリバーシリーズとしては2作目であるが、PSで発売された「ソウルエッジ」を含めた場合、本作はシリーズ3作目となる
*2 他騎手版についてもほぼ同様の仕様であるため、本稿の内容をプレイの参考に利用可能

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Last-modified: 2017-05-21 (日) 07:52:00 (2526d)